鹿児島県肝付町:町立病院の経営状況(2022年度)
鹿児島県肝付町が所管する病院事業「町立病院」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
当院は、肝付町の山間へき地に位置する内之浦地区において唯一の有床医療機関である。内之浦地区は過疎化が進み、令和5年3月末現在の高齢化率は57.0%と非常に高く、また公共交通機関も乏しく自家用車を保有しない高齢者が多数存在することから病院における患者無料送迎を実施している。常勤医、近隣医療機関からの派遣医師協力の下、様々な症例への対応は勿論のこと、救急病院指定による夜間、休日の患者受入も行っており、内之浦地区住民にとって必要不可欠な存在である。
経営の健全性・効率性について
令和4年度から常勤医師が2名から3名体制になり、入院患者が1,088名増加しましたが、外来患者は地区人口の自然減少等により735名減少となり、前年度と比較して16百万円程の増収となった。それに伴い①経常収支比率、②医業収支比率、③修正医業収支比率、④病床利用率が全て増加となった。⑤入院患者1人1日当たり収益は手術等の増加により増えているが、⑥外来患者1人1日当たり収益は長期処方の継続により検査等の減少で減っており⑤、⑥伴に類似病院平均値を下回っている。⑦職員給与費対医業収益比率は、医師が1名増となったが入院収益の増収により前年度より減少した。また不採算地区(過疎地等)病院の要因が比率高値の原因となっている。⑧材料費対医業収益比率は、類似病院平均値を下回っており効率的な調達や管理が行われている。⑨累積欠損金比率は、前述のとおり前年度に比べ増収となったが、当年度純損失が生じたため前年度数値と同数となった。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率については、病院本体の建築から39年経過しており、増改築や修繕を重ねていることから老朽化は否めないが、器械備品減価償却率は、経年比較・平均比較から適正な投資ができているものと考えられる。また1床当たり有形固定資産についても経年比較で増加傾向にあるが、平均比較より低い数値であるので今後も継続して計画的な更新を実施していく。
全体総括
令和4年度の決算は、入院患者の増加及び一般会計からの繰入金(法定外繰入金含む)を行ったにも関わらず、前年度に引き続き赤字経営となった。今後も病院機能や救急医療等の地域医療維持のため、常勤医師3名体制の継続等を含めた医療体制の充実を図り、新たな医療提供構築や収益確保及び費用削減に、また令和5年度策定予定の持続可能な地域医療提供体制を確保するための経営強化プランにより、地域のニーズに応じた公立病院としての役割を十分果たせるよう努める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
町立病院の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の肝付町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。