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地方財政ダッシュボード

鹿児島県和泊町の財政状況(2022年度)

鹿児島県和泊町の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

和泊町水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業農業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

人口減少や少子高齢化,外海離島という地理的な要因等から財政基盤が弱く,類似団体平均よりも低くなっている。財政基盤強化のため町税等の収入確保対策の強化や経常経費の削減などに取り組む。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は前年度と比較して1.9ポイント悪化しており,依然として類似団体平均より高い状態となっている。令和4年度決算の経常収支比率が悪化した理由として,令和4年度決算では,普通交付税や地方特例交付金の減が多くなったためである。経常経費の大きな割合を占める公債費については,平成29~30年度の元利償還のピーク以降は減少するが,平成29年度から開始された新庁舎建設事業に伴い,多額の地方債を発行している。令和2年度から5年間を「第2期財政健全化集中対策期間」としており,引き続き経常経費の削減に取り組む。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口1人当たり人件費・物件費等については,昨年度と比較して低くなっている。要因としては,新規採用職員及び育休に伴う職員の減による人件費の減少があげられる。総額は,類似団体平均と比較して低くなっており,財政健全化の取り組みとして物件費等の抑制に取り組んできた成果であると考える。今後も引き続き経常経費削減の取組みが必要である。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体平均と比較して低くなっており,全国平均及び全国町村平均よりも低い。これまでも国家公務員の給与制度に準じた適正な運用を行ってきたが,今後も人事院勧告等に基づく給与制度の運用と定員適正化に取り組む。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均と比較して多くなっている。要因として町独自の施設である和泊町実験農場を有していることや,空港管理事務所を有していること,こども園を直営で運営していることなどが考えられる。これまでも,指定管理制度の導入やごみ収集業務及び町有線テレビの一部業務(自主放送業務)等の民間委託を実施し,直営施設における目的の達成状況等をふまえ,類似施設の統廃合や民営化等について検討してきた。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率については,前年度と同じく16.4%と依然として類似団体平均より高くなっている。令和4年度では,平成9年度から償還を開始した小学校(大城)建設及び公営住宅(国頭,谷山団地)建設の償還が終了した。公債費の償還のピークを平成29~30年度に迎えたが,平成29年度から着工した新庁舎建設事業で11.6億の地方債の償還も開始されたことから,実質公債比率の急激な低下は見込めない。今後も引き続き新規地方債発行抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は前年度と比較して26.0ポイント減少しているが,依然として類似団体平均より高い状況である。改善の要因としては,地方債の償還が進んだことと,充当可能基金の増加が挙げられる。将来負担比率の高い要因として,道路・港湾等のインフラ整備や土地改良事業で多額の地方債を発行している中で,平成29年度から実施した新庁舎建設事業により11.6億の地方債を発行したためである。今後は,過去に整備した公共施設等の長寿命化等が課題となってくることから,公共施設等総合管理計画などに基づき,将来負担の増加することのないよう計画的に取り組む。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

人件費に係るものは,令和4年度において27.5%と類似団体平均に対し,高い水準にある。これは,こども園(3園)を直営で行っているために職員数が類似団体と比較して多いことが主な要因であり,行政サービスの提供方法の差異によるものといえる。これまで取り組んできた定員管理適正化の推進を継続し,今後とも,施設の民営化や統廃合等を検討し人件費の抑制を図とともに,会計年度任用職員の適正配置等も検討する。

物件費の分析欄

物件費は類似団体平均より低くなっており,経常経費削減の効果である。令和4年度が0.7ポイント増加している要因としては,有線テレビ及び給食センター運営に係る光熱水費・燃料費の増が影響している。依然として,新型コロナウイルス感染症の影響による各種出張のリモート化や各種イベントの縮小に伴い,例年よりは低く抑えられている。今後は,消耗品費の一括調達や公用車及びコピー機の共同利用などに取り組み,更なる経常経費削減を図る。

扶助費の分析欄

前年度より0.2ポイント増加しており,依然として類似団体と比較して高い水準にある。これは,高齢者人口の増加や障害福祉費の増加が要因である。高齢化の進展や町独自の子ども医療費助成制度などにより,扶助費については今後も増加が見込まれることから,扶助費の推計を行うとともに,町単独扶助費についても自己負担基準等の見直しを行っていくことで,財政を圧迫する傾向に歯止めをかけるよう努める。

その他の分析欄

前年度と比較して1.4ポイント増加しており,各基金への積立金の増加が主な要因である。公共下水道施設・農業集落排水施設の長寿命化事業や機能強化事業が実施されていることから,今後も繰出金が増加することが予想される。医療費の抑制や下水道使用料の見直しなどにより財政基盤の強化を図り,繰出金の抑制に努める。

