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地方財政ダッシュボード

高知県土佐清水市の財政状況(2020年度)

高知県土佐清水市の財政状況について、2020年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

土佐清水市水道事業末端給水事業電気事業電気事業

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2020年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2020年度)

財政力指数の分析欄

市制施行時には3万人いた人口は、令和3年3月末現在12,790人、また全国平均を上回る高齢化率(令和3年3月末50.0%)と過疎・少子高齢化に歯止めがかからず、基幹産業である観光業・農林水産業の低迷、一次産業の後継者不足に加え、雇用場所の確保も困難な状況であり、税収が乏しいゆえに類似団体平均を大きく下回る値のまま推移している。今後も引き続き、税及び税外収入を含めた債権徴収の強化や、国、県の補助事業を積極的に取り入れた地域産業の活性化に努め、財政基盤の強化を図る。

経常収支比率の分析欄

依然として類似団体平均、全国平均、県内平均より高い水準ではあるが、前年度に引き続いて比率は改善している。(対前年度比-0.8ポイント)比率が改善した要因は、比率の分母となる歳入経常一般財源が普通交付税や地方消費税交付金の増などによって対前年度比143,800千円の増額となったことである。しかし、今後も公債費が高止まりで推移していくなど、義務的経費の抑制が困難な状況が見込まれるため、住民・行政サービスを確保しつつ、事務事業の見直し等、行財政改革を推進し、経常経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

市内5つの保育所の全てが公立であることや消防署が単独運営であることにより、類似団体に比べ職員数が多く人件費が高水準であること、また、し尿処理施設、火葬場なども広域運営ではなく単独運営であるため、指定管理委託料など物件費での支出割合が高く、類似団体を上回る要因となっている。上記の要因により、類似団体との乖離は今後も続くことが見込まれるが、住民・行政サービスを確保しつつ、施設統廃合・民営化を含めた事務事業の見直し、効率化に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

令和元年度に退職者と新規採用職員との職員構成の変動が大きかったことなどが要因で指数は96%台になり、令和2年度も0.1ポイント増となったものの類似団体平均を下回っている。今後も引き続き、人勧や国基準に沿った給与改定や手当の見直し等を行うとともに、他団体の動向にも注視し、各種手当の総点検を行うなど、より一層の給与適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均を大きく上回っている要因として、市内に私立幼稚園が1園あるものの公立保育園5園を市営で運営していること、また、消防署も複数の市町村による広域設置ではなく、単独で運営していることなどが挙げられる。人口減少に伴い数値は今後も増加推移する見込みであり、数値の改善は困難な状況ではあるが、職員の定員管理の適正化について継続的に取り組むほか、今後も住民・行政サービスを確保しつつ、施設統廃合・民営化を含めた事務事業の見直し、効率化に努める。

実質公債費比率の分析欄

2年連続で比率は改善しているものの、依然として18%を超えており起債許可団体となっている。普通交付税の増額や公債費に係る交付税算入額の増などによって、今後、比率は一時的に18%を下回る見込みであるが、これまで実施してきた大型事業の財源として借り入れた起債の償還開始により、公債費は今後も増額推移していくため、比率の再上昇も懸念される。現状の財政見通しにおいて起債償還のピークとなっている令和6年度までに繰上償還の実施を検討し、継続的に18%を下回る健全な財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

依然として類似団体平均、全国平均、県内平均のいずれとも大きく乖離しており、高い水準ではあるものの、比率は平成30年度から3年連続で改善した。令和2年度は、比率の分母となる標準財政規模が普通交付税の増額等により対前年度比109百万円の増額となったほか、基準財政需要額算入見込額の増加(対前年度比+359百万円)などによって分子が減少したことが要因である。今後も一定までは比率の改善が見込まれるが、新発債の抑制、有利債に限定した地方債借入、基金の温存など、中長期を見据えた財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)

