地域の概況
普通会計の構造(2016年度)
総額29.9億円
総額29.9億円
総額34.2億円
2026/10/21 保守対応
PHPの脆弱性に関する対応は、10月21日深夜に完了しました。
📣 2026/10/31 学会出席
2026年10月31日から11月1日まで福山市立大学 港町キャンパスで開催される第37回全国大会に、討論者として出席します。
総額29.9億円
総額29.9億円
総額34.2億円
生産年齢人口の減少や高齢化と伴に、当町の主要産業である第一次産業の生産が低迷していること、順調に推移している観光産業ではあるが、観光客の輸送能力や島内の受け入れ態勢が十分でないこと等から現在のところ客数の大幅増は見込めなく、財政基盤が依然不安定であることから財政力指数は類似団体を下回り、昨年度と同様の0.13となった。陸上自衛隊配備による消費経済行動による効果は今後徐々に反映されると見込める。また、今後土地改良農地の面積の拡大、観光産業のテコ入れによる第一次、三次産業の振興が財政力基盤の安定化は重要な課題である。
経常収支比率は平成25年度以降減少傾向にあり今年度は74.9と昨年度より6.8ポイント大幅に低下する厳しい状況となった。自主財源の少なさから、財政は依然地方交付税に依存する割合が非常に大きく、離島における様々な課題を抱える現状から、社会福祉費への経常的な財政負担は年々増加傾向にあるため今後も厳しい状況が続く。改善へ向けては、自主財源の確保が最大の課題であり、新たな施策による産業の活性化等の取り組みが必要である。
人口1人当たりの人件費・物件費等の決算額は、600,006円と前年度より83,685円減少したが、依然として全国平均、沖縄平均を大きく上回っている。島内の特殊事情により、保育所、幼稚園、空港管理等における職員数が多いこと、各小中学校において学習支援員、学童、町営学習塾等の指導員を町で賃金職員等としていることが要因となり人件費・物件費が増加している。
ラスパイレス指数は、昨年度より2ポイント改善し84.6となったが、依然として低水準である。財政状況の厳しい中、人件費等を抑制することが最大の手段である事から必要な対応となっている。しかしながら、全国平均を極端に下回る状況を踏まえて、職員の行動力のモチベーションを維持するためにもある程度の緩和策は必要と思われる。
人口千人当たりの職員数は、沖縄県平均を大きく上回る38.73人となっている。島内の特殊事情により保育所、幼稚園、空港管理事務所、給食共同調理施設および福祉関係の事業等の職員を単純に削減することができない業務を多数抱えていることが大きな要因である。数値として沖縄県平均値とは大きく上回っているが、実情として行政サービスを維持するために一定の職員数は必要であり、定員を整理する事は難しい状況である。
実質公債費比率は、昨年度よりさらに改善し5.4ポイントととなった。各年度の起債額を抑えてきたことで、公債費が抑制されている状況にあることが大きな要因であると思われる。しかしながら、次々と老朽化が進んでいる公共施設等の更新や維持管理にかかる経費が年々増加傾向にあることから、地方債に依存する割合は明らかに増加すると思われる。そのためにも地方債計画の策定による対策が重要となる。
将来負担率は、前年度同様0ポイントとなった。しかしながら、平成30年度よりゴミ焼却炉や水道事業の本格改修工事が本格化することから、普通建設事業費が大幅増となり、起債額も増額となる。そのことにより、今後公債費が年々増加することが予想される。財政の健全化を維持するため、今後も計画的な財政調整基金の上積みなどの対策が必要となる。
人件費に係る経常収支比率は29.0ポイントと全国、県平均より高い水準にあるが年々改善されてきている。地域の特殊事情から行政が担う住民サービスの範囲は広く、住民サービスの維持には一定の職員数が必要なため、安易な職員数の削減ができない状況である。今後とも民間でも実施可能なサービスについては、指定管理者制度等の活用により委託化をすすめ人件費の削減に努める。
