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上田市立産婦人科病院
📅2023年度📅2022年度📅2021年度📅2020年度📅2019年度📅2018年度📅2017年度📅2016年度
地域において担っている役割「赤ちゃんとお母さんにやさしい病院」を基本理念として、助産師外来や産後ケアを実施し、妊産婦の心身のケアや授乳指導、育児相談等を行い、地域で安心してお産ができる公立病院として周産期医療を担ってきたが、行政単独では継続的で安定した医師確保が極めて困難である現状や、地域全体の出生数が減少する中、この地域の将来にわたる安全・安心な周産期医療提供体制の構築を行うために、市立産婦人科病院と信州上田医療センターとの再編・集約を進め、令和6年3月31日をもって閉院した。最後まで公立病院としての勤めを果たし、役割を終えている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について決算による病院の経営指標は、全体的に効率性の低い状況となっている。既存規模に対する義務的経費の削減が困難な状況の中で、令和5年度末での閉院決定に伴い、分娩の取扱いを中止し、外来診療のみとしたことによる減収から、他会計からの繰入金により経営を維持する状態となった。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について施設は、新築後12年を経過した状態であり、老朽化による改修は当面は不要である。一方で、医療機器等の備品類や空調設備などは、定期保守により安全性を確保した上で延命化を図るとともに、計画的な更新によるライフサイクルコストの平準化に取り組んできた。令和5年度末をもって閉院することとなっていたため、最小限の修繕に留めていた。 |
全体総括継続的な医師の確保が困難であり、また分娩件数減少により厳しい経営状況が続いていたことから、信州上田医療センターとの再編・集約を進め、「医療を担う病院」と「政策的な支援を行う行政」の役割分担を明確にして連携するために、市立産婦人科病院は令和5年度は外来診療のみとし、令和6年3月31日をもって閉院した。 |
出典:
経営比較分析表
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