経営の状況について
風力発電事業においては、起債償還終了に伴い、収益的収支比率は220%を超えており、営業収支比率は420%を超えていることなどから、FIT期間終了(料金契約)の平成31年7月31日までは順調な経営状況が継続できる見込みである。平成32年度以降については、現在、リプレースの検討を行っているところであるが、収益見込み等が低い場合は事業を終了し、十分な収益が見込まれる場合は建て替えによる事業継続を行う計画である。起債償還が平成27年度で終了し、平成24年12月からはFIT設備認定により売電単価が上昇したことに伴い、収益的収支比率は100%を上回って推移している。
経営のリスクについて
経年劣化に伴う修繕が多くなっており、故障に伴う収益の減収が想定されるが、FIT期間終了(料金契約)の平成31年7月31日までは、運転継続可能であると判断している。修繕に係る交換部品等は、年々入手が困難になってきていることから、予備品を多めに保有したり、代替品に切替えて準備するなど保全に努めている。更に、修繕をメーカーに依頼せずに自前で実施することで支出費用の低減に努めている。FIT適用終了(平成31年7月31日)後は、基本的に事業を終了する予定であるが、リプレース計画次第では、事業継続を計画している。
全体総括
当該事業については、平成10年の運転開始以降において健全な事業を継続中である。なお、既存の風力発電事業については、FIT期間(料金契約)終了が平成31年7月31日であることから、計画では平成31年度末をもって事業を終了する予定である。ただし、リプレース時の事業計画次第によっては、事業継続の可能性があることから、経営戦略についても事業継続の可否を判断した上で、策定を検討する。