物件費については類似団体平均を上回る19.3ポイントとなった。全体に占める物件費の割合が全国、県平均よりも高く、沖縄振興特別推進市町村交付金等を活用した各施策を実施するための物件費が増加している状況にある。今後も一定の割合の経費が必要となることから、効果と効率を重視した経費抑制に努める。
扶助費については、類似団体平均と同水準の3.1ポイントとなった。人口減少に歯止めをかけるためにも住民が安心・安全に子供を産み育てる環境の充実に努める必要がある。そのために、継続的な施策の実施が重要でありその経費負担は必要である。扶助費にかかる経費は、今後も一定の割合で必要となるが、より効率的な施策の実施に取り組む
その他の経費については、昨年度より4.1ポイント下回り類似団体、全国、県平均より下回っている。昨年度はH27の台風21号による島内の甚大な被害への対応に必要であった災害復旧費による臨時的経費であったが落ち着いたため例年に戻った。
補助費については、類似団体平均を大幅に下回っているが昨年度より0.4ポイント上がり3.9ポイントとなった。社会福祉費に係る施策として、安心・安全のまちづくりのための補助費等の経費は重要な施策であることから、将来的な展開も視野に入れより効果的な執行に努める。
公債費については、昨年度より0.6ポイント下がり14.1ポイントとなった。類似団体平均と比較しても低い状況にある。年度ごとの起債額を抑制したことで、公債費も平準化され安定した財政運営が行えるようになっている。しかしながら、保有する建造物の老朽化及び新規の施設建設等が予定されており、今後の状況次第では急激な悪化も懸念されるため、中長期的な事業計画や財政計画に取り組む必要がある。
公債費の水準が低い状況の中、公債費以外の経費については、類似団体平均を下回る60.8ポイントとなっている。当該経費については扶助費・補助費が比較対象に比べて低い水準となっていることが影響していると思われる。人件費・物件費が比較対象経費団体より高い水準にあることから、今後も予算の効率的な執行に努める。
平成28年度における目的別の状況として、特に増減のあった経費のうちさとうきび新製糖工場建設推進事業に伴う農林水産業費が工事の終了に伴い大幅な減額、土木費においても町営住宅建設完了したことによる減額があった一方、台風災害に伴う災害復旧費の増額であった。また、昨年度よりは減額になったものの、依然として積立金に関して全国、県類似団体の平均を大きく上回る総務費であるが、これは、庁舎建設に向けて財政調整基金や庁舎建設基金への上積みの強化のためである。特に変動のあった上記の経費以外においては、概ね前年度並みの執行状況である。
類似団体内順位11位/ 52団体
類似団体内順位31位/ 52団体
類似団体内順位12位/ 52団体
類似団体内順位6位/ 52団体
類似団体内順位7位/ 52団体
類似団体内順位7位/ 52団体
類似団体内順位6位/ 52団体
類似団体内順位1位/ 52団体
類似団体内順位30位/ 52団体
類似団体内順位31位/ 52団体
類似団体内順位1位/ 52団体
類似団体内順位17位/ 52団体
類似団体内順位29位/ 52団体
類似団体内順位16位/ 52団体
平成28年度における性質別の状況として、特に増減のあった経費のうちさとうきび新製糖工場建設推進事業に伴う普通建設事業が工事の終了に伴い大幅な減額があった一方、台風災害に伴う災害復旧費の増額であった。また、昨年度よりは減額になったものの、依然として積立金に関して全国、県類似団体の平均を大きく上回る積立額であるが、これは、庁舎建設に向けて財政調整基金や庁舎建設基金への上積みの強化である。特に変動のあった上記の経費以外においては、概ね前年度並みの執行状況である。
類似団体内順位4位/ 52団体
類似団体内順位14位/ 52団体
類似団体内順位1位/ 52団体
類似団体内順位15位/ 52団体
類似団体内順位7位/ 52団体
類似団体内順位17位/ 52団体
類似団体内順位1位/ 52団体
類似団体内順位33位/ 52団体
類似団体内順位18位/ 52団体
類似団体内順位9位/ 52団体
類似団体内順位16位/ 52団体
類似団体内順位42位/ 52団体
類似団体内順位34位/ 52団体
類似団体内順位5位/ 52団体
類似団体内順位1位/ 52団体
