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地方財政ダッシュボード

高知県土佐清水市の財政状況(2019年度)

高知県土佐清水市の財政状況について、2019年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

土佐清水市水道事業末端給水事業電気事業電気事業

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2019年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2019年度)

財政力指数の分析欄

市制施行時には3万人いた人口は、令和2年3月末現在13,155人、また全国平均を上回る高齢化率(令和2年3月末49.1%)と過疎・少子高齢化に歯止めがかからず、基幹産業である観光業・農林水産業の低迷、一次産業の後継者不足に加え、雇用場所の確保も困難な状況であり、税収が乏しいゆえに類似団体平均を大きく下回る値となっている。今後も引き続き、税及び税外収入を含めた債権徴収の強化や、国、県の補助事業を積極的に取り入れた地域産業の活性化に努め、財政基盤の強化を図る。

経常収支比率の分析欄

依然として類似団体平均、全国平均、県内平均より高い水準ではあるものの、数値は前年度から0.8ポイント改善した。比率が改善した要因は人件費と物件費で、定年退職者数の減に伴う退職手当(経常分)の減額や、庁内システム保守委託料、小中学校スクールバス運行委託費といった経常的歳出の減額によるものである。しかし、今後も公債費が高止まりで推移していくなど、義務的経費の抑制が困難な状況が見込まれるため、住民・行政サービスを確保しつつ、事務事業の見直し等、行財政改革を推進し、経常経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体を大きく上回っている要因は、地域が縦横に長く行政区が広範囲に点在しており、保育所5園や小学校6校及び中学校1校を設置し運営費が多額であるためである。行政改革により統廃合を図ってきたが、統合後の登園・登校のバス運行等にかかる経費が財政を圧迫していることや、消防署及びし尿処理施設、火葬場などが複数市町村による広域設置ではなく単独運営であることも要因としてあげられる。今後も住民・行政サービスを確保しつつ、施設統廃合・民営化を含めた事務事業の見直し、効率化に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

平成29年度、30年度と類似団体平均とほぼ同水準で推移していたが、令和元年度数値は前年度より1.3ポイント減少し、差が広がる結果となった。要因として退職者と新規採用職員との職員構成の変動が大きかったことなどがあげられる。今後も引き続き、人勧や国基準に沿った給与改定や手当の見直し等を行うとともに、他団体の動向にも注視し、各種手当の総点検を行うなど、より一層の給与適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均を大きく上回っている要因として、市内に私立幼稚園が1園あるものの公立保育園5園を市営で運営していること、また、消防署も複数の市町村による広域設置ではなく、単独で運営していることなどが挙げられ、今後もこの状況のまま推移していく見込みである。集中改革プランにより定員管理の適正化に向け、職員削減を実施してきたが、今後も住民・行政サービスを確保しつつ、施設統廃合・民営化を含めた事務事業の見直し、効率化に努める。

実質公債費比率の分析欄

3ヵ年平均の比率では前年から0.4ポイント改善しているものの、単年度比率では、防災対策関連の大型事業の元金償還開始によって元利償還金が増額となったことを要因に、比率は上昇している。事業実施の際は有利債を中心とした借入に限定しているが、大型事業の実施が続き、公債費は今後も高止まりで推移していく見込みである。公債費負担適正化計画に基づく歳出の抑制や歳入増に向けた取組を推進し、可能な限り早期に18.0%を下回るよう財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

依然として類似団体平均、全国平均、県内平均とは大きく差があり、高い水準ではあるものの、数値は平成30年度から2年連続で改善した。一番の要因は、地方債現在高の減少である。平成27~28年度に借り入れた防災対策関連の大型事業の元金償還開始によって、元金償還が前年度より増額となった一方、地方債新規発行が前年度から減額となった結果、地方債現在高は前年度から540百万円減少した。今後も一定までは比率の改善が見込まれるが、新発債の抑制、有利債に限定した地方債借入など、中長期を見据えた財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費の分析欄

