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地方財政ダッシュボード

東京都新島村の財政状況(2019年度)

東京都新島村の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

平成17年度(0.37)を境に減少し平成26年度以降0.22で横這いとなっていたが、0.1ポイント減少し0.21ポイントとなった。税収は0.1ポイント増となったが、社会福祉費、地方債償還の増等により基準財政需要額が増加したことにより減少した。今後においても高齢化に伴う人口減による就業人口の減少が予想されるため、減少傾向が継続すると見込まれる。村税の滞納解消及び、徴収率の向上により一般財源の確保に努めるとともに、歳出抑制に努めていく必要がある。

経常収支比率の分析欄

昨年度から0.9ポイントの減と改善は見られたが依然高い水準にある。分母である経常収入一般財源は、地方特例交付金、地方交付税交付金の増等により0.2ポイントの増となり、分子である経常経費充当一般財源額が公債費、繰出金、維持補修費の減により0.9ポイント減となったことにより減少した。短期的な村税の増収等は困難であるため、一般事務経費や施設管理経費等削減に努めるとともに、事業の見直し等を行い、経常経費の抑制に努める必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

主な増要因は、人件費は選挙、台風災害による時間外勤務手当等により2.6ポイントの増、物件費は災害ごみ処理運搬事業、道路台帳システム整備等により16.3ポイントの大幅な増となっている。令和元年度においては、台風災害により災害ごみ処理運搬事業に係る賃金、重機使用料、委託料等の物件費が大きくかかっており、本数値を押し上げている。今後についても、人口減等により数値の上昇が見込まれるため、既存事業の見直しを行い、削減に努める必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

団塊世代の職員が定年退職した平成25年度以降は低い数値となっており、全国平均、類似団体平均共に大きく下回っている。人事院勧告の遵守を基本に給与改定を行っており、今後も実状との乖離が無いように適切な指数を堅持する。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

有人離島2島を有することから、重複施設への人員配置や島間を結ぶ連絡船運営等の特殊な環境により行政規模から比較した職員数は必然的に多くなっている。採用抑制等により一般行政職は減少したが、事務移譲等によるニーズによる専門職の増により大幅な削減は困難な状況にある。今後も同規模で推移すると考えられるが、事務移譲や新たな義務事業の増加によっては上振れの可能性もある。現状ベースでは事業見直しや施設整理等の検討を行い、計画に基づいた総職員数の削減に努めていく必要がある。

実質公債費比率の分析欄

対前年度0.6ポイント減と改善が見られたが、ほぼ横ばいで推移している。主要因としては、分子の準元利償還金のうち下水道及び簡易水道に対する準元利償還金の減、分母で辺地債、過疎債の償還額減による災害復旧費等に係る基準財政需要額の減によるものである。今後、新焼却場借入の元金償還増、式根島下水道整備に係る借入れに伴う準元利償還金の増等により数値の悪化が見込まれるため、有利起債の活用及び慎重な起債計画を行い、急激に上昇することの無いよう起債運用を行う。

将来負担比率の分析欄

現在は数値として将来負担比率は現れておらず健全な状況となっており、地方債の現在高としては0.5ポイントの減となっているが、基金の取崩しを行っており、充当可能基金残高は10.7ポイントの減となっている。今後、施設更新に伴う新規借入及び、基金の取崩しが見込まれ、指数の悪化が想定される。将来に負担を残さないよう事業精査を行い、健全な財政運営に努める必要がある。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

欠員部署への人員補充等の増により前年度と比較し、1.9ポイント上昇している。全国平均、類似団体平均と比較し高い数値を示しているが、行政区に2島の有人離島を持つ特殊事情があり、各島に行政サービスが必要であるためである。このほか、島間の離島航路確保による影響が大きいが、生活インフラのため廃止は出来ず、今後も抜本的な解消は困難であるが、総職員数の抑制、手当等の見直しを含め、削減に努める必要がある。

物件費の分析欄

対前年1.4ポイント増となり依然高い水準にあり、主な増要因は道路台帳システム整備事業の実施等によるものである。また、2島を有し海洋を隔てており、保育所・学校・衛生施設・支所等、行政施設の重複による運営経費等により全国及び類似団体と比較し高い水準となる要因となっている。性質上抜本的な改善は困難であるが、公共施設総合管理計画を基に、コスト管理を行い、経費の削減に努める必要がある。

扶助費の分析欄

全国平均、類似団体平均と比較し大きく下回っている。概ね国の施策によるものであるが、少子化対策に係る医療費・給食費及び学用品助成等の村独自事業も実施している。障害者に対する扶助費は島外施設への入所者増に伴い増加傾向にあるため、独自事業については、計画段階で十分な精査を行い、少子化・人口減少対策等地方創生対策として真に必要な施策に対しては重点的に取り組む必要がある。

