岩手県洋野町:国保種市病院の経営状況(最新・2024年度)
岩手県洋野町が所管する病院事業「国保種市病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
洋野町
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国保種市病院
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収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
町内唯一の病院として地域の初期救急や圏域における回復機能、日常的な医療に加え、人工透析治療及び在宅診療を行い、町内の診療所、圏域の中核病院との連携や介護施設の協力医療機関としての役割を担っている。また、保健・福祉と連携・協力し、各種予防接種や健診・検診を積極的に実施するなど、町民の健康維持のための保健・介護予防活動の取り組みなど、地域包括ケアシステムの一翼を担っている。加えて、協力型臨床研修病院としての役割を担っており、引き続き基幹型臨床研修病院と連携しながら、地域医療のシステム化を図り、研修医に多様な研修機会を提供するとともに、専門性向上と地域医療の充実を図っていきます。
経営の健全性・効率性について
入院・外来ともに患者数の減少及び診療単価の減が大きく影響し、前年度と比較して、経常収支比率は5.9ポイント、医業収支比率は5.2ポイント、修正医業収支比率は5.1ポイント、病床利用率は5.2ポイントいずれも減少、また、類似病院平均値も下回りました。なお、職員給与費対医業収益比率は8.6ポイント、材料費対医業収益比率は2.7ポイントと前年度と比較していずれも増加しました。職員給与費医業収益比率の上昇原因については、近年行われている給与改定の影響による人件費の増加、材料費対医業収益比率の上昇原因については、物価高騰による影響を大きく受けたことによるものです。
老朽化の状況について
当院は、昭和58年増改築、平成23年耐震改良工事等を経て現在の形になってから15年を迎えようとしていて、資産の老朽化を示す、有形固定資産減価償却率は78.1ポイント、前年度と比較して0.7ポイント増加、また、類似病院平均値を上回っています。器械備品については、6年度は他会計補助金等を活用して、医療テレメータ、個人用透析装置、医療情報システム等を更新したため、器械備品減価償却率は前年度より4.7ポイント減少となりました。建物については、老朽化に加え施設が海に面していて津波浸水区域内にあることから移転の検討を、器械備品については、耐用年数等を考慮し必要度を検討しながら更新計画を立て、各種補助金の使用するなど、財政状況を考慮しながらの更新を実施していきます。
全体総括
6年度も自治体病院としての役割を果たす一方で、経営は厳しい状況を余儀なくされ赤字となり、経営の健全化には至りませんでした。人口減少や少子高齢化の進行の影響等から、今後も患者数の減少に伴う医療収入の減少、人件費の増加や物価高騰に伴う医業費用の増加により、今後ますます経営環境が厳しくなると想定されますが、診療単価の見直し、職員の適切な配置、材料・薬品等の効率的な調達・管理、また、業務委託の見直し等経費の削減を図り、引き続き経営改善に取り組み、収支の改善に努めていきます。全国的に医師不足といわれている中で、7年度は医師の派遣期間満了に伴い、常勤の外科医がいなくなりますが、引き続き医大や近隣病院に医師の派遣依頼を行い、住民が住み慣れた地域で安心して医療・ケアを受けられるよう、町内唯一の医療機関としての役割をを果たし、医療の提供に取り組んでいきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保種市病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の洋野町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。