上野原市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2015年度)

経営の健全性・効率性について

・経営の健全性について収益的収支比率を見ると、ここ数年、概ね100%を推移し、類似団体平均値と比較しても良好な状態である。しかし、料金回収率や収支の内訳等を見ると、約4割が給水収益以外の収入で賄われていることが分かる。このため、適切な水道料金への引き上げや更なる経費の削減等の経営改善を図る必要があると考える。・経営の効率性について施設利用率は、経年の数値を見るとほぼ50%で、最大配水時に59%である。類似団体平均値からは7ポイント低い数値に留まっている。また、利用率から見ると、施設の配水能力の約5割が使用されていない状況が分かる。これは、施設を有休状態にしている訳ではなく、山間地域における人口減少・過疎化に伴い配水量が増えない状況が一つの原因であると考えられる。有収率は、類似団体平均値と比較しても、ほぼ数値が上回り良い状態にある。しかし、経年の数値を比較すると年々数値が下がっており、配水管等の老朽化に伴い漏水等が増加しているものと推測される。よって、計画的に老朽施設の更新を行うことが必要であると考える。

老朽化の状況について

管路更新率は、類似団体平均値の数値と比較して低い数値と成っている。さらに、経年の数値を見ると、計画的な老朽施設の更新ではなく、漏水対応の改修が主なものである。また、本市は、殆どの施設が更新の時期に近づいており、計画的な老朽施設の更新が必要であると考える。

全体総括

簡易水道事業は、約4割が給水収益以外の収入で賄われている事や必要な老朽施設の更新を先送りしている状況である。このことから、更なる経費の削減や適切な水道料金への引き上げ等の経営改善を図る必要があると考える。老朽施設については、中山間地域総合整備事業を利用し、老朽管の更新を図る予定となっている。また、経営の健全性や安定した事業運営を目指し、経営戦略の策定(H30)を計画している。

類似団体【D2】

八雲町 せたな町 佐呂間町 大空町 士幌町 標津町 東北町 大船渡市 葛巻町 西和賀町 岩泉町 湯沢市 三種町 八峰町 尾花沢市 舟形町 白河市 二本松市 矢祭町 常陸太田市 鹿沼市 那珂川町 高崎市 嬬恋村 昭和村 長岡市 糸魚川市 妙高市 胎内市 阿賀町 津南町 黒部市 朝日町 白山市 川北町 おおい町 若狭町 山梨市 大月市 上野原市 市川三郷町 南部町 山中湖村 富士河口湖町 長和町 阿智村 喬木村 豊丘村 木曽町 大垣市 関市 飛騨市 池田町 白川町 静岡市 島田市 川根本町 設楽町 大台町 度会町 大紀町 南伊勢町 長浜市 東近江市 豊郷町 京都市 綾部市 亀岡市 海南市 田辺市 有田川町 印南町 みなべ町 日高川町 倉吉市 伯耆町 安来市 雲南市 邑南町 津和野町 吉賀町 隠岐の島町 井原市 美作市 吉備中央町 庄原市 廿日市市 安芸高田市 大崎上島町 萩市 柳井市 美馬市 那賀町 東みよし町 まんのう町 西予市 久万高原町 四万十市 香南市 中土佐町 日高村 大月町 八女市 松浦市 東彼杵町 菊池市 宇土市 宇城市 高森町 南阿蘇村 山都町 錦町 あさぎり町 苓北町 日田市 竹田市 由布市 都城市 日南市 美郷町 高千穂町 阿久根市 東串良町 錦江町 南大隅町 南種子町 龍郷町 喜界町 天城町