東栄町:国保東栄病院

団体

23:愛知県 >>> 東栄町:国保東栄病院

地方公営企業の一覧

簡易水道事業 簡易水道事業 特定環境保全公共下水道 農業集落排水 国保東栄病院


収録データの年度

2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2017年度)

地域において担っている役割

北設楽郡唯一の公立病院であり、人口の減少、過疎化、少子高齢化が進む圏域内住民が住み慣れた地域で生きがいを持って暮らすことができるよう、また、町内の無医地区または無医地区に準ずる地区を対象とする巡回診療や、北設楽郡内のへき地診療所の医師等の休暇時等における代替医師の派遣を行い、必要な医療提供体制の確保を図ることとし、医療を適切に実施していけるように、医師、看護職、医療技術員等の確保に加え、必要な医療機器を整備するとともに、更なる経営の改革を進めながら持続可能な医療提供体制の構築を目指す。
201220132014201520162017201897%98%99%100%101%102%103%104%経常収支比率
201220132014201520162017201845%50%55%60%65%70%75%80%85%90%医業収支比率
20122013201420152016201720180%5%10%15%20%25%30%累積欠損金比率
20122013201420152016201720180%100%200%300%400%500%600%700%病床利用率
20122013201420152016201720182,000円2,200円2,400円2,600円2,800円3,000円3,200円3,400円3,600円3,800円4,000円入院患者1人1日当たり収益
2012201320142015201620172018790円800円810円820円830円840円850円860円870円880円890円900円910円外来患者1人1日当たり収益
201220132014201520162017201870%75%80%85%90%95%100%105%110%職員給与費対医業収益比率
201220132014201520162017201815.6%15.8%16%16.2%16.4%16.6%16.8%17%17.2%17.4%17.6%17.8%18%18.2%18.4%材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

近年、人口減少に伴い特に入院患者数が減少しており、加えて深刻な医師不足等により医療スタッフの確保も困難な状況が続いていることから病床利用率は低下する傾向にあり、厳しい経営状況となっている。②医業収支比率④病床利用率⑤入院患者1人1日当り収益類似病院平均値より下回っている要因は、入院患者の減少となっていることが主な要因である。1日当たりの入院患者数が、20人を下回っている状況であり、人口の減少等から更に入院患者の減少が予想され、入院機能を維持することが大変困難な状態である。⑦職員給与費対医業収益比率類似病院平均値より上回っている要因は、医業収益が減少している中、職員の配置、処遇等の見直しをしていないため、見直し検討していく。⑧材料費対医業収益比率類似病院平均値より上回っている要因は、入院患者の減少で材料の少量購入により購入単価が割高となっていることが主な要因である。
201220132014201520162017201862%64%66%68%70%72%74%有形固定資産減価償却率
201220132014201520162017201862%64%66%68%70%72%74%器械備品減価償却率
20122013201420152016201720184,100,000円4,150,000円4,200,000円4,250,000円4,300,000円4,350,000円4,400,000円4,450,000円1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

昭和36年に病院都市開設され、その後3期にわたって増築し現在まで至っているが、施設の老朽化が著しく①有形固定資産減価償却率が平均より上回っているため早急な整備が必要となっている。平成29年度に東栄町医療センター等施設整備基本構想・基本計画を策定し、平成33年に新医療センターをを整備していく方向性を示していく。

全体総括

近年、人口減少に伴い特に入院患者数が減少しており、加えて深刻な医師不足等により医療スタッフの確保も困難な状況が続いていることから、病床利用率は年々低下する傾向にある。夜間の救急患者の受け入れも困難な状況である。また、施設も経年により老朽化しており、良質で安全な医療を提供し、住民の安心と安全を守るための拠点となる施設を、早急に整備することが必要な状態であるため、入院機能を段階的に縮小しつつ、新施設整備を進めていく。H29年度新改革プラン策定済。


地方財政ダッシュボードについて

本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org))もご記載ください。

収録資料

| 「財政状況資料集」 | 「経営比較分析表」 | 「統一的な基準による財務書類に関する情報」 |


© 2019- 地方財政ダッシュボード | 🔗澁谷 英樹 (researchmap) | 🏫澁谷 英樹 (南山大学)