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地方財政ダッシュボード

鹿児島県錦江町の財政状況(2013年度)

🏠錦江町

地方公営企業の一覧

簡易水道事業 農業集落排水


収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や全国平均を上回る高齢化の進行による農畜産業の衰退等によって、財政基盤が弱く、類似団体平均をかなり下回っている。今後は、事業の峻別による歳出の見直し(平成30年度に15%の縮減)と第2次行政改革大綱に沿った行財政改革に努めることにより、財政の健全化図る。

経常収支比率の分析欄

前年度に比べ0.5ポイント減少したが、類似団体平均を4.5ポイント上回った。類似団体平均より数値が高い要因として、扶助費や公債費が高いことがあげられる。扶助費については、町立の養護老人ホーム、高齢化率の上昇や少子化対策が考えられるが、住民サービスの低下を招かないよう十分配慮しながら、老人ホームの民営化等、総体的な見直しを図っていく。公債費については、事業の選択による起債抑制等、計画的な借り入れを行い償還金の抑制(平成30年度に29%縮減)に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均を下回っている要因として、ごみ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っていることが挙げられる。一部事務組合の人件費・物件費等に充てる負担金を合計した場合、人口一人当たりの金額は増加することとなる。今後はこれらも含めた経費について抑制していく。

ラスパイレス指数の分析欄

旧来からの給与体系により、全国町村平均を2.5ポイント上回り、98.1となっている。合併後10年を経過し、第2次定員適正化計画を着実に実施しながら、職員の高年齢化を抑制するために早期退職制度を導入し、平成25年度から実施している人事評価による年功的な要素を極力廃し、職務・職責に応じた給与構造へ実現をしながら給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

過去からの新規採用職員抑制策により、類似団体平均を1.58ポイント下回った。平成25年度に策定した第2次錦江町職員適正化計画に基づき平成35年度の職員数107人の目標達成を目指して取り組む。

実質公債費比率の分析欄

これまでの起債抑制対策により減少傾向にあるが、類似団体平均を0.7ポイント上回っている。今後も引き続き、緊急度・住民ニーズを的確に把握し、事業の選択により起債に大きく頼ることにない財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率について、地方債残高の減少、新規採用職員の抑制や充当可能基金の増により比率が抑えられており、類似団体平均を下回った。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

類似団体平均と比較すると、人件費に係る経常収支比率は低くなっているが、要因としてごみ処理業務や消防業務を一部事務組合で行っていることがある。一部事務組合の人件費分に充てる負担金や事業費支弁に係る職員の人件費等を合計した場合の人口一人当たりの歳出決算額は、類似団体平均を上回っており、今後はこれらも含めた人件費関係経費全体について、抑制していく。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は、類似団体平均に比べ3.2ポイント下回った。要因として、合併後の歳出削減の取組があげられる。今後も歳出削減の取り組みを継続し、現在の水準を堅持していくよう努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率や類似団体を上回っている要因として、高齢化率の上昇、少子化への対策が考えられる。過疎化や高齢化率の改善は、非常に難しい状況にあるが、住民サービスの低下を招かないよう十分に配慮しながら、養護老人ホームの民営化等、総体的な見直しを図っていく。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、類似団体平均をやや下回っている。簡易水道事業や農業集落排水事業については、独立採算の原則に立ち返り、経費の削減や料金の適正化を図っていく。また、国民健康保険事業についても、長期的展望に立った国民健康保険税の見直しを図っていく。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、類似団体平均を1.5ポイント下回った。要因としては、合併後の徹底した補助金等の見直しの成果であると考えられる。今後も、補助交付基準の見直しや補助団体に対する事業内容の精査など更なる抑制を図っていく。

公債費の分析欄

類似団体平均を9.7ポイント上回っている。平成25年度が償還金のピークであり、来年度以降減少していく見込みであるが、引き続き厳しい財政運営となることが予想されるため、事業の選択による計画的な起債の活用を図り、財政の健全化を図る。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は、類似団体平均を5.2ポイント下回っている。要因としては、主に物件費、補助費等が類似団体平均を下回ったことが挙げられる。今後も引き続き厳しい財政運営が予想されるため、更なる経常経費抑制のため、歳出全般について見直していく。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

財政調整基金残高及び実質単年度収支は、前年度より増加したが、実質収支は前年度より減少した。実質単年度収支は、積立金の増が主な要因である。今後について、税収等の増は見込めないため、中長期的な財政見通しを立て、健全な財政運営を図る。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

一般会計及び全ての特別会計で赤字は生じていない。しかし、国保会計は、財政状況の悪化により基金を取り崩しての経営が続いている。また、簡易水道事業、農業集落排水事業は、人口減少や節水により経営が悪化しているほか、数年内には、建設改良事業が控えている状況である。このような状況から、国保会計は中長期的な財政見通しを立て、適切な税率の設定を行い、簡易水道事業、農業集落排水事業は使用料の見直しを行う。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

元利償還金が前年度に比べ増となった。来年度以降は、減少に転じる見込みであるが、今後も引き続き地方債発行の抑制を基調とし、比率の改善を図っていく。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債残高は、繰上償還や借入の抑制等により減少している。充当可能基金は、財政調整基金の積立増により増加傾向にある。将来負担比率の分子は、地方債残高の減、充当可能基金の増により減少傾向にある。今後とも地方債の借り入れの抑制を基調とした財政運営を行っていく。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,