その他の分析欄

その他の経常収支比率は、類似団体平均を1.5ポイント上回っているが、昨年度比3.3ポイント減少している。主な減要因は、介護保険事業に対する繰出金に対し、高齢者対策基金を充当したこと及び、下水道会計に対する赤字繰出の減少によるものである。下水道会計は整備途上であるが、今後、赤字補てんが増加する見込みのため、接続率向上及び、料金改定を行い、会計内収支の改善が必要となる。

補助費等の分析欄

多くがイベント及び各団体等に対する負担金及び補助金であり、対前年比0.1ポイントの減となっている。台風災害により、イベント等が減少したが、社会福祉協議会への補助及び、島外受診交通費等助成の開始により、ほぼ横ばいとなっている。全国平均・類似団体平均共に大きく下回っているが、効果等を検証し、効果の薄いものについては廃止し、必要な施策への重点的な実施を検討する必要がある。

公債費の分析欄

全国平均、類似団体平均と比較し下回った状態が続いており、対前年0.7ポイント減となっている。主な減要因は、平成23年度借入れ特養ホーム増床事業、連絡船建造事業の償還完了によるものである。光回線島内網整備事業、新焼却場建設に係る元金償還開始に伴い今後上昇するため、弾力的な財政構造を維持し、将来に負担を残さないよう、残高と借入のバランスを注視し計画的な起債運用を行う。

公債費以外の分析欄

類似団体平均を4.7ポイント上回っている。これは主に人件費・物件費によるものであり、島間連絡船運営や施設の重複整備・運営など2島1村である地理的な特殊事情に起因するものである。生活インフラに係るものであり廃止等の措置が取れないため抜本的な改善は困難であるが、運営コストの削減、使用料等の適正な徴収により財政運営の健全化に努める必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

財政調整基金は平成23年度に残高としてピークを迎えたが、、平成28~30年度新焼却場新築事業の補助減額等への財源補完として取り崩しを行っており、また、道路台帳システム導入等大型の単独事業の実施に伴い減少している。実質収支が4.68ポイント増となっているが、これは実質収支額が56.2ポイント増となったためである。しかし、平成29年度から3ヵ年連続で実質単度収支はマイナス値となっている。基金残高の減少もあり厳しい状況であるため、適正な予算管理が必要となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

現状では、一般会計からの赤字補てんにより数値上赤字が生じている会計はないが、単独での黒字会計である簡易水道事業会計においても、高齢化及び人口減少による使用料収入の減少、公営企業法適用等に係る経費増のため、今後収支の悪化が想定される。診療所会計においても高齢化及び人口減少による診療収入の減、人件費・運営費の増により平成28年度以降は赤字経営となっている。各保険事業についてはルールに基づく操出しを行っているが、国保事業会計については、多額の赤字補てん繰出しが継続しているため、保険料率の改定を行い、会計内での収支状況の改善が必要となっている。。下水道事業では令和2年以降、式根島地区の下水道整備事業が本格化するが、会計年度任用職員制度等の新たな財政需要により一般会計で他会計を支えきれない状況となることも想定されるため、各会計において、使用料・税等改定を行い収入の確保に努め堅実な事業実施、経営を行う必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

辺地債(平成20年度借入連絡船建造事業・特養ホーム増床)の償還完了により、元利償還金等は減少したが、辺地債償還額が減少し、過疎債償還額(平成27年度借入中学校移転新築事業)が増加したため、交付税措置率の低い償還が増加した。このため、歳入公債費等が減少し、実質公債費率の分子が増加した。現在は低い数値となっているが、令和元年度を底に令和2年度以降は過疎債(新焼却場建設)・辺地債(光回線島内網整備)等の元金償還が始まり、今後、式根島下水道整備事業で多額の借入れによる償還増が見込まれるため、有利起債の活用、基金の併用等により健全な財政運営に努める必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

