地域において担っている役割
町内唯一の入院病床を有する医療施設として、24時間365日の医療提供を行っている。
経営の健全性・効率性について
地方独立行政法人に移行し、経営の見直しを実施した。外来患者数は前年と比べて増加となったが、平均単価は減少となり、コロナ禍により人的移動に制約がある状況ではあるが、引き続き経営の健全化・効率化に努める。
老朽化の状況について
有形資産・器械備品ともに減価償却率の上昇傾向がみられる。経年による施設や機器の老朽化に対応し、計画的な維持補修や機器更新を行う必要がある。
全体総括
外来患者数はコロナ禍においても前年度より増加したものの、看護師等の人員体制の影響を受け、入院患者数が前年度と比べて減少、病床利用率が減少したことにより入院収益が落ち込んだ。働き方改革や材料費の高騰等の社会情勢を受け、経費は増加傾向にあるが、既存経費の見直しや業務効率化、必要な人員確保を図り、さらなる業務内容や費用対効果の向上に努める。