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収集されたデータの年度

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度

指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2017年度)

財政力

財政力指数の分析欄

財政力指数については、前年度と同様に0.67、類似団体50団体中34位となっている。基準財政収入額は対前年比14百万円の増であったのに対し、基準財政需要額は対前年度比98百万円の増であったため、単年度の財政力指数は、0.674から0.672へと0.002ポイント悪化した。また、類似団体平均を下回っていることもあり、引き続き納付勧奨、滞納の未然防止、滞納整理強化等、市税等の徴収にかかる総合的な対策を講じ、歳入の確保に努める。

類似団体内順位:34/50

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

歳出の経常経費充当一般財源等は、公債費が減となった一方で、補助費等の増により、全体では対前年度比315百万円の増となっている。また、歳入の経常一般財源等についても、地方消費税交付金の増等により、全体では対前年比501百万円の増となった。結果、経常収支比率は対前年度比で0.4ポイント良化し、年々少しずつ良化方向に向かっている。しかし、高齢化社会の進展に伴う特別会計への繰出金や扶助費は確実に伸びてきており、今後も厳しい状況が続くものと考えている。

類似団体内順位:13/50

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口千人当たりの職員数が類似団体の平均値以下であり、人口1人当たりの人件費・物件費等の決算額は、92,181円で、類似団体中7番目に低い(類似団体平均の85.0%)水準にある。給与水準の適正化や民間委託等の検討等によるコスト低減の推進を通じて、人件費・物件費等の水準の維持に努める。

類似団体内順位:7/50

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、類似団体平均値を1.1ポイント下回る結果となった。なお、当該資料作成時点で平成30年地方公務員給与実態調査が未公表であるため、平成29年度は前年度数値を引用している。引き続き、給与の適正化に努める。

類似団体内順位:11/50

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

事務事業の縮小・廃止、効率化、民間委託や民間移管等を推し進め、もともと類似団体に比べて職員数が少ない中、人件費の抑制に努めてきたところである。平成28年度から事業の拡大による任期付常勤職員を採用したこと等により、数値は微増している。今後も一定の職員数は維持しつつ、民間委託等の推進、事務効率化の実施等、適正な職員定数の管理に努める。

類似団体内順位:18/50

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

過去の大規模な投資的事業のほか、数次にわたる国の景気対策に伴う起債の償還がピークを越えたため、実質公債費比率は、前年度から1.7ポイント良化したものの、類似団体内では49位となっている。今後も、第三セクター等改革推進債や図書館、美術館、公会堂の整備等、普通建設事業に係る本格償還が続くため、劇的な改善は困難であるが、新発債の抑制を図り、実質公債費比率の低減を図ることとしている。

類似団体内順位:49/50

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

地方債現在高の減等により、将来負担比率は前年度から7.6ポイント良化し、117.2%のとなった。しかし、過去に借入した第三セクター等改革推進債や図書館、美術館、公会堂の整備等普通建設事業に伴う地方債残高の影響が残っており、類似団体内で49位となった。今後も市債発行額の適正化に努め、将来負担額の低減を図ることとしている。

類似団体内順位:49/50

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2017年度)

人件費

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は、前年度と比べほぼ同率である。これは、類似団体平均を5.1ポイント下回る低い水準であり、今後も定数管理や、給与水準の適正化を図る。

類似団体内順位:3/50

物件費

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は、11.6%で類似団体平均を5.3ポイント下回っている。今後も、米子市行財政改革大綱及び実施計画に基づく事務事業の見直しを図っていく。

類似団体内順位:3/50

扶助費

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、子ども・子育て支援新制度の導入に伴う、子育て関連経費に加え、生活保護費や自立支援医療費等の増加により、前年度と比べ、0.3ポイントの増となっている。扶助費については、毎年増加傾向にあり、高齢化の進展等により今後も増加することが予想される。

類似団体内順位:22/50

その他

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、20.3%と類似団体平均を大きく上回っている。内訳の大部分を占める繰出金のうち、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療等の特別会計への繰出金については、今後も高齢化社会の進展に伴いさらなる増加が見込まれる。

類似団体内順位:49/50

補助費等

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、前年度と比べ0.3ポイントの増となっているが、ほぼ横ばいとなっており、類似団体平均とほぼ同率である。今後も、米子市補助金交付基準に基づき、補助金の適正化に努める。

類似団体内順位:22/50

公債費

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は、一般廃棄物処理事業債の皆減や地域総合整備事業債等の減により、前年度と比べ1.2ポイント良化している。しかしながら、類似団体平均を2.3ポイント上回っている状況であり、今後も引き続き新発債の抑制を図る等、比率の抑制に努める。

