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地方財政ダッシュボード

福岡県須恵町の財政状況(2021年度)

福岡県須恵町の財政状況について、2021年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

須恵町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2021年度)

財政力指数の分析欄

人口増加により町税等も年々伸びていたため、平成29年度から改善傾向にあったが、新型コロナウイルス感染症の影響による減収と高齢化に伴う扶助費・補助費等の支出の増加に伴い、財政力指数は、0.62(昨年度比-0.01)となった。類似団体平均とのかい離は昨年度同様であり、類似団体においても同様の状況と言える。今後は、新型コロナウイルス感染症からの脱却による増収が見込まれ、人口も当分の間は増えると予想され町税等の税収の伸びも見込まれる。引き続き税の徴収強化及び税収増加による歳入の確保に努め、類似団体順位を上げるよう努める。

経常収支比率の分析欄

令和元年度まで類似団体平均を下回っていたが、令和2年度から上回っている。令和3年度は人件費や扶助費の義務的経費の増はあったものの、税収等の増により、昨年度より5.3ポイント改善されたが、依然、類似団体より高い水準となっている。今後も人件費、扶助費及び公債費の義務的経費の増加が見込まれ、財政の硬直化が進むものと考えられる。人口増による増収は見込めるが、使用料等の料金改定を行うなど適正化をはかり、安定した財源の確保に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和2年度まで類似団体平均を上回る結果となったが、令和3年度は若干ではあるが、下回る結果となった。しかし、人口一人当たりの額は131,869円(昨年度比+1,282円)であり、人件費の増によるものが要因である。令和元年度から業務の民営化を進めており、人件費の精査に引き続き努めたい。

ラスパイレス指数の分析欄

現行の給料表は年功的な体系となっており、上下の職務の級間での水準の重なりも大きいものとなっている。比較的都市部に近いこともあり、全国町村平均よりは高くなってしまっている。人事評価をもとに、こうした年功的な要素が強い給料表の構造を見直し、職務・職責に応じた構造への転換を図る観点から、職務の級間の給料表水準の重なりの縮小、枠外昇給制度の廃止などの措置を講じることにより、ラスパイレス指数を全国町村平均まで低下させるとともに、住民に理解を得られない手当の抜本的見直しを行う。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

平成20年辺りからの新規採用抑制策により類似団体内平均値を大きく下回っている。町の人口は、近年増加が続いており、この傾向はしばらくは続くと思われる。今後は、定年延長による職員数の増加が考えられ、現在行っているアウトソーシングの見直しや電子化の推進、行政評価に基づく事業の統廃合を図り、内部管理事務の抜本的見直しを中心とした組織の簡素化を進め、現状を維持・向上できるよう努める。

実質公債費比率の分析欄

20年以上前に借入を実施した比較的高額・高利率な借入が近年償還終了を迎えてきており、ここ数年は実質公債費比率は向上してきている。今後は既存公共施設の老朽化による改修、更新などが見込まれ公債費は増加していく予定である。令和4年度に財政計画を策定し、公共施設等総合管理計画との整合性を図りながら、中長期的な視点で、事業費や新規の地方債発行の平準化を図り、財政の健全化に努めていく。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は、充当可能基金が889百万円ほど増加(財政調整基金+607百万円、減債基金+118百万円、ふるさと応援基金+174百万円)したことにより、16.1%改善された。しかし、依然類似団体とのかい離は29.8ポイントと大きい。今後も公共施設の更新等が控え、地方債残高の増が懸念されるため、事業実施の適正化と充当可能基金を増やすなどして、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費の分析欄

類似団体と比較して人件費の数値が低いのは職員数が少ないためで、令和3年度で類似団体平均値より3.5ポイント低い値となっているが、職員数は増加傾向にあり、類似団体との差は縮小傾向にある。今後も平均値を下回るよう引き続き職員数の適正化を図り、行財政改革の取り組みと並行して人件費の削減に努める。

物件費の分析欄

令和元年度から直接雇用であった臨時職員が包括業務に移行したことで、物件費は類似団体平均を大きく上回っている。令和2年度と比較し、令和3年度は1.7%改善をしているが、これは税収等の収入が増えたためであり、経常物件費については30百万円ほど増加している。令和4年度からは町立幼稚園・保育所が民営化され、保育士派遣委託などの物件費が削減され、改善が予想される。

扶助費の分析欄

令和2年度は類似団体と比較し、低い値となっていたが、幼稚園・保育所の民営化による保育サービスの拡充と障がい者支援費等の増により、令和3年度は類似団体を0.5ポイント上回る結果となった。しかしながら、保育サービスについて、費用の増は、子どもの数も増加しており、待機児童解消に向けた取り組みの成果とも言え、今後も適正なサービスの提供を積極的に行っていきたい。

その他の分析欄

令和2年度と比較し、令和3年度は2.2%改善されているが、主な要因としては、介護保険への負担金と公共下水道特別会計の繰出金は合わせて、51百万円程減少したことが大きい。しかしながら、後期高齢者医療療養給付事業への負担金等は増加傾向にあり、介護予防と医療の一体となった対策を講じ、高額医療等の発生を抑制し、財政の健全化に努める必要がある。