人件費の分析欄

人件費が高水準にあるのは、市内5つの保育所の全てが公立であること、また、消防署も広域設置ではなく単独運営していることにより、類似団体に比べ職員数が多いことに起因する。令和2年度は、定年退職者数の増(対前年度比+6名)によって退職手当(経常分)が対前年度比107,441千円の増額となったことに加え、会計年度任用職員制度の開始によって、これまで物件費・扶助費に分類してきた臨時職員の賃金等を人件費に計上したことから、経常収支比率は前年度から3.6ポイント増加した。

物件費の分析欄

衛生センター運転管理委託費や、ごみ収集等委託などの増要因に対し、会計年度任用職員制度の開始に伴う旧賃金および臨時職員の社会保険料が人件費に移行したことに伴う減額が大きく、経常的歳出は対前年度比で82,101千円の減額となった。一方で、特定財源も付随して減額となったことで経常経費充当一般財源は対前年度比46,631千円の減額にとどまり、経常収支比率は前年度から1.1ポイント減少した。

扶助費の分析欄

経常的歳出では、児童扶養手当で対前年度比18,660千円の減額、生活保護費で対前年度比7,527千円の減額、福祉医療費で対前年度比7,114千円の減額となったことに加え、保育所の旧臨時職員賃金(R1:59,296千円)が人件費に移行したことにより、合計で対前年度比79,946千円の減額となったことで経常収支比率は前年度から1.3ポイント減少した。

その他の分析欄

繰出金について、介護保険で低所得者保険料軽減に係る繰出金の増や国保の保険基盤安定繰出金の増により、経常的歳出は増加したが、国・県支出金等の特定財源も増加したことで経常経費充当一般財源は微増にとどまり、分母も増額となったことで比率は0.3ポイント減少した。また、維持補修費も、足摺テルメが令和2年7月以降営業休止(コロナ禍で指定管理者が撤退)になったことで経常的な維持補修費が減少し、経常収支比率は0.3ポイント減少した。

補助費等の分析欄

消防署やし尿処理施設、火葬場などが複数市町村による広域設置ではなく単独運営であるため、類似団体に比べて一部事務組合等に対する負担金が少額となっており、比率が低水準の要因の一つとなっている。令和2年度は、コロナ対策事業の実施によって歳出決算額では大きく増加しているが、経常的歳出では対前年度比1,870千円の微増で、分母の増により経常収支比率は0.1ポイント減少した。

公債費の分析欄

令和2年度は、公営住宅債償還額の減少による住宅使用料の充当減等から特定財源が対前年度比10,063千円の減額となったものの、平成21年度借入の退職手当債の償還終了などによって元金償還が前年度から19,594千円減額となり、また、近年の低利率での借入により利子償還も13,820千円減額となったことから、経常収支比率は1.3ポイント減少した。

公債費以外の分析欄

人件費以外は類似団体平均を下回るものが多く、特に物件費、補助費等の低水準によって公債費以外の経常収支比率は類似団体平均を大きく下回っている。公債費を含めると類似団体平均、全国平均、県内平均をいずれも上回るが、公債費は今後も高止まりで推移していく見込みであるため、施設管理の民営化及び組織機構改革の推進などにより人件費を抑制していくことが必要となっている。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)

分析欄

令和2年度は、平成27年度以来5年ぶりに財政調整基金の取り崩しのない決算となったことで基金現在高が対前年度比57百万円の増額となり、標準財政規模比では前年度から0.54ポイント改善した。また、財政調整基金の温存により、実質単年度収支についても5年ぶりに黒字に転じている。しかし、令和4年度以降は公債費の増額等から再び財源不足が生じ、財政調整基金を取り崩しながらの厳しい財政運営となることが見込まれており、可能な限り基金の温存に努める必要がある。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)

