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財政力指数の分析欄社会保障関係費用の増に伴う社会福祉費および高齢者保健福祉費の増や、臨時財政対策債の元利償還金の増等により、基準財政需要額が増加し、主にコロナ感染症の影響による企業収益の減に伴う法人税割の減や、評価替えに伴う固定資産税の減等により、基準財政収入額は減少した。基準財政需要額が増加し、さらに基準財政収入額が減少した結果、単年度の財政力指数と3か年の平均値は共に前年度より悪化したため、さらなる事業の精査、投資的経費の抑制等、歳出の見直しを実施するとともに、税収確保を中心とした歳入確保に努める。 | 経常収支比率の分析欄普通交付税や地方消費税交付金等が増となったため、経常一般財源は増加した一方で、訓練等給付費及び介護給付費等による扶助費の増、小・中学校空調整備等の償還開始による公債費の増、さらには新給食センターの規模拡大に伴う関連経費等の増加による物件費の増等により経常経費が増加したため、昨年度より0.9ポイント悪化した。今後も、持続可能な財政運営を考え、経常的な施設管理経費、委託経費の削減や補助金制度の見直しを行うとともに、義務的経費の見直しなど行財政改革への取組を進めていく。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄類似団体内順位が上位であり、人口1人あたりの行政経費は全国平均、県平均に比べて安価である。今後も引き続き、職員の資質向上に努めるとともに、住民サービスの質を向上させていく。 | ラスパイレス指数の分析欄類似団体平均と比較すると0.4ポイント上回っている。類似団体との差は、各団体の給与制度や年齢構成の差と分析しており、本町の給与制度は国制度に準拠しているため、今後も適切に進めていく。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄近隣自治体の人口が減少する中で、本町の人口は3万3千人~4千人を維持し、大きくは減少していないものの、全国平均、県平均に比べて少ない人数で運営している状況である。今後も定員適正化管理計画に基づいた採用を行い、効率的な行政運営と職員の資質向上に努める。 | 実質公債費比率の分析欄前年度に発行した猶予特例債の償還など、元金償還金の額が増加したため、前年度より0.1ポイント悪化した。類似団体平均と比べると3.3ポイント高い数値となっており、公債費残高の多くを占める公共下水道事業債については徐々に減少する見込みであるが、新規発行等については計画的に実施し、数値悪化の抑制に努める。一般会計においては、公共施設等の老朽化対策が本格化していく中で、財政指標等の予測を行い、事業の精査、起債の発行抑制に努める。 | 将来負担比率の分析欄普通交付税の再算定に伴う臨時財政対策債の発行抑制や、大型事業が少なく起債額が減少し、地方債現在高が減となったため、前年度より20.9ポイント改善した。しかしながら、企業債については、残高は減少しているが、昭和60年代~平成17年度に実施した下水道面整備の償還に加え、経年劣化した水道設備更新にかかる起債借入も予定されているため、将来負担比率の悪化は避けられない状況にある。今後については、施設修繕等を計画的に行い、規模縮小、廃止を含め事業内容を再検討しながら将来負担比率の低減に努める。 |
人件費の分析欄全体的に若年層が占める割合が大きいため、類似団体平均と比較すると3.4ポイント下回っている。引き続きこの状態を維持できるよう、定員適正化管理計画を基本に行財政改革への取り組みを進め、人件費が高騰しないよう注視していく。 | 物件費の分析欄新給食センターの規模拡大に伴う関連経費や燃料価格上昇等による光熱水費等の増等により、昨年度比で2.7ポイント悪化した。今後においては、エネルギー価格の高騰による物価上昇や資材不足等の影響が見込まれるため、引き続きムダを削減していくとともに、予算編成時において、需用費や役務費等について抑制を講じていく。 | 扶助費の分析欄類似団体平均と比較しても1.4ポイント高い水準にある。特に障害者手帳所持者数等の増により障害福祉費及び児童福祉費関連の給付費が増加傾向にあり、扶助費の伸びに歯止めがかからない状況である。資格審査等の適正化や単独で実施している給付型サービス、各種保険料の見直しは行っていくが、国の財源措置に期待せざるを得ない。 | その他の分析欄ここ数年は類似団体平均に比べて高い比率で推移しているが、下水道事業会計への出資金等が減となったことにより、昨年度比で0.8ポイント改善した。国民健康保険、介護保険等への繰出は今後も増加が見込まれ、厳しい状況が続いていくが、各保険料及び使用料の見直しも視野に入れ、町財政の健全化を図っていく。 | 補助費等の分析欄類似団体に比べ高い比率で推移しているが、昨年度と比較すると1.9ポイント改善した。コロナ感染症の影響により例年実施している補助事業などの実施が出来なかったことが主な要因であるが、今後は揖龍保健衛生施設事務組合施設の大規模改修が予定され、留意が必要となるため、町独自の補助金の見直し等、補助費等の抑制に努める。 | 公債費の分析欄昨年度と比較すると2.1ポイント悪化し、類似団体平均と比較しても3.0ポイント高い水準にある。前年度に発行した猶予特例債の償還などが主な要因であるが、今後も旧環境センター解体事業等の大型事業及び施設の老朽化対策による規模相応の発行を予定しており、数値の悪化が予測される。数値の上昇を少しでも抑制できるよう、計画的な地方債発行により公債費の平準化に努める。 | 公債費以外の分析欄ここ数年は類似団体の平均を下回っている状況である。今後もこの状態を維持できるよう、創意工夫して既存事業の改廃、整理、縮小を図り、施設の老朽化対策等に向けて歳出を更に抑制し、住民サービスを低下させないよう、適正な水準の維持に努める。 |
