安城市:末端給水事業
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安城市:末端給水事業
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率収益は、一般会計補助金の減少により総収益は減少しました。費用は、工事請負費等の減少により総費用は減少しました。その結果、0.01ポイントの増加でほぼ横ばいとなりましたが、類似団体平均値と比較して上回っていること、100%以上を維持していることから安定した経営が行われています。③流動比率流動資産は昨年と比較して増加しましたが、工事代金等の未払金の減少により流動負債も減少し、50.74ポイント増加しました。類似団体の平均値よりも上回っており、短期的な債務に対する支払能力は十分に有しています。④企業債残高対給水収益比率企業債の借入れにより残高が増加しましたが、物価高騰支援のための水道料金基本料金免除実施期間の短縮により給水収益は増加しました。その結果、1.24ポイント減少しました。類似団体の平均値と比べ、かなり低い水準となっています。⑤料金回収率水道料金基本料金免除期間の短縮により給水収益が大きく増加したため、23.72ポイント増加し再び100%を上回りました。⑥給水原価経常費用の減少により0.98ポイント減少しましたが、類似団体よりも低い水準となっています。⑦施設利用率⑧有収率類似団体を上回っており、効率的な施設運営が行われ、収益に反映されたものと考えられます。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率②管路経年化率定期的に施設、管路の更新を行っており、類似団体よりも低く抑えられているものの、上昇傾向であり、今後も管路の計画的な更新に取り組む必要があります。③管路更新率昨年度と比較して、0.07ポイント上昇しています。類似団体と比較しても高い更新率となっています。
全体総括
令和5年度は、工場等の稼働減などによる大口利用者の有収水量の減少があり、総収益は減少しました。一方費用面は物価上昇の傾向は顕著ながらも動力費は前年度の大幅な上昇に対し落ち着いており、財務バランスは健全な状態が維持されています。今後、収入面は人口減少等で給水収益増加が見込めない一方、費用面は減価償却費等が増加する見通しです。また、管路経年化率は毎年上昇しており、引き続き管路更新に多額の費用が見込まれるため、次年度以降も投資額が高水準で推移する見通しです。安定した経営を持続するため、費用削減等の経営努力をしつつ料金改定の検討を始めています。適切な事業運営を継続していくため、効率的な運営に努めるとともに、公民連携拡大の検討や、施設管路の更新整備を計画的に実施していきます。