北海道富良野市の財政状況(2020年度)
北海道富良野市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
富良野市
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収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2020年度)
財政比較分析表(2020年度)
財政力指数の分析欄
人口減少と少子高齢化による生産年齢人口の減少から市税収入の伸びが期待できず、類似団体平均を下回っている。地方交付税による収入も厳しい状況にあるため、自主財源の確保、地域発展による生産年齢人口の確保に努める。
経常収支比率の分析欄
公債費及び補助費等の増加しているが、92.0%と類似団体平均を若干下回った。定員適正化計画による人件費の管理、計画的な施設修繕による維持補修費の平準化など、引き続き財政状況の適正化に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
類似団体平均を上回っているのは、主に人件費が要因となっている。これは手当の水準が類似団体と比較して高いため、経常収支比率の人件費分が高くなっている。定員適正化計画による人件費の管理、事業経費の効率化による抑制等、適正な管理に努める。
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体平均を常に上回っている状況にあるが、前年度より0.7ポイント減少している。引き続き、定員適正化計画に基づく定員の適正化、各種手当等の見直しによる給与水準の適正化に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
類似団体平均は上回っている状況にある。定員適正化計画に基づき、年齢階層の平準化や技術職員の確保等、引き続き定員の適正化に努める。
実質公債費比率の分析欄
類似団体平均に比べ若干、比率の少ない状況にある。交付税措置のある市債を中心に発行を行い、実質負担の抑制を図り、適正な起債管理に努める。
将来負担比率の分析欄
類似団体平均に比べ、比率の少ない状況にあるが、交付税措置のある市債の発行等、将来負担への影響を最小限に留めるよう努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)
人件費の分析欄
類似団体平均を若干下回る割合にある。引き続き定員適正化計画に基づく定員の適正化、各種手当等の見直しによる給与水準の適正化に努める。
物件費の分析欄
類似団体平均を上回る割合にある。指定管理委託制度の活用が要因のひとつであるが、事業の効率化による経費の抑制等、適正な管理に努める。
扶助費の分析欄
類似団体平均を若干上回る割合にある。子ども子育て制度の変遷や超高齢化社会への対応等、国の動向を見据え適正なサービスの確保に努める。
その他の分析欄
類似団体平均を上回る割合にある。多くの施設の老朽化に伴う維持補修費が主な要因となるが、計画的に施設修繕を行い、経費の平準化を図っていく。また、集約化等により有効かつ効率的な施設の管理及び利活用を図っていく。
補助費等の分析欄
類似団体平均を下回る割合にあるが、ほぼ横ばいで推移している。補助費等には広域連合に対する負担金が大きな割合を占めているが、補助率及び補助対象経費の適正化に努める。
公債費の分析欄
類似団体平均を下回る割合にある。引き続き交付税措置のある市債を中心に発行を行い、実質負担の抑制を図り、適正な起債管理に努めていく。
公債費以外の分析欄
類似団体平均を上回る割合にある。税収や普通交付税など経常一般財源の大幅な伸びは期待できない中、社会保障制度の変更などにより扶助費は増加傾向にあるため、適正な事業対応を図り経常経費の抑制に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
目的別歳出の分析欄
議会費など一部類似団体平均に比べ高い割合のものがあるものの、ほぼ同程度にある。農林水産業費の割合が高いのは、道営農業生産基盤整備事業に係る負担金等の増額による。土木費においては、市道改良舗装事業、橋梁架換、公園長寿命化等、計画的な改良工事を行っており、類似団体と比較して高い値となっている。今後も事務事業の見直し等適正な財政運営に努める。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
性質別歳出の分析欄
人件費、扶助費、公債費による義務的経費は類似団体平均と比べほぼ同率で、投資的経費においては昨年度より増額している。これは新庁舎建設に係る費用が発生しているためである。また、維持補修費が高い割合にあるが、建築後、約30年経過する公共施設が約半数を占めており、計画的に予防修繕を行っている。今後も事務事業の効率化等、経常経費の抑制を図り、適正な財政運営に努める。