類似団体内順位:36/50

公債費以外

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は、73.6%で類似団体平均を5.1ポイント下回っており、特徴としては「その他」の割合が高く、「人件費」「物件費」の割合が低いことが挙げられる。

類似団体内順位:9/50

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

民生費は、歳出総額の39.6%を占めており、住民一人当たり169,793円となっている。これは年々増加傾向にあるが、児童福祉費は私立保育園の認定こども園への移行や民間認可保育所施設の整備等による増加、老人福祉費は地域密着型特別養護老人ホームや認知症高齢者グループホームの整備等による増加等、民生費を構成する各費目が増加傾向にあるためである。今後も少子高齢化が進む中、医療の高度化や、子育て環境の充実を図ることが求められており、増加することが予測される。商工費については、県との協調による商工業者向けの融資制度に係る資金預託や、誘致企業等に対する支援等の支出が増嵩しており、類似団体で高い順位となっている。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2017年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

本市の歳出決算総額は、住民一人当たり428,717円となっている。主な構成項目である人件費は、住民一人当たり48,968円となっており、平成29年度決算では、前年度から微増はあるものの、全国・類似団体・県内とすべての平均を下回る低い水準となっている。また、貸付金については、ふるさと融資の皆減等により前年度から減となったものの、鳥取県との協調による商工業者向けの融資制度に係る資金預託は高い状態が続いており、住民一人当たり46,083円と類似団体の中でも最大となっている。

実質収支比率等に係る経年分析(2017年度)

分析欄

歳出全体は、普通建設事業費や各特別会計への繰出金等の増により、前年より増えたものの、県支出金や各種交付金等の増により歳入全体も増加したため、実質単年度収支は黒字となった。今後も実質赤字が生じないよう、経常予算のシーリング実施や市税等の収入確保に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2017年度)

分析欄

黒字要素は、一般会計と水道事業が主なもので、平成25年以降、両会計の標準財政規模比は、10~15%台で推移しており、平成29年度決算では、15.42%となっている。また、下水道事業特別会計については、地方公営企業法の財務規定適用に伴い、平成30年3月31日をもって打切決算としたことにより、前年度と比べ3.06ポイントの増となったものである。国民健康保険事業特別会計は、共同事業拠出金や繰上充用金の減等により、平成29年度は黒字決算となった。

実質公債費比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

分子の大部分を占める元利償還金については、過去の大規模投資的事業のほか、数次にわたる国の経済対策に伴う起債の償還が影響し、実質公債費比率は11.9%と類似団体の中でも高い数値となっている。今後も公債費の負担適正化を図るため、新発債発行の抑制に努めたい。

分析欄:減債基金

将来負担比率(分子)の構造(2017年度)

分析欄

将来負担比率の分子のうち主なものは、一般会計等に係る地方債残高で、平成29年度末で63,789百万円で、対前年度1,067百万円の減となっている。引き続き、将来負担比率の低減に向け、地方債の新規発行の抑制を図る。

基金残高に係る経年分析(2017年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)「がいなよなご応援基金」を469百万円取り崩した一方、ふるさと納税により575百万円を積み立てたほか、財政調整基金に決算剰余金315百万円を積み立てたこと等により、基金全体としては494百万円の増となった。(今後の方針)各基金の目的に沿って、その役割を果たすことができるよう必要な額の積立や適正な運用に努める。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)決算剰余金を315百万円積み立てたことによる増加。(今後の方針)災害等の不測の事態に備える必要があることから、標準財政規模の10%程度である約30億円程度を基金残高の目標としている。

減債基金

減債基金

(増減理由)漁港建設事業、米子空港周辺地域振興計画事業、米子駅バリアフリー化支援事業の起債償還に係る積立等による増加。(今後の方針)本市の地方債残高は、第三セクター等改革推進債を借り入れた平成25年をピークに減少傾向ではあるものの、今後の税収や交付税の減少を考慮すると相対的に公債費負担が重くなることも想定されるため毎年度計画的に積立てを行う予定である。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)合併振興基金:合併にあたり、市民の連帯の強化及び地域振興に資する事業の実施。がいなよなご応援基金:教育環境の充実・子育ての支援、中海の環境保全・中海を活かした観光、産業等の振興、地域福祉の充実等の「ふるさと米子」の未来に向けてのがいな発展に資する事業の実施。公共施設整備等基金:公共施設の整備及び特定事業の実施。(増減理由)がいなよなご応援基金:事業実施に伴う469百万円の取崩に対し、ふるさと納税による575百万円の積立により、106百万円の増加。公共施設整備等基金:米子駅前ショッピングセンター等の土地、建物貸付料の積立により44百万円の増加。(今後の方針)公共施設整備等基金:米子駅前ショッピングセンターの改修等も見込まれることから、毎年度計画的に積立てを行う予定である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2017年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

