地域の概況
普通会計の構造(2021年度)
総額48.3億円
総額48.3億円
総額52.2億円
総額48.3億円
総額48.3億円
総額52.2億円
財政力指数は0.18と類似団体平均を下回っている。本村は、産業基盤が脆弱であり、今後状況の変化に期待できないことから、引き続き事務事業の見直し、事業の重点化を図り、行政サービスの効率化と財政の健全化に努めていく。
経常収支比率は、近年、復興関連事業費の減少に伴い増加傾向にあったが、昨年度は減少(前年度比5.5ポイント)となった。引き続き「葛尾村集中改革プラン」を確実に実施し、事務事業及び組織機構等の見直しを含め、人件費、物件費、補助費等の抑制努力を継続していく必要がある。
人口減少傾向が続く中で、人件費については、財政健全化対策の一環として抑制に努めているが、物件費については、見守り支援等の復興関連の委託料等の増が影響し、類似団体平均を大きく上回る結果となった。復興関連予算で類似団体平均を大きく上回っているが、数年先からは減少に転ずることになると思われる。
ここラスパイレス指数は、再雇用職員や任期付き職員の採用により類似団体平均を下回っているが、今後も引き続き給与の適正化に努める。
人口千人当たりの職員数は、人口の自然減と職員構成の変動により増加し、類似団体の平均を若干ではあるが上回った。引き続き効率的な事務運営を心がけるとともに、より適切な定員管理に努める。
実質公債費比率は類似団体平均を下回っている。復興関連事業の増加により予算規模が増加した事や平成15年度から地方債発行限度を設定し借入額を1億円程度に抑制してきことで実質公債費率が減少しているが、復興関連補助事業の縮小に伴い予算規模の減少と単独事業の増加により実質公債費比率が上昇してきていることから、集中改革プランに基づき計画的に地方債の発行抑制等に努める。
将来負担比率は類似団体を下回っている。主な要因としては、平成15年度から地方債の借入限度額を1億円程度に抑制してきたこと、財政調整基金の積立による充当可能基金の増額等があげられる。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう努め、新規事業の実施等については、必要性や緊急性、費用対効果等の観点から優先順位をつけ取り組むこととし、財政の健全化を図る。
人件費は、議員数の削減、職員の手当の見直し及び職員退職による欠員不補充などにより削減に努めきたが、通常業務に加え復興関連業務に対応する必要があるため、類似団体平均と比較すると高い水準で推移している。今後は人件費削減に向けた対策を講じるとともに、定員適正化計画の進行管理を行いながら、適切な水準の維持に努める。
物件費については昨年度より減少してきており、類似団体の平均値を下回っている。原子力災害による全村避難のため、施設管理等の費用が減少し低水準であったが、一部を除く避難解除により施設管理費の増加や新規の施設等の建設に伴い増加傾向にあることから、適切な水準の確保に努める。
扶助費の割合は昨年度と比べ0.5ポイント減少しており、類似団体平均を下回っている。今後も、自立支援等を進めるとともに、資格審査等の一層の適正化を図る
その他に係る経常収支比率は、類似団体平均より若干上回った。介護保険特別会計等の他会計への繰出金等年々増加している経費もあるため、事業内容の見直し等により、普通会計の負担額を減らしていくよう努める。
補助費等については、復興関連補助金等もあるが、類似団体平均値を下回っている。今後も事業経費の負担のあり方や、行政効果を精査し、補助金の廃止、縮小、終期の設定等により整理合理化を図る。
公債費は減少してきているが類似団体を上回った。復興関連補助事業の縮小に伴い地方債発行額が増加しており、地方債発行抑制を行いながらも、計画的な地方債の発行に努める。
公債費以外に係る経常収支比率は、昨年度と比べ5.4ポイント下回り、類似団体平均を下回った。今後とも、事務事業について精緻に見直しを図り経費削減に努めていく。
東日本大震災及び原発事故からの復興事業に係る事業増により農林水産業費について、類似団体の平均額を大きく上回っているが、今後2~3年程度は復興事業の兼ね合いもあり高水準で推移する見込みである。民生費についても類似団体の平均額を大きく上回っているが、復興事業にかかる事業費のため、次年度以降も同程度で推移していく見込みである。災害救助費が近年増加しているが、令和元年度の台風災害の復旧であり、令和3年度でほぼ復旧が完了したため次年度以降は事業費が減少していく見込みである。今後の人口は長期避難の影響により大きく変動することが想定されるため、復興計画等の着実な実施と併せて、より健全な財政をめざしていく。
