大崎市:大崎市民病院鳴子温泉分院

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収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度

経営比較分析表(2021年度)

地域において担っている役割

大崎・栗原医療圏における「回復期・慢性期」医療を中心とした,鳴子温泉地域のかかりつけ医機能を担う。

経営の健全性・効率性について

令和3年度は,10月から地域包括ケア病床を10床から14床に増床し,効率的に運用したことや新型コロナウイルスワクチン接種等により医業収益は増加した。医業費用においては,新病院建設に伴い減価償却費が増となったことなどにより医業費用全体は増加となったが,医業収益の増が医業費用の増を上回り,前年度比での医業収支は改善した(医業収支比率_前年度比+5.4p)。今後も,費用の削減を図るとともに,引き続き地域包括ケア病床を効率的に運用させ収支改善に努めたい。

老朽化の状況について

当院は,新改革プランに基づき,将来の人口推計に基づく医療需要に合わせた施設規模への建替を実施し,病院本体においては令和2年度末に竣工,令和3年6月に開院している。新病院開院に伴い病床を80床から40床としたことから1床あたりの有形固定資産が増加している。医療機器については,既存機器の移設を基本としながらも,一部機器の更新を行った。今後は旧施設の解体工事が令和4年度で完了する予定であることから,解体後の減価償却率は大きく上昇する見込みである。

全体総括

令和3年度は,地域包括ケア病床の増床及び効率的な運用や,新型コロナウイルスワクチン接種に積極的に取り組んだことなどから医業収益が増加した。また,新病院建設に伴い減価償却費が増となったことで医業費用も増加したものの,前年度比での医業収支としては改善することができた。今後も,費用の削減に努めるとともに,地域包括ケア病床の安定稼働や地域のかかりつけ医機能の充実を図り,更なる経営改善を図り,一般会計繰入金の減少に努めたい。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 下川病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 広尾町国民健康保険病院 利尻島国保中央病院 浪岡病院 外ケ浜中央病院 町立大鰐病院 国保大間病院 大東病院 一関市国保藤沢病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 栗原市立栗駒病院 大崎市民病院鳴子温泉分院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 町立病院 宮下病院 ふたば医療センター たむら市民病院 笠間市立病院 市民医療センタ- 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 勝沼病院 上田市立産婦人科病院 県北西部地域医療センター国保白鳥病院 浜松市国民健康保険佐久間病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 浜坂病院 アイセンター病院 公立村岡病院 飯南町立飯南病院 津和野共存病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 天草市立栖本病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院