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地方財政ダッシュボード

群馬県安中市の財政状況(2020年度)

群馬県安中市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

安中市水道事業末端給水事業病院事業公立碓氷病院下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

前年度に引き続いて基準財政収入額、基準財政需要額とも増加となり、数値も0.1ポイント改善した。類似団体平均と比べて0.04ポイント上回っているが、これは法人税収の影響が大きいと考えられる。今後は新型コロナウイルス感染症などに対応すべく、事業の見直しや適正な定員管理による歳出削減、徴収業務の強化や未利用公有地の処分・活用による歳入確保など財政基盤の強化がさらに必要となっている。

経常収支比率の分析欄

前年度と比較すると経常収支比率は類似団体平均と同数値まで改善してきているが、依然として90%を超える水準となっている。景気の動向に左右されやすい法人税収への依存度が高いことを考えると、景気が悪化した際に経常収支比率が一気に悪化する可能性が高い。引き続き事業の見直しを行い、経常経費の削減に努める必要がある。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度と比較すると、会計年度任用職員制度の施行により物件費は減少しているが、新型コロナウイルス対策等の影響により人件費が増加したため、全体では増加している。類似団体平均は下回っているが、今後も人口の減少が見込まれるため、一人当たりの額が増加する可能性が高い。引き続き業務の効率化や適正な職員配置による経費削減が必要である。

ラスパイレス指数の分析欄

例年通り類似団体平均とほぼ同じ数値となり、平均的な水準といえる。今後とも国や近隣市町村の動向を踏まえ、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数はR1:414人→R2:411人と3人減少したが、市の人口も減少したため、人口1,000人当たりの職員数は増加する結果となった。現状は類似団体平均と同程度であるが、今後も維持できるよう事業の見直しや業務効率化を進めていく必要がある。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は前年度から0.1ポイント悪化したが、これは3ヵ年平均の数値であり、単年度で比べると令和2年度は前年度より0.6ポイント好転している(H29:7.97、H30:8.31、R1:8.78、R2:8.17)。要因としては市債の元利償還金が減少したことがあげられるが、公債費は30億円近い水準で続いており、依然として類似団体平均を2ポイント上回っている。今後も類似団体の平均水準を目安として、新規発行の抑制と利子負担の軽減に努めていく必要がある。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は前年度の2.5%から皆減となり改善された。主な要因としては地方債の元金償還額が新規発行額を上回ったことにより地方債現在高が減少したこと、財政調整基金等の充当可能基金が増加したことがあげられる。今後も引き続き将来負担額を抑えるため、新規地方債発行事業の適正化を図り、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

会計年度任用職員制度の施行により、これまで賃金(物件費)に計上していたものが報酬(人件費)へ移行したため、人件費が1.9ポイント増加した。類似団体平均と比べると低い水準にあるが、今後の税収規模の縮小を考慮すると、引き続き行財政改革を進める中で人件費の削減が必要である。

物件費の分析欄

前年度と比べて1.4ポイント減少し、類似団体平均を2.4ポイント下回っている。これは、会計年度任用職員制度の施行により、賃金が減少したことが主な要因であるが、他の支出についても減少傾向にある。今後も委託業務の見直し等、引き続き事務の改善に努める。

扶助費の分析欄

扶助費は0.8ポイント減少し、類似団体平均を下回っている。前年度と比べて事業費が減少しているものの、恒常的に低い水準を維持するとは考えにくいため、引き続き事業の見直しを行い、適切な給付に努める必要がある。

その他の分析欄

指標は2.7ポイント改善したが、依然として類似団体平均を1.1ポイント上回っている。主な要因としては公共下水道事業が公営企業会計に移行したことによる繰出金の減額があげられる。維持補修費は前年度と同数値となっているが、今後の施設の老朽化に多額の費用が必要となる見込みのため、施設の取捨選択を含め計画を立てる必要がある。

補助費等の分析欄

前年度に比べて0.4ポイント増加し、類似団体平均も0.8ポイント上回っている。これは、公共下水道事業が公営企業会計に移行したことにより繰出金から負担金に振り替えたことが大きな要因となっている。また、病院事業会計負担金は一部を臨時経費に振り替えたため、経常経費としては減少したが、総額はほぼ横ばいのままである。今後は各企業会計の経営状況の改善を図って、負担金を削減することが必要となる。

公債費の分析欄

近年約30億円の支出が続いており、依然として経常一般財源に対する公債費の比率が高い状態が続いている。前年度と比べると0.2ポイント減少したが、類似団体平均と比べて2.6ポイント上回っており、将来負担比率を好転させるという面はあるものの、経常収支比率の改善を阻む一因ともなっている。今後も数年間は同水準の公債費が見込まれるため、起債対象事業の精査を厳しくし、地方債の発行の抑制に努める必要がある。

公債費以外の分析欄

前年度と比較して2.6ポイント減少し、類似団体平均を下回ることとなった。この指標の改善に油断することなく、引き続き経常経費の削減を図り、義務的経費を含むすべての経費において見直しに取り組む必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

実質収支は8.8億円から11.7億円に好転し、単年度収支も2.9億円の黒字となった。しかし財政調整基金を3億円取崩しているため、実質単年度収支はマイナスとなっている。引き続き経常経費を是正し、基金の取崩しに依存した財政状況から脱却する必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