過去に取得した固定資産の減価償却費が投資的経費を上回る状況が続いていることから、上昇しており、今後も上昇していくことが見込まれる。米子市公共施設等総合管理計画等に基づき,公共施設やインフラ施設についての個別方針や長寿命化計画を策定することにより,施設の長寿命化や施設総量の適正化等に取り組んでいく必要がある。

類似団体内順位:'NULL'

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

地方債残高をはじめとする将来負担額の減少等により,将来負担比率が低下傾向にある一方で,過去に取得した固定資産の減価償却費が投資的経費を上回る傾向にあるため,今後も有形固定資産減価償却率は上昇していくことが予想される。米子市公共施設等総合管理計画等に基づき,次世代に過度な負担を残さないよう限られた財源を生かして,施設の長寿命化や施設総量の適正化などの取組を進める。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率、将来負担比率ともに類似団体平均より高い水準にあるが、どちらの指標も年次的に低減してきている。これは、平成19年度に策定した公債費負担適正化計画に基づき、毎年の地方債の新規発行の抑制や繰上償還を行ってきたことによるものである。平成29年度は平成25年度に比べ実質公債費比率が6.7ポイント減、将来負担比率が45ポイント減となっており、類似団体の平均値より早いスピードで低減している。引き続き公債費負担の適正化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2017年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

類似団体と比較して,全体的には有形固定資産減価償却率は7.2ポイント高くなっており、施設の老朽化が進んできている。個別に見ると、保育所が89.0%、児童館が96.6%、橋りょうが81.6%と特に高くなっている。今後,米子市公共施設等総合管理計画等に基づき,これらの施設の老朽化対策に取り組むこととしている。

施設類型別ストック情報分析表②(2017年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

類似団体と比較して,全体的には有形固定資産減価償却率は7.2ポイント高くなっており、施設の老朽化が進んできている。個別に見ると、一般廃棄物処理施設が86.7%、体育館・プールが76.2%、庁舎が72.6%と特に高くなっている。今後,米子市公共施設等総合管理計画等に基づき,これらの施設の老朽化対策に取り組むこととしている。

財務書類に関する情報①(2017年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

一般会計等においては、資産総額が前年度末から726百万円減少(-0.4%)となった。金額の変動が大きいものはインフラ資産と流動資産であり、インフラ資産は減価償却による資産の減少等により2,604百万円減少し、流動資産は現金預金の増加(596百万円)と、基金積立による資産増(328百万円)がある。負債総額は前年度末から1,184百万円の減少(-1.6%)となった。金額の変動が最も大きいものは地方債(固定負債)であり、繰上償還の実施及び建設事業の精査を行い、投資的経費を抑制したことにより地方債が925百万円減少したことによるものである。今後も引き続き、地方債の発行額抑制に努める。全体では、資産総額は前年度末から1,596百万円増加(+0.7%)し、負債総額は前年度末から1,278百万円減少(-1.3%)した。全体では資産総額は上水道管のインフラ資産計上等により一般会計に比べて42,143百万円多くなっており、負債総額は地方債発行の増により25,694百万円多くなっている。連結では、資産総額は西部広域行政管理組合の廃棄物処理施設等の事業用資産の計上等により一般会計と比べて50,860百万円多くなっており、負債総額は西部広域行政管理組合等の地方債発行額の計上により29,473百万円多くなっている。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

一般会計等においては、経常費用は51,136百万円となり、前年度比1,325百万円の増加(+2.6%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は24,185百万円、補助金等や社会保障給付等の移転費用は26,951百万円であり、移転費用の方が業務費用を上回っている。移転費用のうち最も金額が大きいのは社会保障給付(12,567百万円、前年度比+558百万円)、次いで補助金等(7,835百万円、前年度比+377百万円)であり、移転費用は純行政コストの55.7%を占めている。今後も社会保障給付費の増が続くことが見込まれるため、法人監査等による給付の適正化やフレイル予防対策の推進等よる給付費の縮減など、経費の抑制に努める。全体では、一般会計に比べて、水道料金等を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が21,968百万円多くなっているが、国民健康保険、介護保険の給付費等により移転費用が26,311百万円多くなり、純行政コストは9,129百万円多くなっている。連結では、一般会計等に比べて、連結対象企業等の事業収益を計上し、経常収益が23,982百万円多くなっている一方、人件費が3,957百万円多くなっているなど、経常費用が50,650百万円多くなり、純行政コストは26,689百万円多くなっている。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