分析欄

令和元年度に赤字決算となっていた国民健康保険事業特別会計について、令和2年度は税率改正を行ったことで歳入が増加し、再び黒字に転じた。被保険者一人当たりの医療費は依然として高い傾向にあるものの、被保険者の減少等によって県に納める国民健康保険事業費納付金や保険給付費は減少傾向にあり、今後も継続して黒字を維持できる見込みである。その他の会計については、令和2年度より従来の指定介護老人福祉施設事業特別会計と介護サービス事業特別会計を統合し、特別養護老人ホームしおさい特別会計を新設したが、コロナ禍によるサービス収入の減少により一般会計から2.3百万円の赤字補てん繰出を行った。一般会計が平成27年度以来5年ぶりに財政調整基金の取り崩しなしで黒字決算を迎えたが、今後も公債費は高水準で推移していく見込みであることから、数年後には基金を取り崩しながらの厳しい財政運営となることが想定される。特別会計においても、一般会計からの繰入金に依存することのない独立採算制の原則に基づき、歳入の確保に努めるとともに、歳出規模の抑制などにも取り組んでいく。

実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

令和元年度に増加に転じた元利償還金について、令和2年度は平成21年度に借り入れた退職手当債の償還終了等により対前年度比34百万円の減額となった。これによって実質公債費比率の分子は前年度から減少したが、依然として元利償還金は16億円台で推移しており、また、令和4年度から再び増加に転じるため実質公債費比率の上昇が懸念される。今後、一時的に実質公債費比率は18%を下回る見込みであるが、繰上償還の実施を検討し、継続した比率の抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2020年度)

分析欄

令和2年度は、将来負担比率の分子が前年度から457百万円減額となり、平成28年度から5年連続での減少となっている。一番大きな要因は、基準財政需要額算入見込額の増加(対前年度比+359百万円)であるが、退職手当負担見込額や充当可能基金など、複数の項目で前年度から数値の改善が見られる。一方、公営企業債等繰入見込額は、水道事業債の残高増によって前年度から悪化(+40百万円)している。近年は若年層職員の割合が増えたことで退職手当負担見込額が年々減少していることや、地方債の現在高は今後も高止まり傾向で推移見込みであるが、それらの残高の多くは有利債に限定した借入であるため基準財政需要額算入見込額の増加も見込まれることなどから、将来負担比率の分子は来年度以降も減少傾向のまま推移していくと想定される。

基金残高に係る経年分析(2020年度)

基金全体

(増減理由)令和2年度は地域福祉基金24百万円の取り崩し等があったものの、普通交付税の増額等による決算収支の改善から、平成27年度以来5年ぶりに財政調整基金の取崩なしの決算となり、対前年度比57百万円の増額となったほか、ふるさと元気基金についても取崩額を上回る積立により残高が増となるなど、基金全体では対前年度比56百万円の増額となった。(今後の方針)現状の財政見通しで令和4年度以降に財源不足が生じる見込みとなっていることから、可能な限り財政調整基金の取崩を抑制するため、行政改革やふるさと納税の取組強化などを推進するほか、ふるさと元気基金を中心に特定目的基金を積極的に活用していく予定である。また、実施を検討している繰上償還の財源として減債基金、財政調整基金への積立を積極的に行う予定としているため、2つの基金については今後一時的に残高が増加する見込みである。

財政調整基金

(増減理由)平成27年度国勢調査の結果が普通交付税に反映され、平成28年度から令和元年度まで4年連続で財政調整基金を取り崩しての財政運営を余儀なくされていたが、令和2年度は、普通交付税の増額やふるさと元気基金をはじめとした特定目的基金の活用により決算収支が改善し5年ぶりに取り崩しなしとなったことから、基金残高は積立額と同額の57百万円増額となった。(今後の方針)現状の財政見通しでは、令和4年度以降、近年の防災対策関連等大型事業の集中実施によって借り入れた起債の償還が重なり、複数年に渡って財源不足が生じる見込みとなっている。財源不足の対応として財政調整基金の取り崩しを予定しているが、その他、実質公債費比率の抑制のために繰上償還についても検討しており、財源として減債基金と併せて財政調整基金の活用を想定しているため、今後、一時的に基金残高は増加する見込みである。