前年度に引き続き、各会計とも黒字を維持しており、全体の標準財政規模比合計も増加した。公共下水道事業が公営企業会計に移行したことにより、その他会計(黒字)が皆減、下水道事業会計が皆増となった。なお、一般会計は、前年度は取崩しが無かったが、令和2年度は財政調整基金を3億円取り崩している(標準財政規模比:1.92%)。また、病院事業会計は、依然として基準外繰入が多く、病院への基準外繰出が一般会計の財政を悪化させている要因の一つであり、収支改善や改革の取り組みが引き続き課題である。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

元利償還金の減少等により、令和元年度と比べて実質公債費比率は改善した。近年は建設事業の厳選により、地方債発行額自体を大幅に抑えることができており、今後の公債費増加抑制にある程度効果が期待される。今後も引き続き、公債費をコントロールする観点からも、建設事業量を計画的に管理し、公債費の平準化を図ることが重要である。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

令和2年度は地方債発行が13.3億円に対し、公債費の償還元金が28.4億円と償還額が大幅に上回ったため、地方債現在高は15.1億円減少し、比率も改善した。将来負担は新発債を抑制すればすぐに減少するが、新発債の発行状況によっては容易に比率が悪化に転じる状況である。財源の不足に対しては、交付税措置のない地方債に頼るより、税収の減収から考えても公債費以外も含めた歳出規模の是正が必要である。将来負担を増大させないために、基金に頼らず地方債残高を抑制することが重要である。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)・令和2年度末の基金残高は、普通会計で約94億円となっており、前年度末から2億8千万円の増加となっている。・主な要因としては、財政調整基金が約1億4千万円の増加、庁舎建設基金が約1億円の増加などがある。(今後の方針)・財政調整基金は、歳入の変動に備えるため現在の残高水準を確保する。・資産の有効活用のため、特定目的基金で役目を終えたものがあれば整理していく。

財政調整基金

(増減理由)・令和2年度末の基金残高は、約56億5千万円となっており、前年度末から約1億4千万円の増加となっている。・これは、前年度決算剰余金の積立額が取崩し額を上回ったことによる。(今後の方針)・本市の歳入は景気動向・企業業績に影響されやすい市税(法人市民税)の割合が高く、コントロールできないため、市税の減少が数年続いた場合に予算編成に支障が生じるおそれがある。歳出の抑制によって取崩しを減らし、現在の残高を維持することが必要である。

減債基金

(増減理由)・令和2年度末の基金残高は、約5億4千万円となっており、前年度末からほぼ変動がない。・これは、積立は利息のみで、取崩しを行わなかったことが要因である。(今後の方針)・今後、長寿命化対策等で見込まれる公債費の増加に対応するため、財政調整基金と併せて残高を維持することが必要である。

その他特定目的基金

(基金の使途)・地域振興基金:市民の連帯の強化及び地域振興に充てるため・職員退職手当基金:職員の退職手当の財源に充てるため・庁舎建設基金:庁舎建設に必要な財源の確保に資するため・福祉基金:安中市の福祉事業の推進を図るため・ふるさと創生基金:地域づくりに必要な財源の確保に資するため(増減理由)・庁舎建設基金は庁舎の建て替えに備えて、平成28年度から毎年度1億ずつ積み立てている。・福祉基金は高齢者タクシー料金補助等の財源として取り崩している。・職員退職手当基金は一定のルールにより取崩しと積立を行っている。・ふるさと創生基金はふるさと納税の目的に沿った事業へ充当するため積み立てており、事業実施とともに取り崩している。(今後の方針)・庁舎建設基金は積立額を増やし、今後予定している新庁舎建設に必要な財源を確保していく。・利子の積立しか動きのない基金が多く存在するため、役目を終えた基金を整理していく。・公共施設等の更新・改修等に要する経費の財源を確保するため、公共施設等整備基金を新設し、今後見込まれる財政支出に備える。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産の取得価額で道路が全体の約半分を占めるが、その道路の中でも4割強が道路台帳が整備された昭和62年3月を取得年月日としているため、道路の有形固定資産減価償却率は類似団体平均より低い数字となっている。また、そのことが全体の有形固定資産減価償却率も引き下げていると推測される。

債務償還比率の分析欄

平成27年度まで集中的に行っていた学校施設の耐震補強などの事業の起債の影響で、比率の分子である将来負担額を増大させていたが、近年は新発債を抑えることで地方債残高は減少傾向にあり、債務償還比率も類似団体平均を下回っている。しかし、今後は庁舎の建て替えや各施設の老朽化対策など、地方債残高の増加が見込まれるため、慎重な財政運営を行う必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

交付税措置のない地方債は極力起債しない方針で地方債の発行を行っていること、地方債の償還期間が比較的短いこと、学校等の耐震改修・大規模改修事業が平成27年度までにほぼ終了し、その後は新発債を抑止できていることなどから、将来負担比率は減少傾向となり、令和2年度ではマイナスとなった。しかし、今後は庁舎の建て替えや施設の老朽化に対する経費の増加などが想定されるため、公共施設等総合管理計画や個別施設計画に基づいて適正な事業の推進に努める必要がある。また、有形固定資産減価償却率については、前述のとおり、道路により数値が下がっていると推測される。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率については上記の理由等により、比率が減少傾向にあると推測される。実質公債費比率については、類似団体の数値は年々減少していく中、安中市は増加を続けている。これは平成27年度まで学校施設の耐震補強等の事業が続いていたこと、比較的償還期間を短く設定した地方債が多いことの影響が大きいと考えられる。今後も庁舎の建て替えなどの大規模事業により各比率への影響が想定されるため、長期的な計画に基づく適正な財政運営に努める必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

群馬県安中市の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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