人件費が高水準にあるのは、市内5つの保育所の全てが公立であること、また、消防署も広域設置ではなく単独運営していることにより、類似団体に比べ職員数が多いことに起因する。令和元年度は、定年退職者数の減(対前年度比-7名)によって退職手当が前年度から1億円以上減額となったことが大きく影響し、経常収支比率は前年度から2.0ポイント改善した。

物件費の分析欄

物件費の歳出決算額としては前年度から64,072千円の増額となったが、経常的歳出でみると、小中学校スクールバス運行委託費の減や庁内システム保守委託料の減などにより、前年度から40,947千円の減額となっている。一方、経常経費に充当した特定目的基金等の特定財源も減額となったため、経常経費充当一般財源としては対前年度比22,183千円の減額にとどまり、経常収支比率は0.5ポイント減少した。

扶助費の分析欄

類似団体平均、全国平均、県内平均より低水準で推移しているものの、同じような微増傾向となっている。令和元年度は、生活保護費が増額となったが児童手当が減額となったことで、経常経費は前年度から3,884千円増と微増に留まった。一方で、経常経費に充当した特定財源が、障害者自立支援に係る国県負担金・補助金の減などにより前年度から5,582千円の微減となったことで、比率は0.2ポイント上昇した。

その他の分析欄

繰出金について、後期高齢者医療療養給付費負担金の増額と、低所得者保険料軽減の適用拡大による介護保険繰出金の増額などから、経常収支比率は0.2ポイント増加した。維持補修費については、市営住宅団地の給水設備を、前年度に維持補修的工事で対応し、令和元年度に改修工事を実施したため普通建設事業費に分類したことなどから、経常収支比率は0.3ポイント減少した。

補助費等の分析欄

消防署やし尿処理施設、火葬場などが複数市町村による広域設置ではなく単独運営であるため、類似団体に比べて一部事務組合等に対する負担金が少額となり、このことが比率が低水準の要因の一つとなっている。令和元年度は、幡多広域市町村圏事務組合負担金のうち、租税債権管理機構分、クリーンセンター運営分の増により、経常収支比率は0.3ポイント増加した。

公債費の分析欄

公民館移転建設事業や消防救急デジタル無線整備事業など、防災対策関連の大型事業にかかる平成27年度借入の過疎債、平成28年度借入の緊急防災・減災事業債の元金償還開始に伴って、償還額が増額した。また、公営住宅建設事業債の償還額の減による住宅使用料の充当減など、特定財源が減少したこともあり、経常収支比率は前年度から1.4ポイント増となった。

公債費以外の分析欄

人件費については類似団体平均を上回って推移しているものの、人件費以外は類似団体平均を下回るものが多く、公債費以外の経常収支比率は類似団体平均を大きく下回っている。公債費を含めた全体では類似団体平均、全国平均、県内平均をいずれも上回るが、公債費は今後も高止まりで推移していく見込みであるため、施設管理の民営化及び組織機構改革の推進などにより人件費を抑制していくことが必要となっている。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

令和元年度は、前年度と比較すると実質収支額は21百万円増額、標準財政規模比でも0.41ポイント改善しているものの、財政調整基金は積立額を上回る取崩を行ったため、基金残高は標準財政規模比で前年度から0.96ポイント減少し、平成29年度から3年連続の減少となった。実質単年度収支も前年度からは改善しているが、平成28年度から4年連続のマイナス収支となっている。今後も厳しい財政運営が続くが、可能な限り基金の温存に努めていく必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

