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財政力指数の分析欄・固定資産税等の安定した税収により、類似団体平均を大きく上回る財政力指数ではあるが、近年はほぼ横ばいで推移している。収納率の向上や企業誘致をはじめ、ふるさと納税、受益者負担の適正化等など新たな歳入確保を進めるとともに、行政評価制度の適切な運用により歳出削減に努める。 | 経常収支比率の分析欄・平成29年度においては、95.4%となり前年度から0.4ポイント減少したが、類似団体平均を上回っている状況である。地方債の元金償還が始まったことによる公債費の増加が主な要因である。第5次総合計画において、行財政基盤強化プロジェクトを緊急重点プロジェクトと位置付け、事務事業の見直しと改善、アウトソーシング、定員管理、公共施設維持管理コストの縮減等に努める。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄・平成29年度においては、4,334円減少し類似団体平均を下回っている。今後も、定員適正化計画に基づく職員数削減等により人件費の抑制に努める。物件費については、行政改革の中で削減に努める。 | ラスパイレス指数の分析欄・国の水準を下回っているものの、類似団体平均と比較するとやや高い水準となっている。、引き続きラスパイレス指数の動向には十分に注意し、その抑制に努めていく。(※ラスパイレス指数は前年度の数字を引用しています。) | 人口1,000人当たり職員数の分析欄・町行政サービスの推進を図るため、出張所等多くの施設を配置しており、類似団体と比較した場合の職員数は、平均を上回っている状況にある。平成26年度を初年度とする第5次定員適正化計画(5年間)に基づき、定年退職者の不補充や民間委託の推進等により、今後も職員数の削減に努める。 | 実質公債費比率の分析欄・平成29年度では、前年度より1.0ポイント増加し、類似団体平均を上回った。近年、借入れを行った地方債の元利償還額の増加が大きな要因である。今後の財政運営については、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのないよう努める。 | 将来負担比率の分析欄・平成29年度においては13.2%減少し、その主な要因としては、財政調整基金等の積立金の増額、平成29年度借入額の減少などが挙げられます。一方で、不交付団体のため普通交付税が交付されず標準財政規模が小さいことなどが要因としてあり、類似団体平均を大きく上回っています。今後も義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。 |
人件費の分析欄・人件費については、前年度から0.3ポイント減少し、類似団体平均を下回る結果となった。、今後も定員適正化計画に基づき、職員数の削減を実施し効率的な行政運営により人件費の抑制を図る。 | 物件費の分析欄・物件費については、前年度から1.0ポイント減少したものの、類似団体平均と比べて高い水準にある。道路新設改良費による業務委託料などは減少したが、臨時職員の賃金等が増加している状況である。今後も、積極的なコスト削減、業務の効率化を図ることにより抑制に努める。 | 扶助費の分析欄・扶助費については、前年度から0.6ポイント減少し、類似団体平均を下回る結果となった。今後も、町単独で実施している事業の見直しを進め、近隣市や類似団体の比較等により扶助費の精査・見直しを行い抑制に努める。 | その他の分析欄・その他の経費が類似団体平均を上回っているのは、繰出金が主な要因である。国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計等に繰出金を支出しているが、高齢化に伴い増加する医療費等により一般会計からの繰出金は増加傾向にある。今後、保険料の適正化や独立採算性の原則に立ち、一般会計の負担額を減らしていくよう努める。 | 補助費等の分析欄・補助費等については、前年度から増減はないが、類似団体平均を上回る結果となった。主な要因として、し尿処理事業や常備消防事業などに係る負担金の増加が要因である。今後も、各種補助金の精査を進め、補助費等の削減に努める。 | 公債費の分析欄・公債費については、前年度から1.3ポイント増加し、類似団体平均を大きく上回る結果となった。据置期間が終了した地方債の元金償還が始まったことが要因である。今後も計画的な借入れ、及び年度間の償還額の平準化に努める。 | 公債費以外の分析欄・公債費以外の経常収支比率が類似団体平均を上回っている要因として、扶助費と物件費が高い水準にあることが挙げられる。扶助費については、町単独で実施している扶助制度の見直しにより抑制を図り、物件費については、積極的なコスト削減、業務の効率化を図ることにより抑制に努める。 |