類似団体内順位24位/ 151団体
類似団体内順位74位/ 151団体
類似団体内順位68位/ 151団体
類似団体内順位13位/ 151団体
類似団体内順位6位/ 151団体
類似団体内順位1位/ 151団体
類似団体内順位84位/ 151団体
類似団体内順位1位/ 151団体
類似団体内順位2位/ 151団体
類似団体内順位85位/ 151団体
類似団体内順位18位/ 151団体
類似団体内順位115位/ 151団体
類似団体内順位56位/ 151団体
類似団体内順位85位/ 151団体
東日本大震災及び原発事故からの復興事業に係る普通建設事業費については、前年に対し下回ったが、類似団体の平均値について大きく上回っている。物件費についても復興事業による事業費が大きく占めており、今年度の事業費は前年度に比べ増加しており類似団体の平均値と比較しても大きく上回っている。災害復旧事業費は令和元年に発生した台風被害により増加となっているが、年度内に復旧しきれなかったため次年度も見込まれる。今後の人口は長期避難の影響により大きく変動することが想定されるため、復興計画等の着実な実施と併せてより健全な財政をめざしていく。
類似団体内順位56位/ 151団体
類似団体内順位123位/ 151団体
類似団体内順位18位/ 151団体
類似団体内順位39位/ 151団体
類似団体内順位8位/ 151団体
類似団体内順位3位/ 151団体
類似団体内順位2位/ 151団体
類似団体内順位118位/ 151団体
類似団体内順位32位/ 151団体
類似団体内順位2位/ 151団体
類似団体内順位85位/ 151団体
類似団体内順位102位/ 151団体
類似団体内順位37位/ 151団体
類似団体内順位3位/ 151団体
類似団体内順位1位/ 151団体
財政調整基金は、標準財政規模の10%を大きく上回っており、不測の事態に対応できる備えが整っている。実質収支比率は増加し、望ましいとされるおおむね3%~5%程度を大きく超えているが、財政規模が小さいことから増減が激しい結果となっている。今後は15%前後で推移するよう努める。実質単年度収支については、震災復興特別交付税及び国県補助金等により36.72ポイント増加したが、財政規模が小さいことから増減が激しい結果となっている。今後も引き続き財政の安定化に努める。
普通会計及び特別会計においても赤字は生じていない。今後も赤字に転じることのないよう、財政の健全性を確保していく
公債費に関しては、起債発行額の抑制と償還期間満了による元利償還金の減少により年々縮小してきていたが、防災等の事業により増加傾向にある。新規発行分についても交付税措置率の高い有利な起債を発行し、実質公債費比率上昇を抑制しているが、今後も適正な管理に努め、公債費の圧縮を図る。
満期一括償還地方債を利用していない
将来負担比率の分子は、将来負担額に対し充当可能財源(充当可能基金)が大きいため、マイナスとなっている。これは、公共インフラ等整備に係る震災復興関連基金額が多額であることが要因である。今後は震災復興関連基金が急激に減少することを想定し、財政の健全性の確保を維持する。
(増減理由)原子力災害の賠償金及び基金型補助事業等により1,077百万円積み立て、基金を637百万円取り崩して事業を行ったため、基金残高は6,644百万円に増加した(今後の方針)震災関連基金は復興関連事業の終了と共に廃止するため、震災関連基金以外の基金の適正な維持に努める。
(増減理由)362百万円の積立により、910百万円に増加し昨年同様健全な規模を維持している。(今後の方針)今後も不測の事態に備え、適正な規模の財政調整基金の確保に努める
(増減理由)増減なし(今後の方針)今後も不測の事態に備え、適正な規模の減債基金の確保に努める。
(基金の使途)東日本大震災にかかる復旧・復興事業費等に充当している。公共用施設等の維持更新費等に充当している。むらづくり・子育て・再エネ・農畜産業の推進に充当している。(増減理由)震災復興基金については、原子力災害の賠償金及び基金型事業により538百万円積み立て、事業の進捗に伴い基金を55百万円取り崩している。公共用施設維持基金については、原子力災害の賠償金等により70百万円の積立をしており、事業の進捗に伴い9百万円取り崩している。その他の特定目的基金については、子育て・定住促進・再エネ・農畜産業の推進のため106百万円の積立、419百万円を取り崩している。(今後の方針)震災関連基金は復興関連事業の終了と共に廃止するため、震災関連基金以外の基金の適正な維持に努める。