将来負担比率の分子の増は、充当可能財源等のうち、充当可能基金の減少が主要因である。これは、津波避難タワー等の大型事業に対する公共施設整備基金、介護保険事業への繰出しに対する高齢者福祉対策基金の充当により、基金残高-10.7ポイントと大きく基金の取崩しを行ったためである。今後も、会計年度任用職員制度等による需要増、各種大型事業の実施に伴い、財源不足に対応するための基金の減少も想定されるため、将来に負担を残さないよう、辺地・過疎等の有利起債を活用するとともに、可能な限り基金への繰戻し、積立てを行い、指標と逸脱しないよう健全な財政運営に努める必要がある。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)基金残高の減要因としては、令和元年台風15号・19号災害復旧による需要増及び、台風被害により工期延長し繰越事業となった津波避難タワー建設事業に対する補助財源の減少、道路台帳デジタル化事業等の村単独事業の増加による財源不足補完として、大きく取り崩したことによるものである。増要因としては、村有地払下に伴う土地売払い収入の土地開発基金への積立て及び、ふるさと創生基金を活用し貸付を行った産業団体からの返済に伴う積立てである。(今後の方針)平成29年度以降3年連続の減少となっている。今後、連絡船更新事業及び庁舎移転等の大型事業が計画されているため、事業実施にあたり基金積立てが必要となる。各種事業実施にあたっては国庫・都費等の財源を積極的に取得し、辺地債・過疎債等の有利起債の活用を行い基金の取崩しを抑える。また、既存事業のスリム化を図り経常経費の抑制を図り、可能な限り基金の繰戻し、積立てを行う。

財政調整基金

(増減理由)財政調整基金の減少は、台風被害復旧に係る需要増、道路台帳デジタル化事業等村単独事業の実施に伴う財源不足に対応するため、財政調整基金の取崩しを行ったためである。(今後の方針)各種事業実施にあたり、国庫・都費等の財源を確実に確保し、財源の無いものについては、辺地債・過疎債等の有利起債の活用を行い基金の取崩しを抑え、6億円を目標に可能な限り繰戻しを行う。

減債基金

(増減理由)平成30年度は基金預金利子の積立てによる増となっており取崩しは無い。(今後の方針)繰上げ償還等の発生時の財源として可能な限り同程度を堅持していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設整備基金は地域防災対策事業、土地改良事業、住民センター空調更新事業に充当を行った。高齢者福祉対策基金は、介護保険事業への繰出しに充当を行った。(増減理由)公共施設整備基金は津波避難路設置事業、台風被害の影響により繰越事業となり充当財源である補助金等が減額した津波避難タワー建築等の財源不足に対応するため、16.7ポイントの減となった。高齢者福祉対策基金は、介護保険事業への繰出しに対し充当を行った。従前は一般財源で対応していたところであるが、台風災害等による財源不足に対応するため、17.5ポイントの減となった。土地開発基金は村有地の払下に伴う土地売却収入に伴い、積立てを行った。ふるさと創生基金は貸付団体からの償還に伴い、積立てを行った。(今後の方針)今後も、公共施設老朽化に伴う大規模改修、移設新築及び既存施設の解体等が想定される。辺地債・過疎債等の有利起債の活用と共に、不足財源に対し公共施設整備基金、土地開発基金等を友好的に活用していく。また、役場本庁舎老朽化に伴う建替えに備え、庁舎建設基金への積立て、連絡船更新に備え、連絡船建造基金への積立てを行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体内平均値を下回っているが、これは新たな施設整備によるもののほかに、当村が2島1村という特殊な行政区であり、それぞれの島に保育所・学校・住宅・焼却施設・保健衛生施設等があることも要因の一つとして考えられる。今後老朽化や台風・豪雨災害等による施設への影響が見込まれることから適切な維持管理が課題となる。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は343.1%であり、類似団体と比較して債務償還能力は高いと考えられるが、式根島高齢者福祉拠点施設整備事業などの大規模事業や、令和元年度の台風15号と19号の被害に伴う災害復旧事業の起債借入によって、昨年度よりも52.2%増加しており、今後に特定環境保全公共下水道事業(式根島地区)などの大規模事業の起債借入が見込まれるため、堅実な起債計画と業務支出の削減を行い、健全な財政運営に努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は類似団体内平均値同様となっており、有形固定資産減価償却率については類似団体内平均値を下回っている。有形固定資産減価償却率の減少については、新たに津波避難路の整備工事や高齢者福祉施設建設を行ったことによるものである。高齢者福祉施設については起債借入を行っており今後将来負担比率の増加が見込まれる。また、減価償却が進み有形固定資産減価償却率が上がれば、施設の更新や改修が必要となり、それによる新たな起債借入で将来負担比率が増加する可能性があることから、施設維持管理と財政判断がより重要となる。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費率が昨年度より低くなっていることについては、今年度から新たに償還が始まった額に比べ、前年度に償還が完了した額が多かったためであると考えられる。類似団体内平均値同様となっている将来負担比率については、今後も特定環境保全公共下水道事業や災害復旧等による大規模事業や施設更新、改修等による起債借入によって増加が見込まれ、財政運営はより厳しいものになると考えられる。基金の併用運用等によって起債額を抑え健全な財政運営に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

東京都新島村の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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