君津中央病院企業団:君津中央病院大佐和分院

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君津中央病院 君津中央病院大佐和分院


収録データの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2023年度)

地域において担っている役割

地域住民に密着した質の高い医療サービスを提供するとともに、本院と連携し、医療圏で不足している二次救急医療の需要に対応することで、地域に必要とされる医療機関としての役割を果たす。

経営の健全性・効率性について

新型コロナウイルス感染症のクラスター発生による患者数の減により、病床利用率は前年度比1.4ポイント低下したものの、入院患者1人1日当たり収益の上昇及び外来患者数の増による収益増があり、医業収支比率は3.3ポイント改善した。これに構成市負担金等を含めた経常収支比率は、100%には届かなかったが99.7%となった。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率が80%を超え、類似病院平均との比較でも大きく上回っており、建物及び建物附属設備の老朽化が深刻な状況である。

全体総括

引き続き、地域において担うべき医療提供体制を維持するため、経営の健全化・効率化に努める。老朽化への対応については、「大佐和分院施設整備基本構想・基本計画(平成28年度策定)」を基にした建替え計画の再開に向け、令和5年度から企業団内において検討を開始した。また、令和6年度からは構成市との協議の場を設け、既存の計画の見直しについて説明を行うなど、建替え計画再開に向けた取組を進めている。