補助費等の分析欄

類似団体内平均値とのかい離は令和2年度で0.5ポイント、令和3年度で0.7ポイント上回り、その差は広がっている。主な要因としては、清掃施設組合への負担金が増加していることが大きく、今後も燃料費の高騰や施設更新により負担金の増が見込まれ、類似団体とのかい離が進むことが予想される。その他団体への補助金も人件費の増などで増加傾向にあり、必要性の低い補助金は見直し、廃止を行う方針である。

公債費の分析欄

類似団体平均と比較し、令和3年度は3.6ポイント下回っており、前年度比も-1.2%改善された。これは、総合運動公園整備事業債の償還終了の影響であり、一時的で今後は公共施設の更新等で、公債費の増が見込まれ、令和10年にピークを迎える。そのため、公共施設等個別施設計画に基づき、施設の統廃合を進め、事業費の抑制や新規の地方債発行の平準化を図り、財政の健全化に努めていく。

公債費以外の分析欄

平成30年度まで類似団体平均を下回っていたが、令和元年度で3.2ポイント、令和2年度で5.0ポイント上回り、令和4年度は4.5ポイントと若干類似団体とのかい離は縮まったが、人件費、物件費等が増加傾向にあり、財政を圧迫している。各特別会計への繰出金を減らすべく各利用料金や保険料の見直し、事業の適正化を図ることはもとより、税収を含めた自主財源の確保を主目標とし、財政の健全化を図っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

令和3年度、実質単年度収支は、決算余剰金等を財政調整基金に607百万円積立てることができたため、過去最高水準となった。同様に、財政調整基金残高についても、過去最高水準となった。実質収支額は382百万円と例年並みの水準であるが、令和2年度に比べ、標準財政規模が大きくなっているため、標準財政規模比に関しては、6.00と減少している。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

令和3年度は、一般会計をはじめ特別会計、水道事業会計全ての会計において黒字決算であり、例年並みの水準を維持できたといえる。しかし、農業集落排水事業特別会計では、一般会計より41,830千円の繰入、公共下水道事業特別会計に関しても毎年3億円近い額を一般会計から繰入しており、令和3年度も274,429千円を一般会計から繰入している。また、現在も管渠延長工事がまだ町全体までは完了しておらず、今後も10年以上先まで新規延長工事や更新工事が控えており、一般会計の財政を圧迫する大きな要因のひとつとなっており、料金改定等を行い、一般会計からの繰入を抑える必要がある。また、後期高齢者医療特別会計については、被保険者数の増に伴う予算規模の拡大により、一般会計からの繰入金は増加傾向にある。水道事業会計については、一般会計からの赤字補てんはおこなっておらず、独立して採算が取れている。水道事業会計だけでなく、他の特別会計を含めすべての事業の集約やコンパクト化を図り、町全体の財政健全化に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

令和3年度の実質公債費率は7.0で前年度よりも0.2ポイント下がり改善された。また、令和3年度決算における実質公債費率を見ると、財政標準規模が大きくなり、元利償還金と公営企業債の元利償還金に対する繰入金が減少したため、6.2%となっている。しかしながら、令和3年度以降は大規模事業の償還が開始され、公債費の上昇は続き、令和10年にピークを迎える。公共施設の更新についても、個別計画に基づき事業費の平準化に努め、実質公債費率の上昇を抑える必要がある。また、組合等が起こした地方債の元利償還に対する負担金等は現在ないが、清掃施設組合の更新工事も控えており、今後は多額の負担金が発生し、財政圧迫の要因になると予想される。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

将来負担比率が令和2年度の50.5から令和3年度の34.4へ16.1ポイント減少した要因は、充当可能基金である財政調整基金が607百万円、減債基金が118百万円、ふるさと応援基金が174百万円増え、合計で889百万円の増になったためである。また、将来負担額を構成する公営企業債等繰入見込額についても200百万円の減となったことも大きい。今後は一般会計等に係る地方債残高は増加する傾向にあるため、ふるさと応援寄附金事業を拡大し、できる限りの基金積立を毎年行っていく予定である。

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金全体

(増減理由)令和3年度の基金残高は4,222百万円で889百万円の増となった。財政調整基金については、臨時的な収入である不動産売払収入や寄附金等の収入を中心に積立をし、令和3年度については、決算余剰金が大幅に出たため、607百万円の増となった。減債基金については、普通交付税の臨時財政対策債償還基金費分の118百万円を積み立てることができた。ふるさと応援基金については、寄附金額の30%の174百万円を積立てた。その他の基金については、近年取崩しはなく利息分の積立による微増となっている。(今後の方針)基金の使途の明確化や今後の公共施設の更新等に備えるために、財政調整基金の残高を一定に保ちつつ、公共施設の管理を目的とした特定目的基金に積み立てしていくことを検討している。ふるさと応援基金については、今後も事業拡大を進めており、寄附者の意向を反映した上で、今後必要とされる子育て支援や社会保障などの基金目的に合った財源に充てていく予定である。

