東温市:公共下水道

地方公共団体

愛媛県 >>> 東温市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率については、現在100%未満ではあるが、経年で比較すると徐々に100%に近づいているため、今後も維持管理費の削減や定期的な使用料単価の見直しを継続していく。企業債残高対事業規模比率については、使用料単価の定期的な見直しを行っていること、供用開始から15年程度であるため老朽化した管渠もないため、更新を行っていないことから類似団体と比較しても低い数値を示しており、今後も適切な投資を行っていく。経費回収率は、平成26年度において100%以上になっており、現状においては適切な使用料単価の設定となっているが、今後も定期的な見直しを行うことにより適正な使用料単価を維持する必要がある。汚水処理原価については、ポンプ場施設を設置する必要がなく、維持管理費を抑えることができているため、類似団体と比較しても低い数値となっており、今後も効率的な汚水処理を継続していく必要がある。施設利用率については、類似団体と同様な数値であるが、今後面整備が進むと処理水量も増加していくため、向上してくと考える。水洗化率については、90%を超える数値となっており、類似団体と比較しても高い値となっているが、今後も未接続者への啓発を行い、100%に近づける努力を継続する。

老朽化の状況について

本市の下水道事業は最も古い管渠でも供用開始後15年程度と、比較的年数が経過していないため、現状では老朽化に伴う管渠の更新は行われていない。今後、年数が経過するに従い、管渠の老朽化が進行していくため、計画的な更新が必要となる。また、処理施設に関しては耐用年数(概ね20年)に対し、使用年数(15年程度)が近づいているため、突発的な故障による機能不全に陥らないよう、今後も計画的な予防修繕を行っていく必要がある。今後は企業会計化等による資産状況の把握を行うことにより、限られた予算の中で管渠・施設の効率的な維持管理を行う予定である。

全体総括

本市の下水道事業の経営状況は類似団体と比較しても、健全な経営となっている。しかし、今後、歳出では管渠の更新や、処理施設の維持修繕等にかかる費用の増加が想定され、歳入においては使用者の節水等による使用料収入の減少等、様々な課題が予測される。それらに対応していくため、今後は企業会計化により保有資産の状況や経営状況を正確に把握し、計画的かつ効率的な維持管理を行うこと、また使用料単価の定期的な見直し等による歳入の確保が求められる。

類似団体【Cc3】

木古内町 江差町 岩内町 足寄町 平内町 五戸町 階上町 岩手町 野田村 栗原市 女川町 大江町 金山町 尾花沢市大石田町環境衛生事業組合(事業会計分) 会津美里町 三春町 北茨城市 茨城町 那須烏山市 市貝町 芳賀町 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町 美里町 上里町 入善町 輪島市 能登町 大野市 都留市 大月市 上野原市 西桂町 池田町 羽島市 山県市 郡上市 養老町 垂井町 神戸町 菊川市 森町 津島市 常滑市 豊山町 名張市 亀山市 玉城町 京丹後市 福崎町 香美町 紀の川市 岩出市 かつらぎ町 九度山町 有田川町 美浜町 由良町 みなべ町 上富田町 琴浦町 大田市 江津市 隠岐の島町 竹原市 三次市 鳴門市 阿南市 美波町 松茂町 北島町 藍住町 西予市 東温市 宿毛市 香南市 直方市 柳川市 八女市 筑後市 大川市 行橋市 朝倉市 遠賀町 小竹町 鞍手町 筑前町 大刀洗町 広川町 苅田町 みやこ町 吉富町 築上町 多久市 武雄市 小城市 嬉野市 神埼市 基山町 みやき町 松浦市 雲仙市 南島原市 嘉島町 小林市 串間市 三股町 国富町 薩摩川内市 徳之島町 西原町