経営の健全性・効率性について
経営の健全性については「収益的収支比率」、「経費回収率」ともに100%を切っていることから、使用料で賄えない費用を一般会計繰入金に頼っており、十分な状況ではない。また、経営の効率性については「汚水処理原価」は高く「施設使用率」は低いため効率性は低い状況である。企業債残高対事業規模比較は現在、低い状況であるが、将来的には管渠改修等の費用が見込まれ増加すると思われる。
老朽化の状況について
管渠の改修については、H26年度までは行っていないが、今後、老朽化等により改修が必要となる。
全体総括
経営改善のためには、十分な経費の削減を図った後に、適正な使用料収入の確保のため見直しを検討する必要がある。また今後、更新需要が予測される管渠の改修等は、更新計画を策定し、実情に応じた改修を行う必要がある。