議会費労働費消防費諸支出金総務費農林水産業費教育費前年度繰上充用金民生費商工費災害復旧費衛生費土木費公債費 |
目的別歳出の分析欄コストが増加した衛生費についてはコロナワクチン接種事業の実施、公債費については前年度に発行した猶予特例債の償還等が要因である。土木費については総合公園整備、網干線道路整備及び太子陸橋修繕を継続的に実施しているため、類似団体平均を上回っているが、その他コストについては概ね類似団体平均を下回っており、人口一人当たりでは効率よく行政運営ができているといえる。ただし、民生費コストは類似団体平均よりは下回っているものの、障害福祉に係る扶助費が増加傾向のため、社会保障費の増については留意が必要である。また、今後は旧環センター解体事業等の大型事業を控えているため、引き続き計画的な事業実施により健全財政に努める。 |
人件費補助費等災害復旧事業費投資及び出資金物件費普通建設事業費失業対策事業費貸付金維持補修費普通建設事業費(うち新規整備)公債費繰出金普通建設事業費(うち更新整備)積立金前年度繰上充用金 |
性質別歳出の分析欄義務的経費においては、人件費は定員管理計画に基づく採用によりコストを抑えていることで類似団体平均を大きく下回っており、公債費は前年度に発行した猶予特例債の償還等によりここ5年で初めて類似団体平均を上回っている。扶助費については、医療費等の動向、障害福祉費及び児童福祉費の給付費の増により右肩上がりとなっている。補助費等については、下水道事業への繰出金の増加により類似団体比較においてもコストが高くなっている。普通建設事業費については、給食センター整備事業の完了により抑制したが、施設の老朽化対策や大型事業が控えているため、今後は上昇見込みである。繰出金については、国民健康保険、介護保険等多額の保険給付費の増により一般会計を圧迫しており、今後も経費の増が見込まれる苦しい状況が続くため、留意が必要である。 |
基金全体(増減理由)公共施設の老朽化対策に対応するため、公共施設整備基金を300百万円積み立てたことに加え、予算の適正執行の徹底等により、財政調整基金を取り崩す必要がなかったことにより、全体として660百万円増加した。(今後の方針)基金の使途の明確化を図るために、定期的に公共施設整備基金に積み立てていくことに加え、今後の財政需要の増大にも対応できるように一定額を確保していくことを予定している。 | 財政調整基金(増減理由)法定積立による積み立て、コロナ感染症の影響や予算の適正執行の徹底等により、取り崩し額がゼロだったため、昨年度から482百万円の増加となっている。(今後の方針)人口減少や景気後退による町税の減収や、大規模災害の発生など有事に備えるため、今後においても収支を維持し、財政調整基金の残高を維持していく。 | 減債基金(増減理由)今後の地方債償還に支障をきたさないよう、平成29年度に1億円を積み増している。(今後の方針)実質収支に応じて計画的に積み立てることを予定している。 | その他特定目的基金(基金の使途)公共施設整備基金:公共施設の整備に必要な資金に充てる基金ふるさと応援基金:本町にふるさと応援寄付する寄付者から収受した寄付金を適正に管理運用するための基金地域福祉基金:長寿社会に備えて在宅福祉の向上、健康づくり、ボランティア活動の増進を図る事業及び少子化社会における子育て支援対策の推進を図る事業を実施する基金新型コロナウイルス感染症対策利子補給基金:新型コロナウイルス感染症の影響により、国及び兵庫県の利子補給制度の対象となる融資を受けた町内事業者に対して、町が当該利子補給制度終了後に実施する利子補給事業の財源に充てるための基金交通安全対策基金:交通安全対策事業に必要な経費の財源に充てるための基金(増減理由)公共施設整備基金:公共施設の老朽化対策に対応するため300百万円を積み立て、給食センター整備事業に対応するため140百万円を取り崩した。交通安全対策基金:令和4年3月31日付で兵庫県市町災害共済組合が解散されることに伴う分配金43百万円を基金に積立てたため。(今後の方針)公共施設建設基金:公共施設の老朽化対策に対応できるよう、毎年定額(5千万円~1億円程度)を積み立てる予定としている。地域福祉基金:現状は基金利子を社会福祉事業に充当しているが、将来的には福祉施設の改修経費に充てる予定としている。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄本町では、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画の中で、令和38年度までに公共施設等の延床面積を40年間で14%削減するという目標(個別施設計画を踏まえ、令和3年度に中間見直し)を掲げ、老朽化した施設の更新、除却を進めている。