実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)
分析欄
財調残高及び実質収支は減少傾向にある。適正な基金管理のもと自主財源の確保、地域発展による生産年齢人口の確保に向け、まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる事業の積極的な推進に努める。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)
分析欄
全会計、黒字を継続しており、今後においても各会計の収支を注視しつつ、黒字を継続するよう努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄
従前より市債の発行は交付税措置のあるものを中心に借入れを行い、実質負担抑制を図っている。引き続き適正な起債管理に努める。満期一括償還地方債の借入はなく、満期一括償還地方債の償還財源としての積立てはしていない。
将来負担比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄
一般会計に係る地方債残高は、平成27年度における大型公共事業の実施により地方債の借入れがあり地方債残高は増加する見込みであるが、交付税措置のあるものを中心に借入れを行い、実質負担抑制を図っている。債務負担、繰出金及び負担金の適正指導も含め、引き続き適正な起債管理に努める。
基金残高に係る経年分析(2020年度)
基金全体
(増減理由)地域振興基金、ふるさと応援基金、地域づくり推進基金、地域利用対策基金、森林環境贈与税基金等を積立てた一方、除雪対策事業等へ財政調整基金を2億円、庁舎等施設整備基金を2,869万円取り崩したことにより、基金全体としては約1億9,200万円の減となった。(今後の方針)中長期的には減少傾向にあるが、基金の使途の明確化とともに計画的な基金管理に努める。
財政調整基金
(増減理由)除雪対策事業等へ2億円を繰入したことによる減少(今後の方針)富良野市基金条例に基づき、毎会計年度において一般会計に計上した額及び決算上、当該年度に新たに生じた剰余金額の2分の1以上(継続費、繰越明許費に必要とする金額を除く。)を積立てる。
減債基金
(増減理由)償還のため870万円を取り崩したことによる減少。(今後の方針)市債の償還に必要な財源を確保し、将来にわたる市財政の健全な運営に資するため、計画的に管理する。
その他特定目的基金
(基金の使途)庁舎等施設整備基金:富良野市庁舎、富良野文化会館及び富良野スポーツセンターの施設を整備する社会福祉基金:社会福祉事業の振興及び地域福祉を推進する(増減理由)庁舎等施設整備基金:新庁舎建設事業に向け取り崩したことによる減少(2,860万円)ふるさと応援基金:ふるさと納税から諸経費を除いた分を積立てたことによる増加(3,382万円)(今後の方針)庁舎等施設整備基金:今後必要に応じて取崩す予定。(令和2年度末残高:6億839千円)
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は、類似団体より高い水準にある。公共施設の更新改修費の推計を図りながら、計画的に施設改修を行っていく。
債務償還比率の分析欄
類似団体と比較して若干高いものの、概ね平均的である。今後も市債の計画的な発行に加え、事務事業の見直し等を行い、償還財源に対する実質債務を抑えていくよう努める。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率について、交付税措置のある市債の発行に努めるなど将来への影響を最小限に留めるよう努めてきた結果、将来負担比率が低下してきている。一方で、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも高く、上昇傾向にある。主な要因としては、昭和40年代に建設された現庁舎や文化会館が、いずれも有形固定資産減価償却率90%以上になっていることがあげられる。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
実質公債費比率は類似団体と比較して低い水準にある。新庁舎建設に伴い将来負担比率については増加傾向にあるが、交付税措置のある市債の発行に努めるなど、将来への影響を最小限に留めるよう努めてきた結果であると考えられる。
施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は、道路、児童館、公民館である。一方、保育所においては、統合再編により一部施設が立て替えられているため数値が低くなっている。道路及び公営住宅等については、現在計画的に施設改修や建て替えを行っている。児童館及び公民館については、30年以上経過している施設が多く、維持管理費用が増大している。今後、施設の統廃合等も含めた老朽化対策が必要である。