減債基金

(増減理由)増減なし。(今後の方針)令和元年度に積み立てた61百万円は、事業の財源として充当した起債の後年度元利償還に充当するために県交付金が原資となっており、当該事業の元金償還が開始される令和4年度から取り崩す予定としている。また、実質公債費比率の抑制を図ることを目的として、現状の財政見通しで起債償還のピークとなっている令和6年度までに繰上償還を実施することを検討しており、令和3年度に200百万円を積み立て予定。

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさと元気基金寄附者が選択した寄附目的に沿った事業等の財源に充当・地域福祉基金福祉等に関連する事業の財源に充当・施設等整備基金公共施設の修繕費用等の財源に充当・国際交流基金郷土の偉人ジョン万次郎の功績を発信する事業や人材育成等に関連する事業等の財源に充当・森林環境整備促進基金森林環境譲与税を原資として間伐や人材育成、担い手の確保、木材利用の促進、普及啓発等の財源に充当(増減理由)・ふるさと元気基金寄附者が選択した寄附目的に沿った事業の財源に充当するため219百万円を繰入した一方で、令和2年度寄附額の積立が231百万円(対前年度比-14百万円)となったことから、残高は13百万円の増額・地域福祉基金インフルエンザ予防接種委託料、結核検診委託料、各種がん検診委託料に24百万円を充当したため減額・施設等整備基金増減なし・国際交流基金増減なし・森林環境整備促進基金森林環境譲与税と譲与税充当事業費の差額を基金に積み立てしており、令和2年度の事業実績により差額の11百万円が増額となった。(今後の方針)財政調整基金の取崩を抑制するためにも、国際交流基金以外の特定目的基金については、今後も目的に沿った事業の財源に充てるよう積極的に活用していく。特に、ふるさと元気基金はふるさと納税の取組強化と連動して、毎年200百万円程度を活用していく予定である。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

小・中学校や保育所、公民館といった施設については、平成23年度から集中的に移転改築等を実施したため、有形固定資産減価償却率の上昇を抑える要因となっており、類似団体や全国平均と比較しても大きな差はない状態で推移している。しかし、比較的新しい施設についても減価償却が進んでおり、また、依然として老朽化が進んでいる施設が多いため比率は微増の傾向にあり、今後も緩やかに上昇する見込みである。

債務償還比率の分析欄

ふるさと納税寄附額の増による基金の増加や、有利債に限定した起債発行による基準財政需要額算入見込額の増加によって、前年度から充当可能財源が増額した結果、比率の分子が減少し、債務償還比率は前年度比で24.8ポイント改善した。類似団体平均との差も縮小しており、数値は改善傾向にあるものの、地方債現在高の高止まりが今後も数年間想定されるため、平均を上回る状況は当分の間続くと見込まれる。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

南海トラフ地震対策として公共施設の高台移転など大型事業を数年間で集中的に実施したことで地方債残高が増加し、将来負担比率は類似団体を大きく上回る数値で推移しているが、平成30年度からは地方債残高の減少や基準財政需要額算入見込額の増加により比率は改善している。現在は交付税措置率の高い起債に限定した借入を行っているため、次年度以降も比率の改善が見込まれる。有形固定資産減価償却率については、類似団体平均とほぼ同水準で推移しているが、老朽化の進んでいる施設が多いことから比率は緩やかな上昇傾向にある。今後、施設の改修等が一定必要になると想定されるため、将来負担額とのバランスに注視しながら施設の長寿命化対策に取り組む必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率、実質公債費比率ともに類似団体平均を大きく上回る数値で推移しているが、将来負担比率については、平成30年度以降数値が改善しており、次年度以降も減少が見込まれる。また、実質公債費比率についても依然として18%を超える高い水準ではあるものの、前年度から0.3ポイント改善しており、令和3年度決算では18%を下回る見込みである。比率の再上昇を抑制するため、今後の起債発行についてより精査していくほか、繰上償還についても検討し、財政健全化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2020年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2020年度)

財務書類に関する情報②(2020年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

高知県土佐清水市の2020年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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