宝塚市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は、前年度より2.06ポイント減少し、前年度に引き続き100%を下回りました。これは土地開発の減少に伴う分担金収入の減少や受水費の増加によるものです。⑤料金回収率は昨年度より1.02ポイント増加しましたが、類似団体平均と比べて、19.25ポイント下回っています。⑥給水原価は昨年度より1.5円減少していますが、類似団体平均と比べて、14.28円/.高い状況となっており、更なる経費削減等に努める必要があります。また、阪神水道企業団からの受水に係る管路整備及び配水池統廃合整備に多額の企業債を借り入れたため、④企業債残高対給水収益比率が前年度と比べて34.61ポイント上昇しています。類似団体平均値と比べると108.41ポイント高く、類似団体平均との差は前年度よりも更に広がっています。今後も毎年度約10キロメートルの管路更新を行う必要があり、財源を企業債に頼れば更に企業債残高対給水収益比率が悪化するため、企業債残高や借入利率を勘案して、将来を見据えた借入額とする必要があります。

老朽化の状況について

管路経年化率が類似団体平均値と比べて8.53ポイント高い29.02%となっている一方、管路更新率が類似団体平均値と比べて0.56ポイント低い0.16%となっており、類似団体と比べて、管路の経年化が進んでいるにもかかわらず更新が進んでいない状況です。令和元年度は、阪神水道受水事業が繰越となり優先的に事業を進めたため、管路更新率は低い数値となりましたが、令和2年度以降は、毎年度約10キロメートルを目標に管路更新を進めます。

全体総括

令和元年度は、経常収支比率や企業債残高対給水収益比率といった指標が前年度と比べて悪化する結果となりました。今後は、更なる費用削減を実現する等して、各指標の数値の改善に努めます。また、管路更新については、令和元年度に策定した管路更新計画に基づいて事業を進める予定です。

類似団体【A2】

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