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地方財政ダッシュボード

群馬県安中市の財政状況(2018年度)

群馬県安中市の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

安中市水道事業末端給水事業病院事業公立碓氷病院下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

・基準財政収入額:法人税割が増加(1.3億円)、全体でも増加となった(1.5億円)。・基準財政需要額:需要額全体では増加となった(1.0億円)。収入額・需要額とも同程度の増加だが、増加率は収入額の方が大きいため、単年度の数値は微増となった(H29:0.783→H30:0.789)。3ヵ年平均は、前年と変わらずであった。依然として類似団体平均以上だが、法人税制の影響が大きいと考えられ、法人税割が強く歳入に余裕があるとの認識は、類似団体並みであると改め、歳出も類似団体並みに縮小することが急務である。

経常収支比率の分析欄

平成29年度・平成30年度と経常収支比率は改善してきているが、全国平均、県内平均と比較すると依然として悪い数字である。今回の比率改善は一時的に経常一般財源が増加したためと考えるのが妥当であり、構造的な変革は起きていない。景気の動向に左右されやすい法人税割への依存度が高いことを考えると経常経費を今まで以上に削減しなければ、景気が悪化した際に経常収支比率が一気に悪化する可能性が高い。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

住基人口は800人弱減少しており、これは悪化要因になりえるが、平成28年度・平成29年度同様ごみ処理施設の設備改修中で定期修繕が発生していないため維持補修に関する費用が低い水準を維持しているため、指標値は若干改善している。人件費は退職者の増による退職手当の増加により全体としても増加したが、退職手当以外はほぼ前年並みである。ごみ処理施設の改修が終了したこと、庁舎の老朽化による修繕料の増加なども見込まれるため、人口の減少に合わせて経費の削減が必要不可欠である。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体平均とほぼ同じ数値となり、平均的な水準といえる。今後も国や近隣市町村の動向を踏まえ、給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数はH29:427人→H30:418人と9人減少したが、市の人口はH29:58,950人→H30:58,239人と811人減少したため、人口1,000人当たりの職員数は増加する結果となった。現状は類似団体平均と同程度であるが、ここから乖離しすぎることのないよう注意し、事業の見直しや業務効率化を進めていきたい。

実質公債費比率の分析欄

公債費は平成29年度から微減の29.7億円となり、比率は0.2ポイント悪化した。公債費は今後しばらくは30億円近い水準で続く見込であり、標準財政規模150億円の約20%にもなる公債費は経常収支比率の改善が進まない要因一つである。類似団体の水準を一つの目安として新発債の抑制に計画的に取り組む必要がある。

将来負担比率の分析欄

充当可能財源の減(-6.5億円)以上に将来負担額の減(-12.1億円)となったため、将来負担比率は大幅に改善した。毎年の償還元金が大きいため、地方債現在高は今後も減少していく見込であるが、基金も取り崩している。借金の返済のため貯金を取り崩している状況であり、そのバランス次第では改善から悪化へ大きく変動する可能性もある。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

退職手当が増えたことにより(1.2億円)、比率は悪化した。退職手当を除けば29年度と比較して減少している(0.1億円)が、現在の財政構造、経常収支比率等を考慮すると退職手当分以外の人件費の縮小が必要といえる。

物件費の分析欄

比率は改善したが、支出額では0.8億円の減少にとどまっている。今後も委託業務の見直しや臨時職員の削減等、引き続き事務の改善に努め、数値改善に向け取り組みたい。

扶助費の分析欄

扶助費の比率は変化ないが、額ではH29年度から1.1億円の減少となった。しかし類似団体平均より手厚い状況は変わっていない。単独事業や上乗せ分が多く、受益者負担が少ない、といった見直し・削減の余地があると思われる。現在の財政状況を考えると扶助費も見直し・削減を進める必要がある。

その他の分析欄

数値は改善しているが、繰出金はH29年度と比較して0.4億円金額が増加している。増加の要因は前回に分析した通り、増加の要因の一つが介護保険特会・後期高齢者医療特会への繰出の増加である。また、維持補修費については今後は老朽化した庁舎等に多額の経費が必要になる見込みであるため、施設の統廃合の議論を進め、特会の財政状況を注視し、経常経費削減に努めたい。

補助費等の分析欄

H29年度と比較して1.3億円の減と数値は改善してきているが、依然として県平均・全国平均よりも悪く、類似団体内順位も低い状況である。また、数値を悪化させている要因の一つは病院事業へお負担金だが、病院事業ではこの状況を改善する取組を進めているところだが、効果が現れるまで年数を要する。既存の補助金等の見直しを同時並行で推進する必要がある。

公債費の分析欄

平成29年度と比較して比率が多少改善したものの、依然として経常一般財源に対する公債費の比率が高い状態が続いている。経常一般財源の2割近くを占める公債費は類似団体と比べても多く、経常収支比率の改善を阻む一因となっている。今後も数年間は同水準の公債費が見込まれるため、地方債の発行抑制に努める必要がある。

公債費以外の分析欄

数値は改善したが、依然として類似団体内順位は下位半分の範囲内である。人件費は退職手当の増加により額が増えたが、扶助費、物件費、補助費等は額が減少している。この数値の改善に油断することなく、今後も経常経費を今まで以上に削減し、義務的経費を含むすべての経費において縮小の方向性で見直しに取り組んでいく必要がある。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

実質収支が8.2億円から8億円に悪化し、単年度収支が赤字となっているが、財政調整基金の取崩し額がそれ以上に減少(H29:7億→H30:3億)しているため、実質単年度収支は改善している。財政調整基金の残高が増加したとはいえ、その額はわずかであり、早期に経常経費を是正し、基金の取崩しに依存した財政状況から脱却する必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

