岩手県一関市:一関市国民健康保険藤沢病院の経営状況(最新・2024年度)
岩手県一関市が所管する病院事業「一関市国民健康保険藤沢病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
一関市
簡易水道事業
末端給水事業
工業用水道事業
一関市国民健康保険藤沢病院
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
少子高齢化と人口減少が急激に進む山間へき地に立地し、地域に唯一の入院機能を有する医科医療機関として住み慣れた地域で暮らし続けることを支える医療を提供する役割を担っており、24時間の初期救急対応、入院から在宅医療、併設の老人保健施設や特別養護老人ホーム、訪問看護ステーションなど6つの介護事業の中核として、地域包括医療・ケアを推進、実践している。
経営の健全性・効率性について
医業収益3.6%減、医業費用3.0%増により経営が更に悪化し、2年連続の経常損失となった。医業収益は、延べ入院患者数が9.4%減となり入院収益で6.4%減で、延べ外来患者数は0.8%減となったが、外来収益は0.2%増となった。医業費用は、給与費2.6%増、材料費12.8%増、経費2.0%増、減価償却費12.0%減、資産減耗費210.8%増で、主な費用の増加要因は、勤勉手当支給対象拡大による給与費増、院内処方に切替えた一部注射薬及び新型コロナワクチンの自主仕入による材料費増、電子カルテシステムの除却をしている。医業収益及び繰入金等の収益で費用を賄えず、これまでの内部留保に依存した経営となっている。
老朽化の状況について
病院建物が建築から30年を経過していることから有形固定資産減価償却率が類似病院を上回って老朽化が進んでいる。令和6年度に電子カルテシステムを更新したことによって資産を除却していることから機械備品の減価償却率が大きく減少している。令和7年度からは、新たな電子カルテシステムの減価償却を行っていくほか、今後については、建物老朽化に対する付帯設備の更新及び修理や長寿命化を図っていく必要がある。
全体総括
新型コロナ対策の終了による収益減少、受診行動の変化、人口減少、物価高、収益に連動しない給与費の増など複数の経営悪化要因が顕在化していることから、一医療機関の経営努力で収支バランスをとることが難しい状況と認識している。人材確保の面では、医師については地域枠であったり、個別の奨学金制度によって地域の病院にも配置されるようになってきたことは朗報であるものの、看護師やコメディカル、介護職まで多くの職種で人材の確保が厳しい状況に変わりはない。一方で人材が満たされたとしても、地域の縮小によって病院機能を維持することが難しくなる局面も容易に想定されることから、地域にとって将来にわたって残すべき機能の選択、規模の見直しが急務である。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
一関市国民健康保険藤沢病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の一関市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。