香美町:公共下水道

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は平成26年度で91.80%となり、100%未満(単年度収支が赤字)となっているが、平成25年度からは4.76ポイント増加している。平成27年度以降は比率の分母を構成する経常費用のうち減価償却費が減少する傾向にあることから、今後は増加することが見込まれる。累積欠損金比率は、平成24年度以前(地方公営企業法適用前)に発行した下水道事業資本費平準化債等の影響から平成26年度で5724.30%となり、類似団体平均、全国平均を大幅に上回っている。比率の分子である累積欠損金に影響する純損益は、平成27年度以降は減価償却費が減少する傾向にあることから、比率の増減は横ばいになることが見込まれる。流動比率は平成26年度で2.97%となり、100%を大きく下回っている(平成26年度末から1年以内の支払いに対応する資金が同年度末でで不足)が、比率の分母となる流動負債のうち企業債償還金(翌年度償還分)に係る財源は、下水道使用料の他に1年以内に収入する一般会計繰入金等を予定していることから、大きな影響はないと考えている。企業債残高対事業規模比率は平成26年度で5505.34%となり、平成25年度からは178.96ポイント増加している。当面は、大規模な更新事業等の予定はないことから企業債残高は減少する見込みであるため、当該比率は減少する見込みである。経費回収率は平成26年度で15.66%となり、100%未満(費用が使用料収入以外(繰入金等)で賄われている)となっていて、類似団体平均、全国平均を下回っている。また、汚水処理原価は平成26年度で1625.94円となり、類似団体平均、全国平均を大きく上回っている(有収水量1㎥当たりの処理費が高い)が、水洗化率は平成26年度末で90.00%と高い比率であり、類似団体平均、全国平均ともに近似しており、使用料収入の増加が見込まれないことから、事業運営に必要となる収入(一般会計繰入金等)の確保について、検討を進める必要があると考えている。

老朽化の状況について

小規模集合排水処理事業(2処理区)は、供用開始(最初:平成16年3月、最終:平成17年1月)から11年が経過したところであり、有形固定資産減価償却率は10.14%で100%を大きく下回っている(保有資産の法定耐用年数に到達していない)ことから、現段階では、機械設備等の定期的な点検整備を行うことで、大規模な更新事業等を行う必要はないと考えている。

全体総括

供用開始(最初:平成16年3月、最終:平成17年1月)から11年が経過したところで、水洗化率は90.00%となっている。本町では、平成20年度から計3回(平成20年10月、平成23年7月、平成26年7月)の使用料改定を行ってきたところであるが、処理区内人口の自然減少等の影響から、有収水量の増加、使用料収入の確保は、難しいと考えるため、本事業の運営に必要となる財源の確保が課題となっている。当面は、下水道事業資本費平準化債の発行を継続することで企業債元金償還金の財源を確保するとともに、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」策定の過程において、一般会計繰入金について財政課と協議することで、本事業の現金による収支が均衡するよう、運営に必要な財源を確保していきたいと考えている。

類似団体【Cc3】

木古内町 江差町 岩内町 足寄町 平内町 五戸町 階上町 岩手町 野田村 栗原市 女川町 大江町 金山町 尾花沢市大石田町環境衛生事業組合(事業会計分) 会津美里町 三春町 北茨城市 茨城町 那須烏山市 市貝町 芳賀町 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町 美里町 上里町 入善町 輪島市 能登町 大野市 都留市 大月市 上野原市 西桂町 池田町 羽島市 山県市 郡上市 養老町 垂井町 神戸町 菊川市 森町 津島市 常滑市 豊山町 名張市 亀山市 玉城町 京丹後市 福崎町 香美町 紀の川市 岩出市 かつらぎ町 九度山町 有田川町 美浜町 由良町 みなべ町 上富田町 琴浦町 大田市 江津市 隠岐の島町 竹原市 三次市 鳴門市 阿南市 美波町 松茂町 北島町 藍住町 西予市 東温市 宿毛市 香南市 直方市 柳川市 八女市 筑後市 大川市 行橋市 朝倉市 遠賀町 小竹町 鞍手町 筑前町 大刀洗町 広川町 苅田町 みやこ町 吉富町 築上町 多久市 武雄市 小城市 嬉野市 神埼市 基山町 みやき町 松浦市 雲仙市 南島原市 嘉島町 小林市 串間市 三股町 国富町 薩摩川内市 徳之島町 西原町