兵庫県新温泉町:浜坂病院の経営状況(最新・2024年度)
兵庫県新温泉町が所管する病院事業「浜坂病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
新温泉町
簡易水道事業
末端給水事業
浜坂病院
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
漁業集落排水
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度
経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当院は、救急告示病院として救急患者を受け入れているが、現在は手術機能を休止している。そのため、近隣の急性期病院で治療を終えた患者に対し、在宅復帰に向けた医療やリハビリテーションを提供する「回復期機能」に主眼を置いた役割を担っている。また、訪問診療・訪問看護・訪問リハビリテーションを通じて、切れ目のない在宅医療・介護サービスを提供するとともに、在宅療養支援病院として、住み慣れた地域での看取りにも積極的に取り組んでいる。地域包括ケアシステムの中核を担う病院として、人間ドックや健康講座、糖尿病重症化予防プログラムなどの事業を行政と連携して実施し、地域住民の健康維持・増進を図っている。
経営の健全性・効率性について
持続可能な病院経営を目的に策定した経営強化プランに基づき、様々な改善策に取り組んだが、経営全体としては、新型コロナウイルス感染症の関連補助金の終了による影響が大きく、経常収支比率は82.3%と前年度より悪化する結果となった。一方で、本業の収支を示す医業収支比率及び修正医業収支比率は、患者数の伸び悩みや診療報酬改定に伴う診療単価の減少により収益は減少したものの、職員数減に伴う人件費の減少や経費の節減がそれを上回ったことにより、前年度比でわずかながら改善が見られた。また、かかりつけ医機能の強化や病病・病診連携の推進により、紹介件数は着実に増加している。今後も地域包括ケアシステムのさらなる深化に向け、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリテーションを充実させ、地域に根差した持続可能な病院経営を堅持していく。
老朽化の状況について
当院は建築後40年以上(昭和57年10月竣工)が経過し、施設の老朽化が著しい状況にある。当初110床で運用を開始したが、現在は1病棟49床に縮小しており、1床当たりの有形固定資産は類似施設と比較し1.5倍に達している。施設内では漏水や雨漏りが頻繁に発生しており、その都度補修を行いながら維持している状態である。経営状況を鑑み、現在は有利な地方債を活用しながら緊急性の高い箇所から優先的に改修・更新を進めている。建物自体は新耐震基準を満たしているものの、将来的な建替えや大規模改修については、経営強化プランに基づく役割・機能の最適化及び、連携強化の観点から議論が必要である。今後、「(仮)公立浜坂病院施設設備あり方検討委員会」を立ち上げ、早期に施設・設備の最適化に取り組むこととしている。
全体総括
令和6年度の診療体制は、内科(総合診療)常勤医が前年度より1名減の5名となり、、整形外科1名を合わせた常勤6名体制となった。経営面では、職員数の減少により一時的に人件費は減少したものの、依然として賃金水準の上昇や物価高騰が続いており、病院事業を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあり、経営強化プランにかかげた取り組みを着実に実行することで、経営の健全化に努めていく。一方、地域活動においては、健康講座の開催や地域への理学療法士派遣による運動指導など、フレイル予防の一翼を担い、住民の健康維持・増進に寄与することができた。今後も、限られた医療資源を最大限に活用し、地域住民が住み慣れた地域で安心して暮らしていけるよう、地域に根差した病院として、さらなる経営基盤の強化を図る必要がある。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
浜坂病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の新温泉町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。