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地方財政ダッシュボード

奈良県川西町の財政状況(2014年度)

🏠川西町

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2014年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は、類似団体平均より0.09ポイント高い0.48で、全国平均よりは0.01ポイント低くなっている。少子高齢化や人口減少による納税義務者の減少等により、町税収入が伸び悩んでいる。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は、87.4%と、類似団体平均、全国平均、奈良県平均よりも、ぞれぞれ0.2、3.9、8.6ポイント下回った。縁故債の繰上償還等を始めとした歳出削減を図っており、今後とも、義務的・経常的経費の削減に努め、収入については自主財源の確保に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

平成22年度以降も引き続き、類似団体平均を下回っている。今後とも引き続き行財政改革への取組を通じて、経費削減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、92.3であり、類似団体平均より2.8ポイント、全国町村平均より3.5ポイント低い数値となっている。今後も人件費の抑制に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口千人当たりの職員数は、10.49人と類似団体平均より1.95人少ないが、民生関係の施設が多く、全国平均、奈良県平均を上回っている。事務事業と職員数の関係を定期的に見直し、民間委託・指定管理者制度等の活用も含め、弾力的な人員配置を行うことにより、定員の適正化に努める。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率は、ここ数年、起債償還でピークを迎えていたが、それも落ち着いてきており、3.8%となった。公的資金補償金免除繰上償還や縁故債の繰上償還に取り組むなど公債費の削減に努めており、一方で、公債費特定財源(住宅新築資金返戻金、住宅家賃等)の確保にも努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率は「-%」と類似団体の中で最良となった。今後も、経常経費の削減や財政調整基金を始めとした基金の積み立て、あるいは、繰上償還による起債残高の縮減するなど、将来にわたり計画性のある健全な財政運営に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2014年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は30.0%と、類似団体平均、全国平均、奈良県平均よりも、それぞれ5.0、6.2、3.3ポイント高くなっているが、類似団体平均と比べて、人口千人当たり職員数は1.95人低くなっており、ラスパイレス指数も3.5ポイント低い状況にある。今後も人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は12.3%と、類似団体平均、全国平均、奈良県平均をそれぞれ1.1、2.0、3.4ポイント下回った。これまで経費削減に努めてきた結果、概ね下降傾向にある。電算システムの他市町村との共同化の取り組みを始めとし、今後も引き続き、経費の削減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は3.5%と、類似団体平均、全国平均、奈良県平均よりも、それぞれ0.9、8.2、6.3ポイント低い状況にある。ここ数年、数値としてはほぼ横ばい状態であるが、今後も資格審査等の適正化に努める。

その他の分析欄

その他の経常収支比率は、12.7%と、類似団体平均、全国平均をそれぞれ0.8、0.5ポイント下回り、奈良県平均と同数値となった。

補助費等の分析欄

補助費に係る経常収支比率は15.2%と、類似団体平均、全国平均、奈良県平均よりも、それぞれ0.8、5.1、5.1ポイント高くなっている。町としての経費負担のあり方や、行政効果等を再点検し、団体運営補助に係るものについては事業補助に切り替える等、見直しや廃止を行ってきている。

公債費の分析欄

起債の発行については、極力、交付税算入のあるものを発行する一方、繰上償還を実施してきたこともあり、公債費に係る経常収支比率は13.7%と、類似団体平均、全国平均、奈良県平均をそれぞれ3.2、4.5、7.3ポイント下回った。ここ数年は、公的資金補償金免除繰上償還や縁故債の繰上償還の実施等により下降している。今後も、公債費特定財源(住宅新築資金返戻金、住宅家賃等)の確保に努めるとともに、公的資金補償金免除繰上償還や縁故債の繰上償還にも引き続き取り組み、公債費の削減に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は73.7%で、類似団体平均、全国平均をそれぞれ3.0、0.6ポイント上回り、また奈良県平均は1.3ポイント下回っている。今後も町単独事業の見直しなどを実施し、経常経費の支出抑制に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2014年度)

分析欄

標準財政規模に対する実質収支額は5%以内で推移している。標準財政規模に対する実質単年度収支はほぼ横ばいとなっていたが、納税義務者の減少や小学校建設事業等により、今年度は実質単年度収支が減少している。縁故債の繰上償還実施や、基金への積み立てなどにより、財政健全化に向けた財政運営に努めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2014年度)

分析欄

住宅新築資金等貸付事業特別会計は、赤字となっているが、それ以外の会計は黒字で推移している。

実質公債費比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

前年度に比べ元利償還金等は僅かに増加したが、公的資金補償金免除繰上償還や縁故債の繰上償還に取り組んでいることなどから、ピーク時に比べ、近年減少傾向にある。小学校建設関連の償還も開始されるため、今後も、中長期的な見通しのもとに事業を実施し、起債の発行を可能な限り抑制するよう努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

縁故債の繰上償還等により「一般会計等に係る地方債の現在高」は減少していたが、平成25、平成26年度においては小学校関連事業により増加し、併せて「将来負担額(A)」も増加した。一方で、「充当可能財源額(B)」はほぼ横ばいであるため、「将来負担比率の分子」は減少傾向にある。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,