有形固定資産減価償却率については、1.3ポイント低下し、類似団体平均と比較しても低い水準にあり、引き続き総合管理計画に沿って施設マネジメントを進めていく。 | 債務償還比率の分析欄債務償還比率は130ポイント低下したものの、類似団体平均を上回っている。地方債現在高の減少に加え、下水道事業における資本費平準化債の発行を抑制していることが主な要因であるが、今後も施設の老朽化等による大型事業が控える中で地方債残高は増加する見込みであり、特定目的基金等の積立により充当可能財源を増加させるなど、これ以上債務償還比率が上昇することのないよう努める。 |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析公共施設等総合管理計画において、令和38年度までに公共施設等の延べ床面積を14%減少するという目標を設定し、今後は老朽化した児童館、旧役場南庁舎及び旧学校給食共同調理センター、旧環境センターの除却を予定している。学校の大規模改修や新学校給食共同調理センターの整備に伴い、有形固定資産減価償却率は類似団体よりもやや低いものの、これらの事業実施により地方債残高が増加し、将来負担比率が類似団体と比べて高い水準にある。今後は事業の優先順位を見極め、起債の発行抑制に努めるとともに、計画的かつ積極的に公共施設マネジメントを推進する必要がある。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析本町は、類似団体と比較して、実質公債費比率、将来負担比率とも高い傾向にあるものの、将来負担比率は前年度比20.9ポイント低下した。主な要因は、普通交付税再算定に伴う臨時財政対策債の発行抑制や、大型事業が少なく起債額が減少し、地方債現在高が減となったためである。また、実質公債費比率については、前年度比で0.1ポイント上昇したが、今後は総合公園整備事業、網干線道路整備事業、橋りょう長寿命化事業、旧環境センター解体予定、保健福祉会館や文化会館といった公共施設の大規模改修などの大型事業に係る地方債の発行を予定しているため、大きく上昇する見込みである。可能な限り指標の悪化を抑制するには、補助交付金や交付税措置率の高い有利な地方債の活用、民間資金の低利調達、償還期間(据置期間)の調整による年度間負担調整と支払利息の縮減に努める必要がある。 |
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道路橋りょう・トンネル公営住宅港湾・漁港認定こども園・幼稚園・保育所学校施設児童館公民館 |
施設情報の分析欄類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高い施設は、認定こども園・幼稚園・保育所、橋りょう・トンネル、公営住宅、児童館である。令和2年度には有形固定資産減価償却率100%の児童館を閉館、教育施設等の改築や老朽化対策を進めるとともに個別施設計画に基づき、施設マネジメントの推進を図る。今後は、老朽化の著しい公営住宅についての具体的な方針決定・調整を進めていく必要がある。 |
図書館体育館・プール福祉施設市民会館一般廃棄物処理施設保健センター・保健所消防施設庁舎 |
施設情報の分析欄類似団体との比較で、特に有形固定資産減価償却率が高い施設は、図書館、消防施設であり、大規模改修や長寿命化を図る必要がある。今後の懸案事項として大型施設の文化会館及び保健福祉会館の老朽化が進んでいることから、大規模改修とともに他施設との統廃合や機能の複合化を図り、建物の健全性確保、施設の安定的運営に努める。 |
資産合計負債合計 |
1.資産・負債の状況一般会計等においては、上下水道事業所への出資や、その他の基金の増に伴い固定資産の投資その他の資産が増加したことや、流動資産の財政調整基金が増加したことで、資産総額が前年度末から1,056百万円の増加(+3.1%)となった。また、負債総額については、普通交付税再算定に伴う臨時財政対策債の発行抑制(△164百円)や、大型事業が少なく起債額が減少し、地方債現在高が減となったため、前年度から365百万円減少(-2.6%)した。全体会計、連結会計については、微減(全体△0.5%、連結△1.4%)となっている。今後も引き続き、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の集約化・複合化を進めるなど公共施設等の適正管理に努める。 |
純経常行政コスト純行政コスト |
2.行政コストの状況一般会計等において、経常費用は10,992百万円となり、昨年度よりも2,380百万円の減(△17.8%)となった。要因としては新型コロナウイルス感染症緊急経済対策による特別定額給付金及び子育て世帯臨時特別給付金の減である。経常費用のうち、人件費等の業務費用は4,475百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は6,517百万円であり、移転費用の方が業務費用よりも多い。その中で、社会保障給付(2,719百万円)については昨年度よりも48百万円増加(+1.8%)し、これは主に障害者福祉に伴う扶助費が年々増加していることによるものである。今後も進展する少子高齢化に伴い、扶助費の増加が想定されるため、事業見直しや町単独の扶助費の見直しにより、経費の抑制に努める。 |