議会費労働費消防費諸支出金総務費農林水産業費教育費前年度繰上充用金民生費商工費災害復旧費衛生費土木費公債費 |
目的別歳出の分析欄衛生費については、平成29年度より全国、埼玉県、類似団体平均を下回る結果となった。主な要因としては、ごみ処理施設建設負担金が平成28年度で終了したことが挙げられる。消防費については、年々増加傾向にあり、平成29年度においては、全国、埼玉県、類似団体平均を上回る結果となった。主な要因としては、常備消防事業による負担金の増加が挙げられる。公債費については、類似団体平均及び埼玉県平均を上回っている。公債費については、平成31年度までは上昇することが見込まれている。今後も計画的な借入れ及び年度間の償還額の平準化に努める。 |
人件費補助費等災害復旧事業費投資及び出資金物件費普通建設事業費失業対策事業費貸付金維持補修費普通建設事業費(うち新規整備)公債費繰出金普通建設事業費(うち更新整備)積立金前年度繰上充用金 |
性質別歳出の分析欄普通建設事業費については、平成28年度は全国、埼玉県、類似団体平均を上回っていたが、平成29年度においては、全国、埼玉県、類似団体平均を下回る結果となった。減少した主な要因として、ごみ処理施設建設負担金などの大型事業は終了したことが挙げられるが、スマートIC整備事業があるため今後も高い状況が続くことが予想される。扶助費については、5年連続で類似団体平均を上回っているため、町単独で実施している事業の見直しを進め、今後も近隣市や類似団体の比較等により、扶助費の精査・見直しを行い抑制に努める。 |
基金全体(増減理由)・財政健全化の取組を着実に実施し、近年増加傾向にある。また、平成29年度においては法人町民税が約77,000千円の増収により、前年度よりも積立額が増加した。(今後の方針)・引き続き取崩額を抑え、災害等への備えのため、標準財政規模の10%を目途に積み立てることとしている。また、その他の特定目的基金のうち、基金の目的を達成したと考えられる基金については見直しを検討。 | 財政調整基金(増減理由)・景気の動向による法人町民税等の税収の増加や事業費の精査・見直しを行い経費を抑制。(今後の方針)・財政調整基金の残高を、標準財政規模の10%に達するよう努める。 | 減債基金(増減理由)・なし(今後の方針)・なし | その他特定目的基金(基金の使途)・まちづくり寄附基金:子育てに関する事業、安心・安全に関する事業、芸術・文化・教育に関する事業など、魅力あるまちづくりを目的とする。・緑ぬくもり基金:緑の保全・育成及び未来を拓きぬくもりのあるまちづくりを目的とする。・生涯学習施設整備基金:生涯学習施設の整備を図ることを目的とする。(増減理由)・まちづくり寄附基金:ふるさと納税による寄附額の増加(今後の方針)・まちづくり寄附基金:魅力あるまちづくりを形成するため、今後も約200,000千円を目途に積み立てることとしている。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄整備中 | 債務償還可能年数の分析欄近年、大型の事業として広域ごみ処理施設、地方道路整備事業、土地区画整理支援事業などについて借入れを行ったとにより、地方債残高が増加しました。そのため、償還可能年数が類似団体平均を上回った。今後も借入れを行う事業内容を精査し、財政の健全化に努める。 |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析整備中 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析・将来負担比率は13.2%減少し、その主な要因としては、財政調整基金等の積立金の増額、平成29年度借入額の減少などが挙げられます。一方で、不交付団体のため普通交付税が交付されず標準財政規模が小さいことなどが要因としてあり、類似団体平均を大きく上回っています。今後も義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。・実質公債費比率は、前年度より1.0ポイント増加し、類似団体平均を上回った。近年、借入れを行った地方債の元利償還額の増加が大きな要因である。今後の財政運営については、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのないよう努める。 |
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道路橋りょう・トンネル公営住宅港湾・漁港認定こども園・幼稚園・保育所学校施設児童館公民館 |