補助費等の分析欄

補助費等については,前年度よりも0.7ポイント増加しており,類似団体平均よりも低くなっている。今後は,町民ニーズの多様化に伴い,社会保障関連経費の増加が見込まれる。また,町単独補助金については,補助事業の内容について庁内関係課及び近隣市町村と精査し,補助金額の基準等を定めるとともに補助団体の自立を促す取り組みも併せて実施していく。

公債費の分析欄

公債費の割合は類似団体平均より5.0ポイント高くなっている。過去に実施した大型の公共事業の財源として発行した地方債の元利償還が主な要因である。財政健全化の取り組みとして新規地方債の発行抑制に取り組んでおり,地方債残高は年々減少し改善傾向にあるものの,新庁舎建設事業の償還が開始され,公債費の急激な低下は見込めない。今後とも,新規地方債発行を抑制しながら適切な財政運営を行う。

公債費以外の分析欄

公債費以外の費目については,類似団体平均よりも低いことから,今後とも物件費の抑制や町単独補助金の見直し等の経常経費の削減に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

令和4年度においては財政調整基金を取り崩して予算編成を行ったが,年度途中で積戻しを行い,実質収支額は黒字となっている。令和4年度の財政調整基金残高については,標準財政規模の一定割合を考慮し,残高の調整を行ったため減少している。また,当初予算編成時にシーリング枠を設定し,一般政策経費の削減を図り,さらに補正予算の査定制度の導入等により歳出が大幅に抑制された。このような財政健全化の取組みを強化したことにより,実質収支額,実質単年度収支が前年度比で増加している。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

黒字額は,全体として昨年度より増加した。令和4年度決算については,主に一般会計及び介護保険特別会計の割合が高くなり,後期高齢者医療特別会計が低くなった。一般会計については,財政健全化の取組として導入した査定制度等により歳出が抑制され,実質収支額の増加につながった。しかし,特別会計への繰出金や公債費も依然として高い水準にあり,和泊町下水道事業特別会計・和泊町農業集落排水事業特別会計において,既存施設の機能強化事業が実施され,多額の費用を要し一般会計からの繰出金の増加が懸念される。和泊町下水道事業特別会計・和泊町農業集落排水事業特別会計においては,平成30年度に経営戦略を策定し経営健全化に取り組むとともに,一般会計においても,町税の徴収強化と使用料等の見直しや,ふるさと納税等による収入確保策に取り組み,財政健全化を図る。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

元利償還金については114百万円増加し,公営企業債の元利償還金に対する繰入金は10百万円増加しているが,算入公債費等については,110百万円減少したため,質公債費比率の分子は,6百万円の増となった。今後は,各種起債の償還が順調に進むと思われるが,新庁舎建設事業に対する地方債の元利償還が開始されたことから大幅な減少は見込めない。公営企業債の元利償還金に対する繰入金は,既存施設の維持管理や人口の減少等で,大幅な改善は見込めない。今後とも,新規地方債の発行抑制に努めるとともに,公営企業会計等の料金の見直し等も検討する必要がある。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

各種起債の償還が進んだことと,各種基金を多く積み立てたことから,将来負担比率は前年度より改善した。今後も継続して財政健全化に取り組む。また,基金については,財政調整基金は標準財政規模の一定割合を維持し,特定目的基金については,有線テレビや防災無線の更新等,公共施設等総合管理基金及び令和4年度から積立開始した総合交流施設建設基金等への積極的な積立を行い,基金の目的に合わせて有効に活用する。また,基金の一部を債券運用し,財源確保に努める。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)・令和4年度末の基金残高は,普通会計で約3,650百万円となっており,前年度から約633百万円の増加となっている。・これは,公共施設等総合管理基金に519百万,企業版ふるさと納税基金に154百万円,和泊町総合交流施設建設基金に115百万円の積立が増加したことなどが主な要因である。(今後の方針)・財政調整基金については標準財政規模の一定割合を維持し,特定目的基金への積み立てを増やしていく。特に,令和4年度から積立開始した和泊町総合交流施設建設基金や老朽化が著しい海洋療法施設維持整備基金を中心に積立を行う。

財政調整基金

(増減理由)・令和4年度末の基金残高は,約974百万円となっており,前年度から約390百万円の減少となっている。・令和4年度においては,標準財政規模の一定割合にするため,残高の調整を行い減少した。・平成27年度からの5か年間を「財政健全化集中対策期間」令和2年度5年間を「第二期財政健全化集中対策期間」と設定し,財政構造改革として、歳入歳出両面にわたる取組を進めてきたが,そうした取組をしても解消できない財源不足や災害,国補正等の対応については,財源調整的に基金の取り崩し等により対応してきた。(今後の方針)・台風常襲地帯である本町は,大規模災害の発生など不測の事態に備えるため,予算編成や予算執行における効率化の徹底はもとより,本町が実施している「第二期財政健全化集中対策期間」の取組み(新規起債の発行額を6億円以内)を着実に進め,財政調整基金をの残高を引き続き確保していく。

