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地方財政ダッシュボード

静岡県西伊豆町の財政状況(2015年度)

🏠西伊豆町

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2015年度)

財政力指数の分析欄

人口の減少や全国平均を大幅に上回る高齢化率(平成28年4月1日現在46.8%で県内1位)に加え、基幹産業である観光業の低迷等により財政基盤が弱くなり、類似団体平均を下回っている。過疎地域自立促進計画や西伊豆町版総合戦略に基づき、町民と行政とが協働するまちづくりを展開しつつ、行政の効率化と財政の健全化を図る。

経常収支比率の分析欄

事務事業を点検・見直しを行い、経常経費削減を図ったことから83.3%となり類似団体平均を3.3%下回っている。今後も、現在の水準を維持するため、高利率の起債の繰上償還、公共施設の民間委託・指定管理者制度の活用などにより、経常経費の削減を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費、物件費等の合計額の人口1人当たりの金額は、類似団体平均を下回っているものの、全国・県平均と比較すると大幅に上回っている。主な要因として、支所・出張所や保育園・幼稚園の設置数が多いことから人件費が多額となっている。また、保有する公共施設数が多く、その維持管理に費用がかかっていることから物件費も多額となっている。今後の人口減少を考慮し、施設の統廃合や指定管理制度の活用などにより経費の削減を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、平成27年度において、98.0%で、類似団体平均を3.0%上回っている。年功的な要素が強い給料表の構造を見直すとともに、類似団体の動向を調査し、町民に理解が得られるような給料体系に改善する。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

人口千人当たりの職員数は、平成27年度において、13.19%で、類似団体平均とほぼ同率となっているが、全国・県平均と比較すると大幅に上回っている。主な要因として、支所・出張所や保育園・幼稚園の設置数が多いことから職員数の増に繋がっている。今後の人口減少を考慮し、施設の統廃合を図るとともに、より適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

平成27年度単年度の実質公債費比率は2.4%で、3年平均では3.3%となり、類似団体平均を5.4%下回っている。今後控えている公共施設等の統廃合など、大規模な事業計画を整理・調整し、現在の水準を維持できるよう、計画的な起債に努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担額が充当可能財源を上回っているため、将来負担比率は0%となった。今後も、現在の水準を維持するため、高利率の起債の繰上償還による地方債残高の減額を図る。また、財政調整基金など積立金による充当可能基金の増額ができるよう、公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)

人件費の分析欄

人件費に係るものは、平成27年度において22.9%で前年度と比較すると2.7%の減、類似団体平均を2.3%下回っている。主な要因として、職員数の減によるものだが、依然として支所・出張所や保育園・幼稚園などの設置数が多い。今後の人口減少を考慮し、施設の統廃合を図るとともに、より適切な定員管理に努め、人件費の削減を図る。

物件費の分析欄

物件費に係るものは、平成27年度において13.4%で類似団体平均と比較すると0.1%下回っている。主な要因として、支所・出張所や保育園・幼稚園の設置数が多いことから、臨時職員賃金や施設の維持管理費が多額となっている。今後の人口減少を考慮し、施設の統廃合を図り、物件費の削減に努める。

扶助費の分析欄

扶助費に係るものは、平成27年度において2.8%で類似団体平均と比較すると1.8%下回っている。今後も、現在の水準を維持するため、引き続き事業内容の精査に努める。

その他の分析欄

その他に係るものは、平成27年度において11.8%で類似団体平均と比較すると1.6%下回っている。今後は、水道施設の維持管理経費として、公営企業会計への繰出金が必要となる。また、国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療会計への赤字補填的な繰出金の増加が見込まれるが、この水準を維持するよう努める。

補助費等の分析欄

補助費等に係るものは、平成27年度において11.5%で類似団体平均と比較すると3.1%下回っている。今後も補助金を交付するのが適当な事業であるかなど、内容を精査し必要性の低い補助金は、金額の見直しや廃止を積極的に行う。