施設情報の分析欄整備中 |
図書館体育館・プール福祉施設市民会館一般廃棄物処理施設保健センター・保健所消防施設庁舎 |
施設情報の分析欄整備中 |
資産合計負債合計 |
1.資産・負債の状況日々仕訳の導入に伴い、平成29年度決算より統一的な基準による財務書類を作成している。公共施設等の資産は、維持管理や更新費用など将来の支出を伴うものであるため、適切な管理・計画が必要である。令和元年度及び2年度で「個別「施設計画」を作成し、令和2年度で「公共施設等総合管理計画」の更新を実施する予定であり、今後も計画に基づく適正な資産管理に努めるものである。 |
純経常行政コスト純行政コスト |
2.行政コストの状況日々仕訳の導入に伴い、平成29年度決算より統一的な基準による財務書類を作成している。第5次総合計画では、「行財政基盤強化」を緊急重点プロジェクトに位置付け、第6次行政改革大綱を中心とした行財政改革を進めている。住民サービスの充実を図りながらも、各種事業の見直しや公共施設等総合管理計画に基づく施設の適正配置を進めることで、経費の削減・抑制に努めるものである。 |
本年度差額本年度末純資産残高本年度純資産変動額 |
3.純資産変動の状況日々仕訳の導入に伴い、平成29年度決算より統一的な基準による財務書類を作成している。一般会計等における純資産比率は、「60.2%」であり県内町村平均が「68.8%」であることから、平均的な位置にあると考えられる。安易に純資産を増加させることなく、平成29年度以降の経過分析を進めることで、現世代と将来世代の負担のバランスを考慮した行政運営に努めるものである。 |
業務活動収支投資活動収支財務活動収支 |
4.資金収支の状況日々仕訳の導入に伴い、平成29年度決算より統一的な基準による財務書類を作成している。一般会計等における業務活動収支は黒字となっており、堅調な財政運営であるといる。投資活動収支は、スマートIC整備事業等を行ったことから「△554千円」となり、財務活動収支は、地方債発行額が償還額を下回ったことから「△643千円」となった。公共施設管理計画に基づき適正な施設管理を進めるとともに、適切な地方債及び基金管理に努めるものである。 |
①住民一人当たり資産額(万円)②歳入額対資産比率(年)③有形固定資産減価償却率(%) |
1.資産の状況住民一人当たり資産額、歳入額対資産比率、有形固定資産減価償却率のいずれも類似団体平均値並みの水準である。将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担を軽減するため、令和2年度に更新予定の「公共施設等総合管理計「画」に基づき、公共施設の適正配置を進めることにより、施設保有量等の適正化に取り組むものである。 |
④純資産比率(%)⑤将来世代負担比率(%) |
2.資産と負債の比率純資産比率は、類似団体平均値をやや下回る水準である。将来世代負担比率は類似団平均値を上回っており、これは給食センター建設事業やごみ処理施設等建設事業などの大型事業が短期間に集中し、地方債残高が増加したためである。地方債残高減少のため、地方債借入額が償還額を上回ることのないよう財政運営を行っており、今後も資産と負債のバランスを注視し、適正な行財政運営に取り組むものである。 |
⑥住民一人当たり行政コスト(万円) |
3.行政コストの状況住民一人当たり行政コストは、類似団体平均値並みの水準である。今後も定員適正化計画や第6次行政改革大綱に基づき、住民サービスの充実を図りながらも、経営経費の削減・抑制に努めるものである。 |
⑦住民一人当たり負債額(万円)⑧基礎的財政収支(百万円) |
4.負債の状況住民一人当たり負債額は、類似団体平均値をやや上回っており、これは類似団体よりも高い地方債残高が影響しているためである。基礎的財政収支は、類似団体平均値を上回っており、経常的支出を税収等の収入で賄えているため、業務活動収支が黒字となったことによるものである。今後も安定的な財政運営のため、税収確保に努めるとともに、地方債残高の削減も進めていくものである。 |
⑨受益者負担比率(%) |
5.受益者負担の状況受益者負担比率は、類似団体平均値を下回っており、行政サービスの提供に対する直接的な住民負担が、類似団体に比べ比較的低いことが考えられる。今後、受益者負担の適正化による使用料等の見直しなどが必要と考えるが、同時に行財政改革による経常費用の削減も必要である。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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