標準財政規模にみる実質収支比率は、前年度の13.85から10.55上昇し24.40となった。依然として比率が高い状況は、余剰金が多く発生していることが要因であると思われる。年度途中での事業の取り下げや、入札不調による事業の未執行、補助費等の減額が大きな要因であることから、事業の早期執行や予算管理により一層慎重に取り組むことが必要である。
公営企業会計を含む特別会計において資金不足は発生しておらず、平成28年度決算における連結赤字比率も発生していない状況である。しかしながら、各特別会計における一般会計からの法定外繰入金は毎年増加しており、一般会計への依存状態は改善しておらず独立採算制の原則から、より一層の経営健全化への取り組みが必要である。
実質公債費率は、早期健全化基準値の25%に対して5.4%と適正な範囲と内となっている。算定の分子となる元利償還金の額は、地方債の発行額を計画的に抑制してきたことで適正なバランスを保っている。しかし、公共施設の老朽化が進み更新時期に至る施設が増加傾向にあることから、地方債発行計画も含めた公共施設等の総合管理計画に基づき、健全な地方債運用に努める。
将来負担比率は、昨年度に続きマイナスとなった。その要因として、財政調整基金の継続的な積み立てにより基金全体での残高が確保されている状況と、地方債の年度発行額を一定に抑制したきたことによる。しかしながら、沖縄振興特別交付金を活用した各事業や公共施設等の老朽化への対応が増えていくことが予測されることから、これまでの状況を維持し財政健全化に努める。
27年度の有形固定資産原価償却率は類似団体に比較して10ポイント以上の開きがあるが、昭和47年の沖縄復帰前後の庁舎本館等の建造物がある一方で、50年代から60年代にかけては建設関係が少なく、近年のいわゆる沖縄一括交付金等による建造物増えてきた関係で償却率は低い状況にある。
類似団体内順位5位/ 7団体
現在のところ将来負担率がゼロであるが、有形固定資産減価償却率が類似団体より低いことから、将来負担率の上昇によるリスクが若干類似団体より高い。
平成24年度のみ将来負担比率が示されており、その後数値がないことから改善されている。
各施設等も中で、有形固定資産減価償却率が類似団体と乖離が大きい港湾・漁港、公民館の中でも、特に公民館については建て替えの目安の償却期間がすでに経過しており、今後早急な建て替えが必要な施設がある。また、一人当たりのストック状況の中で、道路延長に関しては島の面積の割に人口が少ないことからであるが、橋りょう・トンネルに関しては施設自体が少ないことから一人当たりのストックが低い。また、保育所・幼稚園や学校の施設についても、幼児・児童数が少ないことから一人当たりの面積も小さい。
類似団体内順位6位/ 7団体
類似団体内順位6位/ 7団体
類似団体内順位4位/ 7団体
類似団体内順位3位/ 6団体
類似団体内順位4位/ 7団体
類似団体内順位1位/ 4団体
福祉施設のストック状況で償却率が低い理由は、町管理の施設がこれまで無く、近年になってようやく建設されたことによるが、一人当たりの面積が少ないことから、今後の高齢化社会を考慮すると、施設の新規建設が望まれる。また、庁舎は四十数年前に建設されており、耐震化もされていないことから、震度5以上の地震で倒壊の恐れがあることから、早急な建て替えが必要である。
類似団体内順位3位/ 3団体
類似団体内順位4位/ 5団体
類似団体内順位1位/ 3団体
類似団体内順位1位/ 7団体
これまでに与那国町では、一般会計等ベースで約261億円資産を形成してきています。その資産のうち、93.9%は有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産で形成されています。また、基金は固定資産、流動資産合わせて約19億円所有しており、資産の7.1%を占めています。一方で、将来世代が負担すべき負債は約27億円となっており、資産に対して10.3%となっています。負債の多くを占めるのは、地方債が約25億円、退職手当引当金が約2億円です。また、地方債の中には、国からの地方交付税措置を受ける臨時財政対策債が約8億円あります。純資産は形成した資産に対して負担の必要がない金額を指しており、資産に対して89.7%となっています。この中で、余剰分(不足分)が約22億円となっていますが、これは基準日時点の負債に対する金銭不足額を指しており、ほぼ全ての地方公共団体がマイナスになることが予想されます。