施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して特に有形固定資産減価償却率が高くなっている施設は市民会館と庁舎である市民会館と庁舎については、市民会館が昭和46年に建設、庁舎が昭和44年に建設され約50年が経過し、有形固定資産減価償却率について、市民会館が97.4%、庁舎が81.3%で、全国及び北海道平均からみても大きくなっている。両施設については、令和元年度に新庁舎建設基本計画を策定し、令和4年度に供用開始を目指して計画を進めている状況である。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2020年度)
1.資産・負債の状況
前年度と比較すると、一般会計等において資産は約11億6百万円(2.2%)の減少、純資産は約11億72百万円(3.3%)の減少、負債は約66百万円(0.5%)の増加となりました。全体会計では資産は約13億54百万円(2.1%)の減少、純資産は約10億94百万円(2.5%)減少、負債は約2億60百万円(1.2%)の減少となっています。連結会計では資産は約14億69百万円(2.2%)の減少、純資産は約12億36百万円(2.7%)の減少、負債は約2億33百万円(1.1%)の減少となっています。・一般会計等において、資産減少の主な要因は、基金残高が減少し、各減価償却累計額が増加したためです。負債増加の主な要因は、地方債残高と賞与引当金が減少したためです。純資産減少の要因は、資産が減少し、負債が増加したためです。資産の構成を見ると、事業用資産が31.9%、インフラ資産が58.1%となっており、前年度と比較して事業用資産が1.4ポイント上昇、インフラ資産は1.4ポイント減少しています。増加は公共施設の投資、減少は減価償却に伴う資産の老朽化が要因です。
2.行政コストの状況
前年度と比較すると、経常費用は一般会計等で約39億91百万円(30.7%)の増加となっています。一方、使用料や手数料などの経常収益は、一般会計等で約61百万円(20.7%)増加となり、行政コスト総額から経常収益を引いた純経常行政コストは約39億30百万円(30.9%)増加、臨時損益を加えた純行政コストは約38億37百万円の増加となっています。また、全体会計における純行政コストは約38億30百万円(21.9%)増加、連結会計では約36億58百万円(16.7%)の増加となっています。・業務費用が44.5%、移転費用が55.5%で構成されており、業務費用を細分化すると、人件費が14.5%、物件費等に29.5%、その他の業務費用が0.5%となっています。・富良野市における減価償却費の構成割合は13.5%であり、他団体より低めの水準です。経常費用全体の構成は、他団体への一部運営経費などの補助金等が35.4%、扶助費である社会保障給付が13.9%、他会計への操出金が6.0%となっています。他団体と比較すると繰出金の割合は若干低めの水準になっています。
3.純資産変動の状況
・一般会計においては、本年度末純資産残高が約11億72百万円(3.31%)の減少、全体会計で約10億94百万円(2.5%)の減少、連結会計では約12億36百万円(2.75%)の減少となっています。本年度純資産変動額は、企業会計の利益剰余金の増減にあたるところでもあり、今後の推移をみる必要があります。
4.資金収支の状況
本年度資金収支額は一般会計等で約1億1百万円のプラスとなり、資金残高は約2億63百万円に増加しました。全体会計では約1億47百万円のマイナスで、資金残高は約15億35百万円に減少し、連結会計では約1億24百万円マイナスとなり、資金残高は約19億22百万円となりました。業務活動収支は、一般会計等で前年度より約19百万円(4.4%)減少しています。投資活動収支のうち、公共施設等整備費支出が前年度より142.4%増加、投資活動収入が50.6%増加していますが、投資活動収支はマイナス約4億29百万円となっています。基金取崩収入が前年度比15.6%減少しています。
財務書類に関する情報②(2020年度)
1.資産の状況
2.資産と負債の比率
・純資産比率は、70.3%となってります。平均値より若干低めの水準です。将来世代への負担である負債が29.7%、現世代の負担が70.3%となっていますが、資産の老朽化が進めば比率が低下していくことになります。今後、世代間のバランスを見ながら資産の更新や形成をしていく必要があります。
3.行政コストの状況
富良野市は79万円で、平均値と比較するとやや高めの水準になっています。
4.負債の状況
・住民一人当たりの負債額は、68万円で前年度より1.5%増加していますが、平均値よりも低めの水準です。
5.受益者負担の状況
・富良野市の受益者負担割合は2.1%で、経常費用を経常収益で賄っている割合は平均値より低くめの水準になります。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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