経営の健全性・効率性について
●収益的収支比率,企業債残高対事業規模比率平成26年度は,『収益的収支比率』が90%程度であり,『企業債残高対事業規模比率』は,当該団体値に,本来控除すべき一般会計の公費負担分を含めて算出しているため,平均値と同様の比率に見えるが,実数値は類似団体平均値の半分程度である。今後も,一層の改善に努める。●経費回収率,汚水処理原価汚水処理原価が平均値に比べ低いのは,施設が新しいため,汚水処理費用が安価であると考えられる。今後,浄化槽の更新時期が一斉に到来するため,計画的に修繕・更新を進め,経常経費の節減と適正な経費回収に努める。●施設利用率,水洗化率施設利用率や水洗化率は平均値に比べ高い数値にある。
老朽化の状況について
平成4年に設置したものが一番古く,今後,一斉に更新時期が到来するため,計画的な修繕・更新に努める。
全体総括
今後,使用料収入の減少や更新費用の増加が見込まれるため,経常経費の節減に努め,計画的な更新を進めていく必要がある。