分析:毎年継続的に発生する費用である経常費用は約28億円となっています。業務費用と移転費用に分かれており、人件費や物件費などの業務費用が約23億円で79.6%、補助金や他会計への繰出金など外部へ支出される移転費用が約6億円で20.4%となっています。また、貸借対照表で計上している有形固定資産や無形固定資産の1年間の価値の目減り分である減価償却費は約11億円計上されています。一方で、サービスの対価として徴収する使用料や手数料、受取利息などが該当する経常収益は約1億円となっており、経常費用に対して4.5%となっています。この数字は将来的には受益者負担が適正かどうかを検討する場合の一つの材料として使用することが考えられます。臨時的に発生した損益を含めて、最終的な行政コスト(純行政コスト)は約29億円となっています。この純行政コストに対してどのような財源を調達したかについては純資産変動計算書で表されます。
分析:行政コスト計算書で計算された純行政コスト約△29億円に対して、町税や各種交付金、分担金や負担金、他会計からの繰入金である税収等は約18億円、国県からの補助金が約9億円となっており、純行政コストと財源の差額は約△3億円となっています。
分析:経常的な業務活動収支においては、約5億円の黒字となっています。それに対し、投資活動収支は約4億円の赤字となっています。主な投資活動支出として、公共施設等整備支出で約4億円、基金の積立支出約4億円があります。主な投資活動収入として、公共施設整備に係る補助金が約3億円、基金の取崩が約2億円あります。財務活動収支は町債の償還と発行が関わっており、約3千万円の赤字となっています。これは、町債を発行した額が償還額よりも少なかったためであり、貸借対照表の負債である地方債の総額の減少につながっています。
分析欄:1.資産の状況住民一人当たりの資産額は、類似団体に比較して約3倍の開きなっています。これは、当町が一島一行政ということで、大方の資産を単独且つ行政サービス等に必要な資産をすべて提供しないといけないことからでありますが、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、修繕や更新等を適時行ってまいります。
純資産比率は、類似団体平均を約10ポイント上回っているが、自衛隊関連の隊員等の増加により、税収が伸びていることも要因の一つであります。社会資本形成等に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率は、現在類似団体を下回っていますが、これは庁舎建設等のために基金をかなり上積みしておりことによります。しかし、大型の施設整備がひかえていることから、財源となる地方債が増加する予定となっており、予断を許さない状況にあります。
住民一人当たりの行政コストは類似団体平均を大きく上回っています。これは、住民のための行政サービスをほとんど当町単独で実施していますが、人口は約千7百人とすくなく、どうしても一人当たりのコストが大きくなる傾向にあります。
4.負債の状況住民一人当たりの負債額は類似団体平均を上回っているが、平成25年度あたりから、製糖工場の建て替え等大型の公共事業が相次ぎ地方債の残高が増加傾向にあることが要因の一つと考えられます。
受益者負担比率は類似団体を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっています。これは、離島の離島であるがゆえに児童生徒の島外への各種派遣や、検診のための渡航費用の助成等当町ならではの行政費用がある。また、水道事業の軟水化施設完了まで基本料金を無償化するなど、公共施設の収益面で減少していることも要因の一つと考えられます。事業の完了次第比率も改善されていくものと思われます。
沖縄県与那国町の2016年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。