本年度差額本年度末純資産残高本年度純資産変動額 |
3.純資産変動の状況一般会計等においては、税収等の財源(7,856百万円)が純行政コスト(10,742百万円)を下回っているものの、国県等補助金を加味した本年度差額は1,347百万円となり、純資産残高は昨年度より増加した。地方税の徴収率については、改善(2年度96.6%、3年度99.0%)しているものの、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う法人町民税及び固定資産税の徴収猶予特例措置が影響している。一方で、税収等については普通交付税の増加等により昨年度よりも382百万円増加(+5.1%)している。今後も徴収強化対策等により税収等の確保に努める。 |
業務活動収支投資活動収支財務活動収支 |
4.資金収支の状況一般会計等においては、業務活動収支は2,056百万円であったが、投資活動収支については、新給食センターの整備や総合公園の整備、基金への積立等を行ったことから、△1,607百万円となっている。財務活動収支については、地方債の発行額が地方債償還支出を下回ったことから△541百万円となり、合計すると、本年度末資金残高は前年度から92百万円減少し、575百万円となった。公共施設等の老朽化に伴う改修事業等により、今後も起債の借入が増加し、地方債残高が増加する見込みであるが、基金の取り崩しを極力抑え、事業の優先順位をつけながら行財政改革をさらに推進していく。 |
①住民一人当たり資産額(万円)②歳入額対資産比率(年)③有形固定資産減価償却率(%) |
1.資産の状況住民一人当たり資産額が類似団体平均を下回っているが、道路や河川の敷地で取得価額が不明な資産(備忘価額1円で評価)が多い。3年度については上下水道事業所への出資や、財政調整基金の増加によって前年度より3.7万円増加している。また、有形固定資産減価償却率については類似団体より低い水準であるが、新給食センターや橋りょう、総合公園の整備に伴い前年度より1.4%減少している。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めるなど、公共施設等マネジメントの推進に努める。 |
④純資産比率(%)⑤将来世代負担比率(%) |
2.資産と負債の比率純資産比率については、有形固定資産の総量により類似団体平均を下回っているが、負債の大半を占めているのは、地方交付税の不足を補うために特例的に発行している臨時財政対策(5,551百万円)である。一方、社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率については、類似団体平均を9.2ポイント上回っているものの、前年度から1.7%減少している。計画的な事業執行と起債の抑制・平準化などにより、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の軽減に努める。 |
⑥住民一人当たり行政コスト(万円) |
3.行政コストの状況住民一人当たり行政コストは類似団体平均をやや下回っているが、各項目別にみると、最も金額が大きいのは社会保障給付(2,719百万円)、次いで補助金等(2,552百万円)であり、少子高齢化の進展に伴う扶助費が増加していることによるものである。これらの合計は全体の49%を占めており、今後も扶助費は増加が予測されるが、事業見直し等により、経費の抑制に努める。 |
⑦住民一人当たり負債額(万円)⑧基礎的財政収支(百万円) |
4.負債の状況住民一人当たり負債額は類似団体平均よりやや高くいものの、負債の総額では前年度から3億6,461万円減少している。これは、普通交付税再算定に伴う臨時財政対策債の発行抑制や、大型事業が少なく起債額が減少し、地方債現在高が減となったことによるものである。地方交付税の不足を補うための臨時財政対策債残高は5,551百万円となっており、地方債残高の約半分を占めている状況である。一方、基礎的財政収支は1,159百万円の黒字であり、業務活動収支で投資活動収支分を賄えている状況であるが、施設の老朽化対策は課題であり、引き続き公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等マネジメントの推進に努める。 |
⑨受益者負担比率(%) |
5.受益者負担の状況受益者負担比率は類似団体平均を大きく下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は低いものの、前年度より0.5ポイント増加した。これは、令和2年度の経常費用に計上されていた特別定額給付金等の影響が大きい。経常費用の削減、公共施設等の使用料の見直し等、引き続き受益者負担の適正化に努めるとともに、行政改革大綱に基づく行財政改革により、経費削減に努めていく。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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