鹿児島県肝付町:町立病院の経営状況(最新・2024年度)
鹿児島県肝付町が所管する病院事業「町立病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当院は、肝付町の山間へき地に位置する内之浦地区において唯一の有床医療機関である。内之浦地区は過疎化が進み、令和7年3月末現在の高齢化率は57.1%と非常に高く、また公共交通機関も乏しく自家用車を保有していない高齢者が多数存在することから、病院による患者無料送迎を実施している。常勤医、近隣医療機関からの派遣医師協力の下、様々な症例への対応は勿論のこと、救急病院指定による夜間、休日の患者受入も行っており、内之浦地区住民にとって必要不可欠な存在である。
経営の健全性・効率性について
令和6年度は、入院患者が1,631人の増加、外来患者が444人の減少となり、医業外収益の他会計負担金の増加及び地域包括ケア病床への一部再編を行ったことによる入院収益増収により、前年度収支と比較して7百万円ほどの増収となった。それに伴い、①経常収支比率、②医業収支比率、③修正医業収支比率、④病床利用率はいずれも増加となった。⑤入院患者1人1日当たり収益、⑥外来患者1人1日当たり収益はいずれも増加となったが、⑤⑥ともに類似病院平均値を下回っている。⑦職員給与費対医業収益比率は、収益増収を上回る人件費のベースアップにより増加となった。⑧材料費対医業収益比率は、薬品の後発品への切替等により減少しており、また類似病院平均値を下回っており効率的な調達や管理が行われている。⑨累積欠損金比率は前述のとおり、前年度に比べ増収となったため、前年度より減少となった。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率については、病院本体の建設から40年経過しており、増改築や修繕を重ねていることから老朽化は否めないが、器械備品減価償却率は、経年比較・平均比較から適切な投資ができているものと考えられる。また1床当たり有形固有資産についても経年比較で増加傾向にあるが、平均比較より低い数値であるので今後も継続して計画的な更新を実施していく。
全体総括
令和6年度の決算は、入院患者の増加及び一般会計からの繰入金(法定外繰入金含む)の増額を行ったにも関わらず、物価高騰及び人件費上昇の影響を受け、前年度に引き続き赤字経営となった。人件費のベースアップについては、一部適用のため、人事院勧告が反映され大幅な人件費増となった。また、施設の老朽化に伴い、医療機器の更新にかかる建設改良費及び施設空調設備等の修繕費も増加傾向となっている。急激な人口減少によるサービス需要の減少としては、特に外来患者数の減少がみられる。人口減少に併せて、施設入所や自宅へ戻れない患者の区域外流出によるサービス需要の減少も見られる。一部職種においては、人材確保が困難なケースもみられるが、今後も病院機能や救急医療等の地域医療維持のため、常勤医師3名体制の継続等を含めた医療体制の充実を図り、新たな医療提供構築や収益確保及び費用削減に、また令和5年度末に策定した持続可能な地域医療提供体制を確保するための経営強化プランにより、地域のニーズに応じた公立病院としての役割を十分果たせるよう努める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
町立病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の肝付町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。