農業集落排水施設 公共下水道 簡易水道事業(法適用) 工業用水道事業
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財政力指数は全国平均および福島県平均を大きく上回り、0.8後半を推移している。今後、地方税収入は地方法人税所得割等の税率改正に伴い減少傾向が見込まれるため、収納率向上や企業誘致等により、再度、税収増加を図り、歳入の確保に努める。
数値上昇の要因としては、平成26年度税制改正による地方法人税の税率見直しや、村立地企業の法人税納税額の大幅減により、経常収支比率を算出する際の分母である経常充当一般財源が減少したことが要因である。29年度については地方交付税の増額、法人税収の改善に伴い、80%台に改善が見込まれるが、より一層の事務の効率化、経費の抑制に努めるとともに、財源となる税収の向上を図ることで数値の改善に努める。
物件費が大幅に増加したため、一人当たりの金額が大きく上昇している。しかし、物件費の増加は、放射性物質除染のための委託事業によるものが大半であり、複数年計画で民家・公共施設を中心に村内一円の除染を行う予定であることから、除染が完了する平成29年度までは高い数値となることが予想される。
類似団体平均を3.0ポイント上回っている。前年度に比べて数値が大きく変化しているのは団塊の世代の多数退職によるものである。今後も給与の適正化に努める。
退職者数に対し少ない人数の採用を行い人員配置を行ってきたが、業務量の増加や団塊の世代の大量退職が見込まれるため、適正な職員数の確保するため、退職者と同数の新規雇用を行っている。対して人口は微増のため、数値としては減少した。
実質公債費比率は緩やかに減少傾向ではあるが、全国平均・県平均・類似団体平均を下回っている。起債元金償還額と起債借入額の圧縮のバランスを図りながら、可能な限り繰上償還を行う等、状況の改善に努める。
土地開発公社への債務負担の減少および一部事務組合の公債費が減少したことによる負担額の変更などにより減少。全国平均・県平均・類似団体平均を下回っているが、今後実施する事業については内容を厳に精査するとともに、財源の確保に努め、起債の発行抑制を図る。
数値の上昇については、経常収支比率の上昇が要因である。近年は退職者数7割採用実施してきた。7割数採用は人件費抑制に一定の効果があるが、スムーズな住民サービスの提供を考慮したときに、またそうでなくとも限界があるため、平成27年度以降においては退職者と同数の新規採用を行っている。提供するサービス、実施する事務に対する適正な人員確保を考慮しつつ、経費抑制を図って行きたい。
類似団体と比較して高い数値である。これは、経常収支比率の上昇と連動するものだが、各種計画作成に伴う調査等の委託料、電算システムの更新等の臨時的な経費増が主な要因である。引き続き、事業の内容の精査、効果に配慮しながら、経費削減に努める。
数値については大きく増額しているが、全国平均、県平均は下回っている。扶助費は、障がい福祉サービス費、子どもの医療費助成、児童手当等、生活に密着する社会保障経費であるため、今後も増額が予想されるが、社会保障費全体の圧縮に努めなければ外の予算にも大きな影響を及ぼす恐れがある。
概ねすべての経費で数値の上昇が見られるが、特に繰出金の増加が大きい。国民健康保険、介護保険事業、後期高齢者医療等の特別会計は社会保障費の自然増により増加傾向にあるが、独立採算の原則に鑑み、特別会計の財政基盤の健全化を図る必要がある。
前年比4.0ポイント増加し、全国・県平均と比べると高い水準である。各種団体に対する補助金については内容・金額を含め検討を続行している。環境衛生に対する一部事務組合等の負担金など削減が難しい経費も含まれているため、今後の動向に注意を払いつつ、数値の改善に努める。
全国平均・県平均・類似団体平均を下回っている。今後、大型公共事業が予定されているが、計画的な事業進捗、事業費の抑制、財源の確保に努め、地方債の新規発行を慎重に検討するとともに、可能な限り繰上償還を行い、公債費の抑制に努める。
前年に比べ、6.3ポイント数値が上昇し、全国平均・県平均・類似団体平均を上回っている。平成22年度より上昇傾向にあるが、扶助費(社会保障費)の増加が見込まれることから今後も上昇傾向となることが予想される。経費全体の見直しを図り、経費の抑制に努め、財政の健全化を維持しなければならない。
・実質公債費比率は類以団体と比較して高いものの、将来負担比率は低くなっている。これは、財政運営の基本方針として、毎年の地方債新規発行額をその年度の元金償還以内とすると設定し、新規発行を抑制してきたためである。将来負担比率が低下傾向にあるため、実質公債費比率についても、今後、低下してくるものと想定される。
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