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地方財政ダッシュボード

千葉県香取市の財政状況(2013年度)

🏠香取市

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

前年度同値の0.55となっている。長引く景気の低迷に加え、東日本大震災による影響、人口の減少を受け、税収の減少が続いているため、右肩下がりで推移している。全国平均を上回っているものの、類似団体平均及び県平均を下回っており、財政基盤が強いとはいえない。今後も集中改革プランの推進により、定員管理の適正化及び地方税徴収対策の一層の強化等を図り、財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

前年度から1.4ポイント低下し、81.9%となっている。歳入において地方税や株式等譲渡所得割交付金の増加があった一方、歳出で人件費や補助費等の減少があった。引き続き、市債借入の抑制及び人件費や補助費等の削減を図り、経常経費の縮減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

各種平均を下回っている要因は、ごみ処理業務や消防業務等を一部事務組合で行っていることが挙げられる。一部事務組合の人件費・物件費等に充当する負担金を合計した場合、人口一人当たりの金額は、大幅に増加することから、一部事務組合を含む経費の抑制を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

職員構成の変動や給料水準の高い年齢層の退職等により、国の時限的な(2年間)給与改定特例法による減額措置がないとした場合の数値は、101.1であり、前年度との比較では8.2ポイント減少したが、依然として各種平均を上回っているため、引き続き給与制度の適正な運用に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数が、609人(平成25.4.1)→601人(平成26.4.1)と8人減少したが、依然として各種平均を上回っていることから、引き続き、定員管理の適正化に努めるとともに、効率的な組織体制の構築及び民間委託の推進等により、第2次定員適正化計画(平成23年度~平成27年度)の達成を目指す。

実質公債費比率の分析欄

公営企業の東日本大震災に係る災害復旧費の減少に伴う純元利償還金の減少及び、一部事務組合で償還完了の地方債が多かったことにより、0.5ポイント改善し、10.0%となっている。ポイントは少しずつ改善されているが、依然、類似団体平均を上回っており、今後も地方債の計画的発行に努める。

将来負担比率の分析欄

算定の分子である将来負担額において、臨時財政対策債や合併特例債の活用により地方債残高が増加したが、普通交付税算入額の増加、財政調整基金等の積み増しにより充当可能基金も増加した。分母である標準財政規模が前年度より増加しており、比率は11.8ポイント減少した。退職金相当の累積債務が多いため全国及び県平均より高い数値であるが、行財政運営の健全化を図り、類似団体平均値へ近づけられるよう努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

前年度から2.2ポイント低下し、22.9%となっている。各種平均を上回っているが、引き続き職員定数管理の適正化及び職員数の削減等により人件費の縮減に努める。

物件費の分析欄

各種平均と比べ、かなり低くなっている要因は、ごみ処理業務や消防業務等を一部事務組合で行っていることが挙げれる。また、学校給食センター業務や新設の小見川市民センター施設管理業務の委託などが影響し、物件費総額は増加しており、引き続き経常経費の抑制に努める。

扶助費の分析欄

各種平均より低くなっているが、今後も高齢化の進展や生活保護費等の増加が見込まれることから、資格審査の適正化等を図りつつ、適正な給付に努める。

その他の分析欄

前年度から0.2ポイント上昇している要因は、特別会計への経常的繰出金の増加があったことが挙げられる。

補助費等の分析欄

ごみ処理業務や消防業務等を一部事務組合で行っていることから、公債費、物件費とは逆に各種平均と比べ高くなっている。引き続き、一部事務組合における経常経費の抑制を図る。

公債費の分析欄

各種平均と比べ、かなり低くなっている要因は、ごみ処理業務や消防業務等を一部事務組合で行っていることが挙げられる。今後、臨時財政対策債のほか、懸案事業等合併関連事業の新規発行分の元金償還が発生することに伴い、増加が見込まれる。

公債費以外の分析欄

扶助費、物件費が微増するも、人件費、その他の減が大きく、前年度比較で、2.0ポイント減となっている。今後は分母となる歳入の経常一般財源等も減少が見込まれることから、引き続き経常経費の抑制に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

財政調整基金は決算剰余金の処分により増加している。H24に引き続きH25も財政調整基金の取崩しを行っているが、H25は基金積立、市債の繰上償還を実施しており、実質単年度収支が正数となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

各会計において、赤字が生じておらず、公営企業会計においても資金不足が生じていないため、連結実質赤字比率は算出されていない。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

元利償還金について、臨時財政対策債、合併特例債が増えているが、公営企業債の元利償還金に対する繰入金が東日本大震災に係る災害復旧費の減少により減額、一部事務組合において償還完了による負担金の減少から、元利償還金等は全体として減少している。一方、控除する算入公債費等については、臨時財政対策債や合併特例債分の増加があることから、実質公債費比率の分子は減少した。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債現在高は、臨時財政対策債及び合併特例債が増えている。しかし、債務負担行為支出予定額等が減少しているほか、充当可能財源等においては、財政調整基金等の増や臨時財政対策債及び合併特例債分の基準財政需要額算入見込額が増加し、結果、将来負担比率の分子は減少している。なお、近年若干減少傾向だが、依然として退職手当負担見込額の割合が多い状況にある。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,