各会計とも黒字を維持しているが、平成29年度では平成24年度以降の標準財政規模比の縮小傾向の一部緩和がみられたが、平成30年度では再び縮小傾向が表れてしまっている。また、依然として一般会計の黒字は財政調整基金の取り崩しによるためである(3億円、標準財政規模比1.99%)。また、病院事業会計は依然として基準外繰入が多く(約4.3億円、標準財政規模比2.86%)、病院への基準外操出が一般会計の基金取崩しの要因の一つである。収支改善や改革の取組が引き続き喫緊の課題である。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

依然として30億円弱になる元利償還金が原因となり、前回に続き実質公債費比率は悪化した。ただし、平成30年度は建設事業の厳選により地方債発行額自体を大幅に抑えることができており、今後の公債費増加抑制にはある程度効果が期待される。今後は、公債費をコントロールする観点からも、建設事業量を計画的に管理し、平準化していくことが必要になっていく。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

平成30年度は地方債発行が21.3億円に対し、公債費の償還元金28.3億円と償還額が上回ったため、地方債現在高は7.0億円減少し、比率も好転した。将来負担は新発債を抑制すればすぐに減少するが、新発債の発行状況によっては容易に比率が悪化に転じる状況である。財源の不足に対しては、交付税措置のない地方債に頼るよりは、税収の減少から考えても、公債費以外も含めた歳出規模の是正が必要である。将来負担を増大させないために、基金に頼らず地方債残高を抑制することが重要である。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金は平成29年度と比較して残高が増加(1.1億円)しているが、長期的に見れば、基金全体では主に財政調整基金の取崩しが増加し、基金残高は減少傾向にある。(今後の方針)財政調整基金は、歳入の変動に備えるため現在の水準を確保する。資産の有効活用のため、特定目的基金で役目を終えたものがあれば整理する方向で検討している。

財政調整基金

(増減理由)経常経費の増加に対応する形で取崩しが増えており、平成29年度と比較してH30年度では1.1億円増加したものの、平成27年度(60億強)と比較すると9.2億円も減少している。(今後の方針)本市の歳入は景気動向・企業業績に影響されやすい市税(法人市民税)の割合が高く、コントロールできないため、市税の減少が数年続いた場合に予算編成に支障が生じるおそれがある。歳出の抑制によって取崩しを減らし、現在の水準を維持したい。

減債基金

(増減理由)近年の公債費の増加に対応して取崩しを行っていたが、他の歳入の状況等により平成29年度、平成30年度と取崩しを行っていない。なお、積立ができる状況ではないため残高は減少傾向となっている。(今後の方針)他の歳入や残高の状況を考慮しつつ、公債費の増加に対応するため取崩していく方針である。

その他特定目的基金

(基金の使途)地域振興基金:市民の連帯の強化及び地域振興に充てるため職員退職手当基金:職員の退職手当の財源に充てるため庁舎建設基金:庁舎建設に必要な財源の確保に資するため福祉基金:安中市の福祉事業の推進を図るためふるさと創生基金:地域づくりに必要な財源の確保に資するため(増減理由)庁舎建設基金は庁舎の建て替えに備えて、平成28年度から毎年度1億円ずつ積み立てている。福祉基金は高齢者タクシー料金補助等の財源として取り崩している。職員退職手当基金は一定のルールにより取崩しと積立を行っている。平成30年度は退職者数が前年度より少なかったことから取崩し額が減り、残高は増加している。ふるさと創生基金はふるさと納税の目的に沿った事業へ充当するため積み立てたが、事業実施とともに取り崩す。(今後の方針)庁舎建設基金以外は減少していく見込みである。利子の積立しか動きのない基金が多数存在するため、資産の有効活用の観点から役目を終えた基金を整理する方向で検討している。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産の取得金額で道路が全体の半分以上を占めるが、その道路の中でも4割強が道路台帳が整備された昭和62年3月を取得年月日としているため、道路の有形固定資産減価償却率は類似団体平均より低い数字となっている。また、そのことが全体の有形固定資産減価償却率も引き下げていると推測される。

債務償還比率の分析欄

平成27年度まで学校施設の耐震補強等の事業を集中的に行っていたため、地方債残高が大きくなり、分子である将来負担額を増大させてしまっていたが、地方債残高は徐々に減少に傾向にある。しかしながら、今後も耐震性の低い庁舎の建て替え等、地方債残高の増加が見込まれる要因は多いため、慎重な財政運営を行っていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

安中市では地方債を発行する際に交付税措置のない地方債は極力起債しないとの方針で地方債の発行を行っていること、償還期間が比較的短いこと、多額の事業費がかかると予想された学校等の耐震改修・大規模改修を平成27年度までに集中的に取り組んだ結果、事業はほぼ終了し、新発債の発行が抑止できていることなどから、地方債の発行額の割に将来負担比率が低くなっていると推測される。また、有形固定資産減価償却率については、前述のとおり、道路により数値が下がっていると推察される。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率については上記の理由等により、比率が低くなっていると推測される。実質公債費比率については、類似団体の数値は年々減少していく中、安中市は増加を続けている。これは平成27年度まで学校施設の耐震補強等の事業が続いていたこと、比較的償還期間を短く設定した地方債が多いことの影響が大きいと考えられる。今後も耐震性の低い庁舎の建て替えなど、多額の起債が見込まれる事業が予定されており、公債費の増加が見込まれる要因は多いため、財政運営に気をつける必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

群馬県安中市の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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