平成29年度、30年度と黒字決算が続いていた国民健康保険事業特別会計について、令和元年度は、県に納める国民健康保険事業費納付金が対前年度比9.9%増となったことなどから、再び赤字決算となった。ただし、令和2年度は税率改正を行い、黒字決算となる見込みである。その他の会計については、指定介護老人福祉施設事業特別会計を除いた全会計が前年度を上回る黒字額となっており、標準財政規模比でみても数値が改善している。指定介護老人福祉施設事業特別会計についても、介護サービス事業特別会計からの繰入4百万円はあったものの、一般会計からの繰入なしでの決算となっている。ただし、一般会計については財政調整基金を取り崩しての黒字決算であり、今後も公債費は高水準で推移していく見込みであることから、基金を取り崩しながらの厳しい財政運営が続くと想定される。特別会計においても、会計によっては今後の財政見通しが厳しい事業もあり、歳入の確保に努めるとともに、歳出規模の抑制なども検討しながら、中長期を見据えた財政運営に努めなければならない。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

平成29年度から減少していた実質公債費比率の分子は、平成27~28年度に借り入れた防災対策関連の大型事業の元金償還開始によって、元利償還金が対前年度比57百万円増額となったことを主な理由に再び増額に転じた。事業実施の際は、過疎債や緊急防災・減災事業債等の有利債を中心に借り入れしているため算入公債費等も増額となっており、この傾向は今後も続くと想定しているが、元利償還金は今後も高止まりで推移し、令和5年度が償還のピークと見込んでいることから、実質公債費比率が18%を超えたままの大変厳しい財政運営が続くと見込まれる。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

令和元年度は、将来負担比率の分子が前年度から918百万円減額と大きく改善したが、一番大きな要因は、地方債現在高の減少である。平成27~28年度に借り入れた防災対策関連の大型事業の元金償還開始によって、元金償還が対前年度比71百万円増額の1,586百万円となった一方、地方債新規発行が対前年度比356百万円減額の1,046百万円となったことから、地方債現在高は前年度から540百万円減少した。また、退職手当負担見込額も前年度から375百万円減少しているが、直近数年間の退職者数の増加により若年層職員の割合が増えたことが要因の一つと考えられる。今後数年間、地方債現在高は高止まりで推移していく見込みであるものの、有利債に限定した地方債発行に努めていることから、基準財政需要額参入見込額の増加も見込まれるため、将来負担比率の分子は今後も減少傾向で推移すると想定している。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金全体

(増減理由)財政調整基金は4年連続で取崩が必要となり90百万円を繰り入れたほか、地域福祉基金について、令和元年度から事業充当が可能となるよう平成30年度に条例改正を行い、80百万円を取り崩したが、寄附額の増によってふるさと元気基金が取崩額を上回る積立額となり残高が増加したこと(対前年度比+130百万円)、後年度の起債償還に対する県補助金61百万円を減債基金に積み立てたことなどから、基金全体では前年から50百万円の増額となった。(今後の方針)平成28年度以降は財政調整基金を取り崩しての財政運営を余儀なくされており、今後も公債費の高止まりなどから財源不足の状況は続いていくと想定される。可能な限り財政調整基金の取崩を抑制するため、行政改革やふるさと納税の取組強化などを推進するほか、ふるさと元気基金を中心に特定目的基金を積極的に活用していく予定である。

財政調整基金

(増減理由)平成27年度国勢調査の結果が普通交付税に反映され、平成28年度以降は29年度、30年度、令和元年度と4年連続で財政調整基金を取り崩しての財政運営を余儀なくされている。令和元年度は、取崩額は90百万円と前年度から60百万円減額したものの、積立額46百万を上回る取崩となったため、基金残高は前年度から44百万円減少した。(今後の方針)近年は防災対策関連の大型事業を集中実施してきたことから、今後は財源として借り入れた起債の償還が重なり、公債費は高止まりの状況で推移していくことが見込まれている。義務的経費の抑制が困難であり、現在の財源不足の状況が今後も続くことが想定されるため、財政調整基金の取崩は一定必要となるが、行政改革やふるさと納税の取組強化などを推進し、財政調整基金の取崩抑制に努める。