財政調整基金

(増減理由)令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の支援事業を展開し、1億円の取り崩しを行ったが、令和3年度については、大規模事業の抑制や事業見直しを行い歳出を抑えたことと、当初見込んでいた減収がそれほどなく決算余剰金が大幅に出たため、607百万円の積立をする結果となった。(今後の方針)今後多くの公共施設の改修や更新が目前に控えているため、財源補てん分としての取崩しは最小限となるよう、事業の抑制を行なっている。現在、基金の運用は全額定期預金としているが年々預金金利が下がっており、預金による残高の増額も期待できないため、国債等の証券での運用も視野に入れ準備を進めている。

減債基金

(増減理由)普通交付税の臨時財政対策債償還基金費分の118百万円を積立てたことによる増となっている。(今後の方針)近年中に減債基金を取り崩しての償還は計画してはいないが、今後上昇が懸念される公債費や突発的な償還に備え現在の残高の維持に努めることとしている。

その他特定目的基金

(基金の使途)水道水源保全基金:水道水源資源の保全、水道水の給水確保及び水源涵養事業などの推進を図る。ふるさと応援基金(新設):ふるさと応援寄附金を財源として寄附者の意向を反映した施策に活用し、また基金として将来に備える。自然教育林基金:官民一体で森林機能の高揚をはかり、町土、水、緑、生活文化の保全と、美しい安らぎのある町づくりに資する。森林環境譲与税基金:国からの森林環境譲与税を財源とし、間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林整備及びその促進とする。(増減理由)水道水源保全基金:令和元年度は事業充当のための取崩しは実施しておらず、定期預金としての利息分を積み立てるのみの増加となっている。ふるさと応援基金:寄附額の30%の額の174百万円に積み立て増となった。自然教育林基金:令和3年度は充当事業のために9百万円の取崩しを行い、減となった。森林環境譲与税基金:令和3年度に交付された森林環境譲与税が実施事業費を上回ったため、微増となった。(今後の方針)水道水源保全基金:該当事業実施となるまでは、現在の残高を維持するよう努める。ふるさと応援基金:新設されたばかりのため、数年は積立を行い、今後の事業に備えることとしている。自然教育林基金:該当事業実施となるまでは、現在の残高を維持するよう努める。森林環境譲与税基金:財源が交付金であるため、当年度に積立てた分を次年度に事業実施し、計画的に効果実現に努める。新たに公共施設等整備基金を設置し、大幅に増となった財政調整基金から移し替えを行い、今後必要とされる公共施設の更新費用の財源とする予定である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

当町では、平成29年度から類似団体より低い数値となっていたが、令和3年度は昨年度から1.5ポイント増え、類似団体と比較しても0.8ポイント高くなった。これは、近年、防災行政無線、庁舎自家発電装置、小中学校空調設備の更新工事や小中学校トイレの様式化工事を実施ており、その減価償却が開始されたためである。今後多くの施設が更新や長寿命化の改修を控えており、資産の減価償却の進行率と資産形成の平準化のバランスが重要であると考える。

債務償還比率の分析欄

令和3年度もふるさと応援寄附金基金等の充当可能財源が増加したことで、債務償還比率は、昨年度に比べ243.1ポイント改善された。しかしながら、公共下水道事業特別会計への起債償還にかかる繰出金の割合は依然高く、令和3年度も類似団体より高い水準となっている。今後も管路延長の工事に伴いその傾向は強まると推測されるが、法適用事業への移行準備を進めており、繰出金改善に向けて取り組んでいる。また、引き続き基金積立による充当財源確保にも努める。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

類似団体と比較して将来負担比率がかなり高くなっているが、これは将来負担額中の公営企業債等繰入見込額の金額の割合が高く、さらに年々増加傾向にあり、これが数値上昇の主な要因となっている。令和2年度から3年度においてはふるさと応援基金等の充当可能財源が増加し、将来負担比率は減少傾向にある。しかしながら、今後も小中学校の長寿命化の更新工事等大規模工事が控えており、地方債残高の増加が懸念され、借入の平準化を図るとともに、公共施設整備基金等の財源確保に努める。有形固定資産減価償却率については、令和1年度から2年度にかけ行った防災行政無線、庁舎非常用電源設備や各学校空調の更新更新工事の減価償却がかいしされたため、、昨年度より1.5ポイント上昇し、類似団体よりも高い水準となった。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は、ふるさと応援基金等の充当可能財源の増加と標準財政規模の増により改善傾向にあり、実質公債費率についても、公営企業債等繰出金の減と標準財政規模の増加により改善傾向にある。しかしながら、類似団体と比較した場合、将来負担比率、実質公債費率がともに高く、今後も大規模事業の償還開始や今後も小中学校の長寿命化の更新工事等大規模工事が控えており、元利償還金額は増加していく傾向にある。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2021年度)

財務書類に関する情報②(2021年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

福岡県須恵町の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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