減債基金

(増減理由)・令和4年度末の基金残高は,約175百万円となっており,前年度から10百万円の増加となっている。・町税収入の増等により積立が取崩しを上回ったため,例年より多く積立を行うことができたことが要因である。(今後の方針)・減債基金を活用した地方債の償還も視野に入れ,計画的に積立を行う。

その他特定目的基金

(基金の使途)・和泊町公共施設等総合管理基金:新庁舎をはじめとする公共施設の維持管理に関する経費・和泊町土地改良事業基金:国営沖永良部土地改良事業(地下ダム事業)の地元負担金に関する経費・和泊町企業版ふるさと納税基金:個性豊かで活力あるふるさとづくり事業への活用・和泊町放送施設更新準備基金:和泊町有線テレビ及び防災無線の更新に要する経費・和泊町海洋療法施設維持整備基金:和泊町海洋療法施設の維持補修等に要する経費(増減理由)・和泊町公共施設等総合管理基金:財政調整基金の残高調整及び公共施設の維持管理に充てるため519百万円積立を行った。・和泊町土地改良事業基金:令和7年度に完了予定の国営沖永良部土地改良事業(地下ダム事業)地元負担金に充てるため50百万円積立を行った。・和泊町企業版ふるさと納税基金:企業版ふるさと納税寄附金の増により154百万円積立を行った。・和泊町放送施設更新準備基金:和泊町有線テレビ及び防災無線の更新の準備基金として100百万円積立を行った。・和泊町海洋療法施設維持整備基金:老朽化した海洋療法施設の維持補修等に充てるため50百万円積立を行った。(今後の方針)・和泊町公共施設等総合管理基金:公共施設等の長寿命化・統廃合等への活用を図る。・和泊町土地改良事業基金:事業完了まで毎年度積み立て,負担金支払い時の財政負担の軽減を図る。・和泊町企業版ふるさと納税基金:寄附した法人の意向を基に町単独の様々な事業への積極的な活用を行う。・和泊町放送施設更新準備基金:放送施設の更新準備のため毎年度積み立て,財政負担の軽減を図る。・和泊町海洋療法施設維持整備基金:老朽化した海洋療法施設の維持補修に充てるため毎年度積み立て,財政負担の軽減を図る。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は類似団体と同水準である。本町は,公共施設等総合管理計画及び個別施設計画を策定済みであり,総合管理計画において公共施設施設における総床面積の30%削減を目標としている。今後は,個別計画に基づいた長寿命化や統廃合,民間譲渡等について計画的に進める。

債務償還比率の分析欄

地方債の償還は順調に行われているが,債務償還比率は,依然として類似団体と比較して高い水準にある。現在,基金についても順調に積み立てているので,当面の間,債務償還比率は改善される見込みである。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は類似団体と同水準であるが,新庁舎建設,公立学校施設及び公営住宅等のインフラ整備を重点的に行った結果,将来負担比率は高くなっている。公立こども園などは,有形固定資産減価償却率も80%以上となっており,資産額の高い施設の減価償却が進んでいる。今後は,消防拠点施設,各集落公民館及びどぅくさ館の建替等も進み,有形固定資産減価償却率は現状維持となると予想される。起債等の償還や基金の積立も順調に進んでおり,将来負担比率も改善されることが予想される。今後とも,公共施設等総合管理計画等に基づき統廃合や民間譲渡を進めていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債比率とも類似団体平均よりも高くなっている。要因として,本町は,道路・下水道事業等の生活基盤の整備や,基幹産業である農業振興のため,平成19年度から国営土地改良事業に着手し,国営事業の附帯県営事業として,基盤整備や畑かん整備を実施している。また,平成22年度~令和3年度にかけて町営住宅の建替や改修工事を行い,平成30年度には新庁舎も建設しており,多額の地方債を発行してきた。平成26年度決算において,将来負担比率及び実質公債比率とも県内で最も高い数値になったことから,平成27年度から5年間を財政健全化対策集中期間,令和2年度からの5か年間を第二期財政健全化対策集中期間として第二期として,新規起債の発行額を6億円(臨時財政対策債を含む)と設定し,引き続き財政健全化に努めてきた結果,地方債残高も減少し,将来負担比率及び実質公債比率とも改善してきている。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

鹿児島県和泊町の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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