地域において担っている役割
当該病院の地域においての役割としては、①救急医療体制の堅持、②入院医療の現存病床医維持、③人工透析、在宅医療など住民の求める医療の提供など、住民から信頼される病院を目指す。
経営の健全性・効率性について
医療環境の変化に対応し、地域医療崩壊を防ぐため、医師、看護師をはじめとした医療スタッフの増員や継続的な確保が必要である。人件費が増加することになるが、限られた体制の中で入院・外来医療及び救急医療を積極的に行っていくとともに、各医療機関と協力しながら、地域における在宅医療も進めていく。
老朽化の状況について
本施設は、改築してから15年以上経過していることから、建物、医療機器、設備関係が経年による劣化等が進んでいる状況にある。このため、本町の振興計画により、順次必要な修繕や更新を行っていかなければならない。
全体総括
民間で対応することが困難な救急医療等の採算性を求めることが困難な部門の医療を担わなければならなく、病院を取り巻く厳しい環境は依然として続いているが、病院改革に取り組み、地域における良質な医療を確保していくことが必要である。また、今年度についても新型コロナウィルス感染症の影響もあり、病床利用率がH30と比較して25.3ポイント減少するなど、患者数の減少に伴う医業収益の減少が続いています。このため職員給与費対医業収益比率がH30と比較し、16.5ポイント増加していることから、他会計からの繰入金だけでは資金不足が生じている状況にある。