地域において担っている役割
町内唯一の病院として、救急患者及び入院患者の受け入れ体制を整え、住み慣れた地域で安心して生活ができるような医療サービスを提供する。
経営の健全性・効率性について
病床利用率は、平成28年度末に療養病床を廃止したことにより上がっているが、依然として類似病院平均値を下回っている。医業収益は、前年と比較して増加しているが、それ以上に医業費用が増加しているため、医業収支比率や職員給与費対医業収益比率等の数値は悪化している。
老朽化の状況について
病院建物本体が建設後35年以上が経過し、耐用年数が近づいている。医師住宅については、4戸のうち2戸が平成18年、残りの2戸が平成24年の建設となっている。大型の医療機器についても耐用年数を超えているものが多数見られ、更新の時期が近づいている。
全体総括
一般会計からの繰り入れが高い水準で推移しており大変厳しい状況が続いている。今後においても、常勤医師の確保を最優先事項としながら収支の改善に努め、改革プランの最終年である平成32年度の結果により、今後の方向性を検討する。また、引き続き2次医療圏域による医療連携についての検討を行う。