公債費の分析欄

公債費に係るものは、平成27年度において20.9%で類似団体平均と比較すると5.6%上回っている。主な要因として、繰上償還を行ったことから一時的に公債費が膨らんだ。現在の水準を維持できるよう、今後控えている公共施設等の統廃合など、大規模な事業計画を整理・調整し、計画的な起債に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係るものは、平成27年度において62.4%で類似団体平均と比較すると8.9%下回っている。今後も、現在の水準を維持するため、引き続き事業内容の精査に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

歳出決算総額は、平成27年度において、住民1人当たり915,580円となっている。総務費は、住民1人当たり415,892円となっており、類似団体平均と比較すると大幅に上回っている。主な要因として、ふるさと応援基金、財政調整基金に加え、平成27年度新たに創設した西伊豆町振興基金への基金積立金で、類似団体内で2位となっている。諸支出金は、住民1人当たり13,422円となっており、類似団体平均と比較すると大幅に上回っている。これは、普通財産取得による土地購入費で一時的なものである。今後も、事務事業の見直し、公共施設等の統廃合など歳出の合理化等を図り、健全な行財政運営に努めます。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

歳出決算総額は、平成27年度において、住民1人当たり915,580円となっている。主な構成項目である人件費は、住民1人当たり110,402円となっており、類似団体平均と比較すると3,744円下回っている。積立金は、ふるさと応援基金、財政調整基金に加え、平成27年度新たに創設した西伊豆町振興基金などにより住民1人当たり282,047円となっており、類似団体内で1位となっている。今後も、事務事業の見直し、公共施設等の統廃合など歳出の合理化等を図り、健全な行財政運営に努めます。

実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)

分析欄

平成27年度において、実質単年度収支比率は20.88%で前年度と比較すると18.42%上回っている。主な要因として、財政調整基金への積立や町債の繰上償還により大幅な増加となった。今後も引き続き、事務事業の優先度を厳しく点検し、優先度の低い事業については、計画的に廃止・縮小を進め、歳出の抑制を図っていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)

分析欄

平成27年度において、一般会計に係る標準財政規模比は5.02%で前年度と比較すると2.2%下回っている。また、他会計においても資金不足は発生しておらず、実質赤字比率と連結実質赤字比率も無く、現状では各会計とも良好な財政運営を行っている。水道事業会計は、施設の耐震化工事を予定しているため、多額の資金が必要となるため、料金の見直しが必要となっている。国民健康保険特別会計や介護保険事業特別会計は、ともに積立金が減少し、一般会計からの繰入金の増加も見込まれる。これからは独立採算の原則に立ち返った保険料の適正化、保健予防事業の強化を図り、適切な事業運営を行う必要がある。今後もこの水準を維持し資金不足が発生しないよう努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

平成27年度において、元利償還金は4億7千5百万円で前年度と比較すると3千3百万円の減額となった。今後も、現在の水準を維持するため、これから控えている公共施設等の統廃合など、大規模な事業計画を整理・調整し、計画的な起債に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

平成27年度において、一般会計等に係る地方債の現在高は、53億8千7百万円で前年度と比較すると、7億3千3百万円の増加となった。主な要因は、合併特例債(9億5千万円)の発行である。一方、平成27年度において、充当可能基金額は、46億8千1百万円で前年度と比較すると、15億6千8百万円の増加となった。主な要因として、新たに創設した西伊豆町振興基金(10億円)、財政調整基金、ふるさと応援基金などへの積立である。今後もこの水準を維持できるよう、公債費等の義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め財政の健全化を図る。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

債務償還可能年数の分析欄

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は類似団体と比較して低い水準にあり、充当可能財源等が将来負担額を上回っている状況である。。これは、西伊豆町振興基金、財政調整基金、ふるさと応援基金などの積み立てにより充当可能基財源が増加しているためである。今後も現在の水準を維持するため、これから控えている公共施設等の統廃合やインフラ長寿命化対策など大規模な事業計画を整理・調整し、計画的な起債に努めるとともに義務的経費の削減を中心とする行財政改革に努め、引き続き財政の健全化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,