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地方財政ダッシュボード

埼玉県白岡市の財政状況(2014年度)

🏠白岡市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2014年度)

財政力指数の分析欄

類似団体平均を上回る税収があるため、0.83となっているが、近年低下傾向(平成22年度から0.5ポイント低下)にあるため、各種滞納対策や休日、夜間の納税相談窓口及び納税コールセンターの開設など税の徴収強化(市税等徴収率前年度比0.1ポイント向上を目標)等による税収増加等による歳入の確保に努める。

経常収支比率の分析欄

平成21年度に実施した高利率の地方債の借換等により公債費の削減を図ったことから類似団体平均を下回っているが、扶助費は、平成24年10月の市制施行に伴い生活保護、児童扶養手当などの事務が移譲されたこともあり増加傾向にある(前年度比7.7ポイント増)。平成23年度から平成27年度を計画期間とした「第2次改革推進プログラム」に基づき、税の徴収体制の強化や受益と負担の見直し等を行い、歳入の確保を図るとともに、事務執行経費の削減、民間への業務委託の推進、指定管理者制度などの活用を図ることにより、経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均と比較して、人件費・物件費等の適正度が低くなっている要因として、ゴミ処理業務、火葬業務、消防業務を一部事務組合で行っていることが挙げられる。しかしながら、一部事務組合の人件費・物件費等に充てる負担金を合計した場合、人口1人当たりの金額は大幅に増加することになる。今後はこれらも含めた経費について、抑制していく必要がある。

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は、類似団体平均と同水準となっている。職員の給与については、民間準拠を基本とする人事院勧告に基づいて、水準の適正化を図ることとしており、今後も、人事院勧告に準拠することを基本に社会経済情勢の変化や他の地方公共団体の動向等を考慮しつつ、引き続き適正な給与水準を維持できるよう努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

一部事務組合でゴミ処理業務、火葬業務を行っていたことに加え、消防業務を平成25年4月1日より一部事務組合で行うこととなったことから類似団体平均を下回っている。しかし、平成24年10月1日の市制施行に伴う事務の権限移譲による業務量の増加から職員数が増加傾向にある。今後は定員管理適正化計画の作成を進め、より適切な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

大型投資事業の適切な取捨選択の結果、類似団体平均を下回り、減少傾向にある。今後とも、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。

将来負担比率の分析欄

類似団体平均を下回っており、主な要因としては、退職手当支給率の減及び定年退職者の増による職員数の減による退職手当見込額の減少、大規模事業の財源とした既発債の償還終了による地方債残高の減、普通交付税の増額に伴う標準財政規模の増及び財政調整基金及び特定目的基金積立による充当可能基金の増額があげられる。今後も公債費等義務的経費の削減を中心とする行財政改革を進め、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2014年度)

人件費の分析欄

平成25年度決算より、類似団体平均と比較し、人件費に係る経常収支比率は低くなったところであるが、要因としてはゴミ処理業務、火葬業務を一部事務組合で行っていたことに加え、新たに消防業務を一部事務組合で行うことになったためである。一部事務組合の人件費に充てる負担金を合計した場合には、類似団体平均を上回ることとなることから、今後は負担金として支出する分も含めた人件費関係経費全体について、抑制していく必要がある。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率が類似団体に比べ高くなっているのは、施設の維持管理業務の大部分を民間事業者等への業務委託や指定管理としているためである。このことは、物件費が類似団体平均を上回っているのに対し、人件費が平均を下回っていることに現れている。現在も平成23年度から平成27年度期間とする「第2次白岡市改革推進プログラム」のもと、民間事業者への業務委託の推進、指定管理者制度導入施設の拡大を検討しているところである。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回っているところではあるが、平成24年10月1日の市制施行に伴い生活保護をはじめとする事務が権限移譲となったことから扶助費の決算額が急激に膨らんでいる。生活困窮者の自立を支援することで、財政を圧迫する上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は類似団体を下回っているものの、公共下水道事業特別会計や国民健康保険特別会計への赤字補填的な繰出金の占める割合は高いものとなっている。平成27年度には公共下水道事業について料金改定を実施するとともに、国民健康保険特別会計においても国民健康保険料の適正化を図るところであり、今後も、普通会計の負担額を減らしていくよう努める。

補助費等の分析欄

補助費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているが、主な要因としては、ゴミ処理業務、火葬業務、消防業務を一部事務組合で行っていることが挙げられるが、補助費等のうち各種団体への補助金について、平成23年度から平成27年度を期間とする「第2次改革推進プログラム」に基づき、補助金額の見直しや廃止を行うなど適正化に努め、補助費等の削減を図っていく。

公債費の分析欄

平成21年度に実施した高利率の地方債の借換等を実施したことに加え、過去の大型投資事業に係る償還が終了してきていることから類似団体平均を下回っている。今後も緊急度・住民ニーズを的確に把握し、大型投資事業の適切な取捨選択のもと、起債に大きく頼ることない財政運営に努める。ぶ

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率は、類似団体平均を下回っているが、平成24年10月1日の市制施行に伴い権限移譲となった生活保護費をはじめとする扶助費の増加が見込まれる。平成23年度から平成27年度期間とする「第2次白岡市改革推進プログラム」のもと、事務執行経費の削減や民間事業者への業務委託の推進、指定管理者制度導入施設の拡大など徹底した歳出削減に取り組むとともに、税の徴収強化や受益者負担の適正化を図るなど歳入の確保に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2014年度)

分析欄

実質単年度収支がマイナスに転じたが、これは後年度の財政需要に備え財政調整基金を中心に積立てを行ってきたが、平成26年度においては、直近で予定しいる生涯学習施設の建設に備え、特定目的金への積立てにシフトしたためである。標準財政規模に対する財政調整基金残高割合は、平成23年度以降10%超を維持している状況であり、今後も安定した財政運営を行えるよう基金管理と財源確保に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2014年度)

分析欄

いずれの会計においても実質収支の赤字は発生していない。標準財政規模に占める黒字額の割合では、水道事業、一般会計、国民健康保険特別会計の順に大きく、水道事業は堅調な経営を続けている。一方で下水道事業については、実質収支の赤字は発生していないものの、一般会計からの赤字補填的な繰入金に依存した経営が続いている。平成27年度に使用料の改定を行うが、独立採算の原則に立ち返り、定期的に適正な使用料への改定を行い一般会計の負担軽減を図る必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

一般会計等に係る元利償還金は、平成21年度に実施した高利率の地方債の借換等により公債費の削減を図ったこと、過去の大規模事業に係る償還が終了してきたことから減少傾向にあるが、今後、都市計画道路の整備や白岡駅東部中央土地区画整理事業の本格化などが控えている。また下水道事業に関しても公共下水道事業の整備を今後も進めていく予定であることから元利償還金及び公営企業債の元利償還金に対する繰入金の大幅な減は見込めないところである。引き続き、投資的事業について取捨選択をし、元利償還期の増加を極力抑えるよう努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2014年度)

分析欄

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出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,