新潟県南魚沼市:ゆきぐに大和病院の経営状況(最新・2024年度)
新潟県南魚沼市が所管する病院事業「ゆきぐに大和病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
県の地域医療構想による「地域全体で一つの病院」として機能するため、当院は高齢者を中心とした回復期の医療提供を行うことで、近隣の急性期病院や開業医、介護施設を連携させる役割を担っていた。また、圏域の高齢化はさらに進行することから、令和6年11月からの無床診療所化後も在宅医療を中心とした高齢者を支える医療を提供するとともに、住民健診や事業所健診、人間ドックなどの総合健診事業を継続することで地域住民の健康増進や予防活動に積極的に取り組んでいる。
経営の健全性・効率性について
令和6年11月から無床診療所化したため、同年10月までの数値となっている。無床診療所化に向け令和5年12月頃から入院患者数の調整を行ってきた結果、病床利用率・入院患者1人1日当たり収益は低下した。また、10月末まで入院機能維持に必要な人員・設備等は維持したままだったため(修正)経常収支比率は悪化する結果となった。無床診療所化後は、最大250床規模の病院で外来のみの診療となるため、経費が高上りになる。診療に適正な規模の施設へ建替えを行い、効率的な経営を行う必要がある。
老朽化の状況について
平成27年度の病院再編時に高圧電気設備や通信回線設備、医療ガス設備、防災設備など主要設備の更新を行い、その他の施設設備も日常的な保守や修繕を行いながら長寿命化に努めている。医療機器についても、定期的な保守点検や必要な修繕によって診療に影響を及ぼさないよう長寿命化を図りながら、令和2年度には電子カルテを更新するなど計画的な機器更新を行っている。しかしながら、無床診療所化後も、施設の規模は大きく変わっていないため、施設の利用効率が非常に悪い状況となっている。主要施設更新時の借入返済も完了するため、適正な規模に合わせた診療所への建替えが必要な状況である。
全体総括
急速な高齢化と人口減少は当市においても同様であり、当院が担う高齢者を中心とした回復期の医療提供は引き続き高いニーズで推移するものと見込んでいる。それに対応するため、地域包括ケア病床の増床など、急性期病院と在宅や介護施設を橋渡しする役割の更なる強化を目指していたが、医師の働き方改革施行をうけて、南魚沼市病院事業再々編の方針により、令和6年11月に無床診療所となった。今後は新たな市北部の在宅医療の拠点としての役割を担う中で、収益確保策を模索するとともに、更なる経費削減・効率化に努めることで、医業収支の安定と累積欠損金の改善を目指す。また、施設の老朽化が顕著であることから、令和9年度を目途に移転新築の方針である。経費圧縮による物価高騰対策は限界に近付いており、人件費高騰による影響も非常に大きい。しかし、給与を上げなければ医療従事者確保は難しく、経営改善とのジレンマになっている。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
ゆきぐに大和病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南魚沼市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。