一般会計等においては、税収等の財源(48,536百万円)が純行政コスト(48,357百万円)を上回っており、本年度差額は179百万円となり、純資産残高は112,378百万円となった。今後も市税徴収業務の強化を継続して行い、財源の確保を図っていく必要がある。全体では国民健康保険料、介護保険料等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が11,545百万円多くなっており、本年度差額は2,595百万円となり、純資産残高は128,827百万円となった。連結では後期高齢者医療保険料等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が29,339百万円多くなっており、本年度差額は2,829百万円となり、純資産残高は133,764百万円となった。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

一般会計等においては、業務活動収支は3,515百万円であったが、投資活動収支は、体育館整備事業等の投資的事業の影響により、▲2,637百万円となった。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから▲1,020百万円となっており、本年度末資金残高は1,238百万円となった。地方債の償還は進んではいるものの、今後新たな公債費負担も見込まれるため、財務活動収支はマイナスが続くと考えられる。全体では、国民健康保険料や介護保険料が業務収入に含まれることから、業務活動収支は一般会計等より1,987百万円多い5,502百万円となっている。投資活動収支では、上水道管整備事業等の実施により4,084百万円となっている。財務活動収支は、一般会計等と同様に地方債の発行収入が償還額を上回ったため、▲876百万円となり、本年度末資金残高は6,741百万円となった。

財務書類に関する情報②(2017年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

住民一人当たり資産額(歳入額対資産比率)は、類似団体平均を少し下回る結果となった。過去の道路・河川の敷地を備忘価格1円で評価していることもあり、資産額が低く設定されていること、また施設老朽化による資産価値の低下による資産額の減少が影響している。(本市公表数値との違い)本市公表数値平成30年3月31日時点の148,005人で算出。歳入額対資産比率は、類似団体平均を下回る結果となった。これは、住民一人当たり資産額と同様に、施設老朽化による資産価値低下が要因である。有形固定資産減価償却率については、類似団体平均を少し上回る結果となった。保育所・橋りょうなど、減価償却率が著しく高い施設を多数有しているためであり、今後は、公共施設総合管理計画及び個別施設計画に基づいた施設の統廃合等を行い施設の適正化に努めていく。(本市公表数値との違い)本市公表数値は有形固定資産について、建設仮勘定を除いた額としている。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

純資産比率は、類似団体平均より下回る結果となった。これ過去の投資的事業の際に借り入れた地方債の影響により、負債額が高い水準にあるため、純資産の割合が低くなっている。将来世代負担比率は、類似団体平均より上回る結果となった。事業用資産やインフラ資産などの社会資本に対する将来世代の負担が類似団体と比べて大きくなっている。建設事業の精査を行い、新規に発行する地方債を抑制するなど、将来世代の負担減少に努める。(本市公表数値との違い)本市公表数値は地方債残高について地方特例債の残高を控除せず算出。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは、類似団体平均より少し上回る結果となった。特に社会保障給付費の増加が著しいことから、法人監査等による給付の適正化やフレイル予防対策の推進等よる給付費の縮減に努め、増加の抑制に努める。(本市公表数値との違い)本市公表数値平成30年3月31日時点の148,005人で算出。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は類似団体平均を上回っている。本市では平成26年度まで公債費負担適正化計画を作成し、地方債残高の縮小に努めてきたところであるが、引き続き新規発行の地方債を抑制に努める。(本市公表数値との違い)本市公表数値平成30年3月31日時点の148,005人で算出。基礎的財政収支は、投資活動収支の赤字分が基金の取崩収入及び基金積立支出を除いた業務活動収支の黒字分を下回ったため1,854百万円の黒字となっている。類似団体平均より上回っているが引き続き持続可能な財政運営に努める。(本市公表数値との違い)本市公表数値は投資活動収支に基金積立金支出及び基金取崩収入を含めて算出。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均より上回っている状況にある。今後は、老朽化した施設の維持補修費の増加を抑制するため、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づいた、施設の集約化・複合化や長寿命化を行い、経常費用の抑制に努める。(本市公表数値との違い)本市公表数値は使用料及び手数料÷純行政コストで算出。

類似団体【Ⅲ-3】

小樽市 江別市 会津若松市 土浦市 取手市 鴻巣市 戸田市 入間市 三郷市 坂戸市 ふじみ野市 木更津市 我孫子市 鎌ケ谷市 武蔵野市 青梅市 昭島市 小金井市 東村山市 国分寺市 東久留米市 多摩市 伊勢原市 海老名市 座間市 多治見市 三島市 伊勢市 池田市 守口市 泉佐野市 富田林市 河内長野市 松原市 箕面市 羽曳野市 三田市 橿原市 生駒市 米子市 廿日市市 岩国市 大牟田市 飯塚市 筑紫野市 春日市 諫早市 別府市 延岡市 霧島市