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地方財政ダッシュボード

高知県土佐清水市の財政状況(2014年度)

🏠土佐清水市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2014年度)

財政力指数の分析欄

市制施行時には3万人いた人口は、平成27.3.31現在14,973人、また全国平均を上回る高齢化率(平成26年度末43.4%)と過疎・少子高齢化に歯止めがかからず、基幹産業である観光業・農林水産業の低迷、一次産業の後継者不足に加え、雇用場所の確保も困難な状況であり、税収が乏しいゆえに類似団体平均を大きく下回る値となっている。今後も引き続き、税及び税外収入を含めた債権徴収の強化、国、県の雇用対策を積極的に取り入れ地域産業の活性化に努め、財政基盤の強化を図る。

経常収支比率の分析欄

人件費、公債費の比率が依然として高く、類似団体平均を2.9ポイント上回っている。昨年比では物件費が0.7ポイント、扶助費が0.2ポイント悪化したものの人件費で0.8ポイント、補助費等で0.6ポイント、公債費で0.3ポイント改善され、経常収支比率は0.8ポイント改善された状況である。今後も住民・行政サービスを確保しつつ、施設統廃合・民営化を含めた事務事業の見直し等、行財政改革を推進し経常経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体を大きく上回っている要因は、地域が縦横に長く行政区が広範囲に点在しており、保育所7園、小学校8校及び中学校1校を設置し運営費が多額であるため。行政改革により統廃合を図ってきたが、統合後のスクールバス等に係る経費が財政を圧迫していることや消防署及びし尿処理施設、火葬場などが複数市町村による広域設置ではなく単独であることも要因として挙げられる。今後も住民・行政サービスを確保しつつ、施設統廃合・民営化を含めた事務事業の見直し、効率化に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

平成24年度までは独自給与カットは実施していないが、人勧に沿った給与改定、また休日勤務手当の適正化、特殊勤務手当の廃止など手当の見直しに加え、平成25年8月からの給与カットの実施により、類似団体平均と同水準で推移し昨年度に続き平成26年度も100を下回った。今後については、他団体の動向を含め、県内の日帰り旅費日当の廃止検討や宿泊日当の実費精算の検討、給与カットの検討を行い、その他各種手当の総点検を行うなど、より一層給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均を大きく上回っている要因として、市内に私立幼稚園が1園あるものの公立保育園7園を市営で運営していること、また消防署も複数の市町村による広域設置ではなく、単独で運営していること、過疎化の著しい進行などが挙げられる。集中改革プランにより定員管理の適正化に向け、職員削減を実施してきたが、今後も住民・行政サービスを確保しつつ、施設統廃合・民営化を含めた事務事業の見直し、効率化に努める。

実質公債費比率の分析欄

平成26年度単年度実質公債費比率が15.9と対23年度比で1.0ポイント減少したため、3年平均で割り出す実質公債費比率は0.4ポイント改善した。しかしながら、今後、清水小学校建設や消防デジタル無線整備事業、防災関連事業などの大型事業に伴う起債元金の償還が始まることから、比率上昇を抑制することは難しく、今まで以上に厳しい財政運営となることが予想されるが、起債依存型事業の見直しや新発債の抑制、交付税措置の高い起債事業の優先など比率抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

清水保育園新築事業で5億4,200万円あまり、市役所本庁舎耐震化事業で5億6,400万円あまりの起債発行を行ったことから、地方債現在高が5億9,500万円あまり増となった。これに伴い将来負担額も2億4,400万円あまり増となったことから、将来負担比率は前年度比0.2ポイント増となった。依然として、類似団体平均を上回る状況にあり、今後も、これまでの起債依存型事業の見直しや新発債の抑制、交付税措置の高い起債事業の優先など中長期を見据えた財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2014年度)

人件費の分析欄

類似団体に比べ高い水準にあるのは、市内に私立幼稚園が1園あるものの公立保育園7園を市営で運営していること、また消防署も複数の市町村による広域設置ではなく、単独で運営していることにより、職員数が類似団体平均より多いためである。退職者が前年度17名であったのに対し、平成26年度は13名となり1億4,000万円あまりの減となったことなどから0.8ポイント改善した。これまでの行革により職員削減は一定進んだが、今後においても小学校や保育所及び公共施設の統廃合・民営化、組織機構の見直しなどにより人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

あったかふれあいセンター事業や社会体育施設指定管理指定管理業務といった民生費や教育費で委託料が増となったことにより、前年度比5,317万円あまりの増額、0.7ポイント上昇した。今後も、補助事業や有利債を活用した事業、事務を実施し、物件費の抑制に努める。

