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地方財政ダッシュボード

京都府亀岡市の財政状況(2013年度)

🏠亀岡市

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2013年度)

財政力指数の分析欄

本市の財政力指数は0.58と類似団体平均の0.63をやや下回っているが、全国市町村平均の0.49よりは上回っているところである。平成21年度までは連続した伸びを見せていたが、平成22年度から連続して下がり、平成25年度は平成24年度と同数値を維持した。収納率向上対策の取り組みによる税収増加など歳入の確保を図り、人件費や物件費など歳出の更なる見直しを実施することで財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

亀岡市独自の財政健全化計画(平成17年度~21年度)に基づき、人件費や物件費など経常経費の徹底した削減により、平成21年度までは類似団体の平均を上回っていたが、各事業会計などへの繰出金や扶助費の増加、経済状況の悪化による市民税の減少等により平成22年度からは類似団体平均を下回っている。この現状を踏まえ、亀岡市行財政改革大綱に基づき、今後も中期的財政見通しを作成する中で、財政構造の弾力性の維持・向上に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均、全国平均いずれと比較しても下回っている。これは、人件費の抑制や一般事務経費を毎年精査するなど節減に取り組んできたためである。各公共施設の経年劣化に伴う修繕などが今後避けられないところであるが、亀岡市行財政改革大綱に基づき、更なる経費の抑制に取り組む。

ラスパイレス指数の分析欄

類似団体平均98.1、全国市平均98.6のいずれと比較しても本市のラスパイレス指数97.8は低水準にあるといえる。国家公務員の時限的な給与改定措置がない場合の本市のラスパイレス指数97.5も、類似団体平均97.8、全国平均98.5に比べて下回っている。今後もより一層の給与の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体平均、全国平均のいずれと比較しても平均を下回っている。これは、人件費の抑制や一般事務経費を毎年精査するなど節減に取り組んできたためである。各公共施設の経年劣化に伴う修繕などが今後避けられないが、更なる経費の抑制に取り組む。

実質公債費比率の分析欄

普通建設事業に係る起債の償還等に伴い、類似団体平均よりやや上回っている。平成25年度については、平成9年度借入の地域総合整備事業債の償還終了により元利償還金が減少(-1.3億円)したため、平成24年度に比べ実質公債費比率が減少した。今後、学校の耐震化事業等の普通建設事業費に係る起債の発行等を伴うが、起債発行の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

平成25年度については、退職手当負担見込額が減少(-2.8億円)し、ほ場整備事業に係る充当可能財源が増加(4.5億円)したため、平成24年度に比べ微減となった。しかし、類似団体平均を上回っているため、今後もより一層財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2013年度)

人件費の分析欄

平成24、25年度については、人件費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回った。人件費は職員の定員適正化計画に基づく取り組み等により減少傾向にある。これは、亀岡市独自の財政健全化計画などに基づき職員数の削減や時間外手当の抑制など徹底した内部改革を行ってきた成果である。平成23年度以降、退職者が増加していることから、今後、人件費の増加が見込まれるが、引き続き人件費抑制に努める。

物件費の分析欄

類似団体平均及び全国平均を下回っているが、平成25年度は平成24年度に比べ0.1ポイント増となっている。財政健全化計画などに基づき内部事務経費等の抑制を図っているが、今後、各種施設用備品などの経年劣化に伴う経費の増加が懸念される。指定管理者制度による民間企業の競争の原理によるコスト削減などを図り、住民サービスを低下させないことを念頭に置いた上で、抑制を図る。

扶助費の分析欄

類似団体平均及び全国平均と同様、本市においても、扶助費に係る経常収支比率は上昇の一途をたどっている。平成25年度については、障害者福祉サービス事業経費や私立保育園保育委託経費の増加が平成24年度に比べ増加した要因となっている。今後、国の各種制度の見直し等を注視しながら対応し、増加傾向に歯止めをかけるように努める。

その他の分析欄

平成24年度までは類似団体平均を下回っていたが、平成25年度は類似団体平均と同数値となっている。各公共施設の経年劣化による維持補修費が年々増加していく傾向にあるため、公共施設の管理形態なども含め施設運営などの改善を図り、今後も徹底管理に努める。

補助費等の分析欄

類似団体平均、全国平均のどちらと比べても上回っている。毎年、補助金等の支出見直しを行っているところではあるが、企業会計や一部事務組合などに対する補助が多額になっているため、今後も中期的な財政見通しを作成する中で、更なる施策の見直し、削減に努める。

公債費の分析欄

類似団体平均を上回っている。今日までの大型建設事業についての償還は一定ピークを過ぎたところであり、平成25年度については、平成24年度から0.3ポイントの減となった。各公共施設の経年劣化に伴う修繕などが今後避けられないところではあるが、中期的な財政見通しを作成する中で、市債発行限度額設定など新規発行の抑制を図っていく。

公債費以外の分析欄

類似団体平均及び全国平均を上回る結果となっている。物件費については平均より低くなっているが、人件費、扶助費、公債費、補助費等は平均より高い数値となっている。特に補助費等が大きく上回っている。今後も中期的な財政見通しを作成しする中で、更なる施策の見直し、削減に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2013年度)

分析欄

平成25年度においては、義務的経費である公債費は減少している。実質単年度収支については、この5年間で黒字は平成22年度と平成23年度のみという状況となっており、今後も厳しい財政運営が予想されるが、亀岡市行財政改革大綱に基づき、今後も中期的な財政見通しを作成する中で、引き続き財政健全化に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2013年度)

分析欄

長引く景気の低迷と雇用情勢の悪化により市税収入が減少する厳しい状況の中で、財政の健全化に取り組んでいる。一般会計においては、実質単年度収支がこの5年間で黒字は平成22年度と平成23年度のみという状況となっている。歳入においては、市税、交付税等の減少が続いており、歳出においては、扶助費、公債費が増加傾向にある。上水道会計については、給水収益の増加、水道未普及地域解消事業に伴う受託工事収益の増加等により比率が上昇している。病院事業会計においては、収益全体については昨年度より増加したものの、依然として続く給与費の増加、電気代の値上げによる光熱水費の増加、平成24年度に導入した電子カルテシステムの減価償却の発生等のため、費用が大幅にふくらんでいる。

実質公債費比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

普通建設事業に係る起債の償還等に伴い、類似団体平均よりやや上回っている。平成25年度については、平成9年度借入の地域総合整備事業債の償還終了により元利償還金が減少(-1.3億円)したため、平成24年度に比べ実質公債費比率が減少した。今後、学校の耐震化事業等の普通建設事業費に係る起債の発行等を伴うが、起債発行の抑制に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2013年度)

分析欄

平成25年度については、退職手当負担見込額が減少(-2.8億円)し、ほ場整備事業に係る充当可能財源が増加(4.5億円)したため、平成24年度に比べ微減となった。しかし、類似団体平均を上回っているため、今後もより一層財政の健全化に努める。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,