西ノ島町:簡易水道事業(法適用)

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

当町は小規模な離島の自治体で、地形は火山島特有の高低起伏の著しい山地丘陵によって大部分を占めている。内海に面した平地に集落が密集しており、国勢調査では昭和35年に6,753人いた人口が令和3年には2,668人と大幅に減少している。平成12年度には2億円を超える累積赤字を抱えていたが、料金改定や行財政改革の着実な実行、繰出金の確保により縮小を図ってきた。平成19年度には経営健全化基準を超える資金不足比率が生じたこともあったが、平成17~21年度までの単年度収支の平均は2,000千円程度の黒字で推移し、平成22年度末には累積赤字の解消が図られた。これまで大規模工事を控えていたところから、管路更新事業を進めるにつれ今後は企業債借入が増加することにより、地方債償還金も上昇するため給水原価が増加することで料金回収率が低下してくる見込みにある。現在は類似団体平均と比べて良い数値となっているものの、今後は注視すべき指標となる。今後の動向としては、人口の減少や節水意識の向上の影響かと思われるが、料金収入は漸減傾向にある。上記のことから、料金収入の改定を検討する段階にきている。また、今後は管路更新に係る事業を長期的に実施するため、企業債残高が増加するのは避けられない状況にある。

老朽化の状況について

これまで、経営健全化を最優先していたため小修繕等で対応してきたが、平成25年度より老朽化している浄水場機器の更新を行い令和6年度の完了見込みとなっている。平成27年度から行っている配水管等の更新事業については、長期的な計画での事業継続となっている。そのため企業債残高対給水収益比率は高くなる見込みにある。管路更新率については、管路更新工事に着手しているため毎年度の工事実績が反映され数値が示されているが、補助金の対象事業費の範囲内で行っているためほぼ横ばいで推移するものと考えられる。また、長寿命化計画に基づき島根県において実施される美田ダム更新事業による負担金についても増加する見込みとなっている。

全体総括

平成25年度から老朽化施設の改修を順次開始し、平成27年度からは長期事業の管路更新に着手していることから、給水原価の上昇は避けられない状況にある。そのため、適正な料金収入を確保し、安心安全な飲料用水を確保するため、施設の統合等も含め老朽化施設の改修を計画的に進めていく。

類似団体【D3】

上ノ国町 厚沢部町 乙部町 今金町 黒松内町 蘭越町 ニセコ町 喜茂別町 京極町 共和町 古平町 仁木町 妹背牛町 比布町 中富良野町 南富良野町 和寒町 剣淵町 下川町 苫前町 遠別町 天塩町 猿払村 浜頓別町 枝幸町 豊富町 礼文町 利尻富士町 清里町 置戸町 佐呂間町 興部町 雄武町 豊浦町 壮瞥町 厚真町 平取町 新冠町 えりも町 新ひだか町 上士幌町 鹿追町 中札内村 幕別町 豊頃町 浦幌町 釧路町 鶴居村 中標津町 標津町 今別町 蓬田村 五戸町 田野畑村 普代村 野田村 上小阿仁村 大潟村 東成瀬村 大蔵村 鮭川村 戸沢村 郡山市 下郷町 只見町 北塩原村 磐梯町 柳津町 中島村 平田村 古殿町 長野原町 高山村 東吾妻町 片品村 川場村 東秩父村 新島村 三宅村 小笠原村 清川村 出雲崎町 舟橋村 入善町 池田町 美浜町 上野原市 西桂町 鳴沢村 川上村 南牧村 阿南町 下條村 大桑村 麻績村 筑北村 小川村 山県市 垂井町 七宗町 東白川村 設楽町 東栄町 井手町 和束町 南山城村 山添村 紀美野町 九度山町 広川町 若桜町 日野町 川本町 美郷町 海士町 西ノ島町 久米南町 安芸太田町 神石高原町 上関町 阿武町 勝浦町 佐那河内村 神山町 松野町 東洋町 奈半利町 田野町 安田町 芸西村 本山町 土佐町 仁淀川町 梼原町 日高村 津野町 大月町 赤村 上毛町 太良町 小値賀町 美里町 玉東町 南小国町 西原村 津奈木町 相良村 山江村 九重町 木城町 美郷町 高千穂町 日之影町 五ヶ瀬町 国頭村 大宜味村 竹富町