扶助費の分析欄

児童手当は3連続で減となったが、臨時福祉給付金事業で6,202万5千円皆増となったことや子育て世帯臨時特例給付金事業で1,069万円皆増、生活保護費も3,380万円あまり増となったことにより扶助費全体で前年度比9,650万円あまりの増となり0.2ポイント上昇した。今後、社会保障費関係費用が全国自治体と同様に増えていくと推測されるため、施策の廃止や見直しを進め扶助費の抑制に努める。

その他の分析欄

積立金では、財政調整基金1億5,939万円の積立を行ったことなどにより、前年度比4,499万円増の1億6,541万4千円となった。貸付金では、区画整理組合貸付金が1億1,702万2千円の減額となったことにより、前年度比1億454万2千円減の9億9,046万9千円となった。公営企業やその他の特別会計への赤字補填的な繰出金は今のところ無いが、国民健康保険事業や介護サービス事業の財政状況は厳しく、各々の会計において財政の健全化を図り、普通会計の負担を減らしていくように努める。

補助費等の分析欄

産業振興推進ふるさと雇用事業補助金の減や、ねんりんピック負担金の皆減、前年度で水道会計への緊急防災・減災事業に係る補助金の支出が終了したことで、前年度比7,997万円あまりの減額となり0.6ポイント減少した。今後においても、公共性の疑わしい不適当な事業は、廃止・見直しを行っていくよう努める。

公債費の分析欄

前年度に比べ過疎対策事業債や退職手当債が増となる一方、一般単独事業債や災害復旧事業債が減となり、公債費全体で3,200万円あまりの減額、0.3ポイント改善した。今後については、消防庁舎建設や清水中学校建設に伴う元金償還が本格化し、公債費の増が見込まれるが、起債依存型事業である道路整備事業の見直しや、地方道路等整備事業や公共事業等の新発債を抑制し、交付税措置の高い起債事業の優先など中長期を見据えた発行に努める。

公債費以外の分析欄

人件費は、類似団体を大きく上回り高い水準にあるが、人件費以外は類似団体平均と同程度または下回る位置にあるので、公債費以外は類似団体平均をやや下回っている。本市の場合、人件費について特に高い値となっている。過去には退職者非補充などにより職員削減に取り組んできた経過があるものの、今後は小学校や保育所及び公共施設の統廃合・見直しなどによって人件費の抑制に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2014年度)

分析欄

実質収支額及び実質単年度収支は減少し、厳しい財政運営となったが、基金の取り崩しのない財政運営ができた。平成26年度末基金残高は、前年度比159百万円増の1,186百万円で、この5年間では最も高い22.15%となっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2014年度)

分析欄

平成25年度に続き、平成26年度においても国民健康保険事業特別会計が赤字となったものの、その他の会計は黒字決算となっている。しかしながら、一般会計において退職手当債の発行を行ったうえでの決算であり、また今後は、一般会計で清水小学校改築や給食施設新築、南海地震・津波対策のハード整備、水道事業会計では、水道施設の老朽化が進んでおり、漏水対策による改良、また水道料金の見直しを検討する時期にあるなど、各会計において財政見通しは厳しい状況にあるため、中長期を見据えた財政運営に努めなければならない。

実質公債費比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

元利償還金等欄の減少については、公債費に準ずる債務負担行為の特老建設負担金が平成25年度に終了した事により、債務負担行為に基づく支出額がなくなったこと、算入公債費の増については、交付税措置の高い、過疎対策事業や緊急防災・減災事業の借入を優先した事が挙げられる。今後も、清水保育園新築事業、庁舎耐震化事業に伴う起債の元利償還が始まることや、清水小学校改築事業が控えており、新発債抑制、交付税措置の高い起債事業の優先など、中長期を見据えた発行に努め、比率の抑制を図る。

将来負担比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

清水保育園新築事業、庁舎耐震化事業が完了したものの、津波避難タワー、消防デジタル無線整備事業実施に伴う新発債により、平成26年度においても地方債現在高、将来負担比率の分子は依然として高止まりの状況にある。今後も南海地震・津波対策の大型事業として、津波避難路整備事業、中央公民館等新築工事、清水小学校改築工事が控えているため、起債依存型事業の見直し、新規起債発行の抑制、交付税措置の高い起債事業の優先など、中長期を見据えた発行に努め、比率の抑制を図る。また、退職手当負担見込額については、今後も退職者に対する新規採用者数を抑制することにより、見込額の減少を図る。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,