減債基金

(増減理由)県の水産業競争力強化緊急施設整備事業費補助金61百万円について、平成30年度に借り入れた冷凍保管施設整備事業に係る過疎債の後年度償還に充当するため、減債基金に積み立てたことにより増額となった。(今後の方針)県の補助金・交付金制度が近年見直されており、後年度の起債元利償還に充当するための交付金が今後も増加することが想定されるため、減債基金は一時的に増加が見込まれるが、各事業の元金償還が開始される年度に計画的に取り崩していくため、数年後には従来の100百万円まで減少する。

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさと元気基金寄附者が選択した寄附目的に沿った事業等の財源に充当・地域福祉基金福祉等に関連する事業の財源に充当・施設等整備基金公共施設の修繕費用等の財源に充当・国際交流基金郷土の偉人ジョン万次郎の功績を発信する事業や人材育成等に関連する事業等の財源に充当・防災対策加速化基金防災対策関連事業の元利償還金の財源や備蓄食糧更新費用等の財源に充当(増減理由)・ふるさと元気基金寄附者が選択した寄附目的に沿った事業の財源に充当するため115百万円を繰入した一方で、寄附額の増により積立が245百万円(対前年度比+150百万円)となったことから、残高は130百万円の増額・地域福祉基金予防接種及び結核検診委託料や国保会計繰出金(福祉医療実施分)など、11事業に80百万円を充当したため減額・施設等整備基金市営住宅改修工事や市民文化会館の修繕改修など、9事業に17百万円充当したため減額・国際交流基金増減なし・防災対策加速化基金避難所用の災害備蓄備品や備蓄資材・食料購入などに7百万円充当したため減額(今後の方針)財政調整基金の取崩を抑制するためにも、国際交流基金以外の特定目的基金については、今後も目的に沿った事業の財源に充てるよう積極的に活用していく。特に、ふるさと元気基金は、ふるさと納税の取組強化と連動して、毎年200百万円程度を活用していく予定である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

小・中学校や保育所、公民館といった施設については平成23年度から集中的に移転改築等を実施し、有形固定資産減価償却率の上昇を抑える要因となっている。類似団体や全国平均と比較しても大きな差はない状態で推移しているが、依然として老朽化が進んでいる施設が多いため比率は微増の傾向にあり、今後も緩やかに上昇する見込みである。

債務償還比率の分析欄

地方債現在高の大幅な減額に加え、若年層職員割合の増加によって退職手当負担見込額も減額となり、分子を構成する将来負担額が減少した結果、比率は前年度から大きく改善した。類似団体平均や全国平均との乖離は縮小し、数値は改善傾向にあるが、地方債現在高の高止まりが今後も数年間想定されるため、平均を上回る状況は当分の間続くと見込まれる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

南海トラフ地震対策として公共施設の高台移転など大型事業を数年間で集中的に実施したことで地方債残高が増加し、将来負担比率は類似団体を大きく上回る数値で推移しているが、平成30年度からは地方債残高の減少や基準財政需要額算入見込額の増加により比率は改善している。現在は交付税措置率の高い起債に限定した借入を行っているため、次年度以降も比率の改善が見込まれる。有形固定資産減価償却率については、類似団体平均とほぼ同水準で推移している。しかし、老朽化の進んでいる施設が多いことから比率は緩やかな上昇傾向にあり、今後は施設の改修等が一定必要になると想定されるため、将来負担額とのバランスに注視していく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率、実質公債費比率ともに類似団体平均を大きく上回る数値で推移しているが、将来負担比率については、平成30年度以降数値が改善しており、次年度以降も減少が見込まれる。また、実質公債費比率についても依然として18%を超える高い水準ではあるものの、前年度から0.4ポイント改善しており、次年度以降も数年間は比率が改善する見込みである。令和3年度まで大型事業の実施が続き、財源には起債発行を見込んでいるが、比率の上昇を抑制するため、今後の起債発行についてより精査していくほか、繰上償還についても検討をしていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2019年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2019年度)

財務書類に関する情報②(2019年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

高知県土佐清水市の2019年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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