類似団体平均、全国及び県平均より下回っている。東日本大震災復興関連事業の影響により、被災した建物の解体や新たな施設の整備が進められていることにより、有形固定資産減価償却率が減少傾向にある。今後施設の整備が終息していくことにつれ、償却率が上昇していくことが想定されるため、公共施設総合管理計画等に基づき、適切な財産の管理・運用を実施していく。
類似団体内順位9位/ 145団体
地方債等の将来負担額を充当可能基金残高が上回っている。
類似団体内順位1位/ 151団体
地方債等の将来負担額を充当可能基金残高が上回っているため、将来負担比率の数値が計上されない。
地方債等の将来負担額を充当可能基金残高が上回っているため、将来負担比率の数値が計上されない。実質公債費比率については微減したが、過度に負担が増えないように引き続き注視していく必要がある。
東日本大震災復興関連事業の影響により、被災した建物の解体や新たな施設の整備が進められていることにより、有形固定資産減価償却率が減少傾向にある。なかでも公営住宅においては、被災により古い住宅が解体されたことに加え、復興公営住宅を整備したことにより減価償却率の減少が顕著となっている。今後、復興事業で整備した資産の維持修繕及び更新等がまとめてくることも想定されるため、計画的に維持管理等を実施していくことが必要と思われる。
類似団体内順位27位/ 142団体
類似団体内順位22位/ 136団体
類似団体内順位1位/ 141団体
類似団体内順位123位/ 128団体
類似団体内順位18位/ 141団体
類似団体内順位66位/ 101団体
東日本大震災復興関連事業の影響により、被災した建物の解体や新たな施設の整備が進められていることにより、有形固定資産減価償却率が減少傾向にあるが、福祉施設・庁舎が類似団体と比較して高い傾向にある。これは福祉施設と庁舎が築25年~40年を迎えていることが理由に挙げられる。日常の重要性だけでなく、災害時の対策本部の設置箇所や避難所に指定されている施設が多数あるため公共施設総合管理計画等に基づき維持管理・更新等を実施していく。
類似団体内順位52位/ 123団体
類似団体内順位33位/ 93団体
類似団体内順位22位/ 43団体
類似団体内順位95位/ 109団体
類似団体内順位94位/ 142団体
これまでに一般会計等においては約245.73億円の資産を形成してきた。そのうち、純資産である約228.36億円(92.9%)については、過去の世代や国・県の負担で既に支払いが済んでおり、負債である約17.37億円(7.1%)については、将来の世代が負担していくことになる。また、全体会計では資産は約248.93億円、純資産は約231.55億円(93.0%)、負債は約17.38億円(7.0%)となっている。更に、連結会計では資産は約254.52億円、純資産は約236.53億円(92.9%)、負債は約17.99億円(7.1%)となっている。
令和3年度の計上費用総額は、一般会計等で約22.26億円となっている。一方、行政サービス利用に対する対価として住民の方々が負担する使用料や手数料など経常収益は一般会計等で約1.65億円となっている。経常費用から経常収益を引いた純経常行政コストは一般会計等で約20.61億円、臨時損益を加えた純行政コストは約22.85億円となっている。また、純行政コストは全体会計で約27.86億円、連結会計では約29.99億円となっている。
令和3年度末純資産残高が一般会計等において、約228.36億円となっている。また、全体会計では約231.55億円、連結会計では約236.53億円となっている。純資産変動計算書の本年度純資産変動額は、企業会計の利益剰余金の増減にあたるところでもあり、今後の推移をみる必要がある。
本年度資金収支額は一般会計等で約2.78億円のプラスで、資金残高は約3.86億円に増加した。全体会計では約2.83億円のプラスで、資金残高は約4.90億円に増加し、連結会計では約2.79億円のプラスで、資金残高は約5.07億円に増加した。
これまでに一般会計等においては約245.73億円の資産を形成してきた。そのうち、純資産である約228.36億円(92.9%)については、過去の世代や国・県の負担で既に支払いが済んでおり、負債である約17.37億円(7.1%)については、将来の世代が負担していくことになる。
純資産比率は、92.9%となっており、平均値より高い水準となっている。資産を100万円で購入した際の自己資金と借金の割合を例とすると、本村は自己資金が92.0万円、借金が8.0万円ということになり、負債が少ない状況となっているが、資産の老朽化が進め比率が低下していくことになるため、今後、世代間のバランスを見ながら資産の更新や形成をしていく必要がある。
171万円と、住民一人当たりのコストは類似団体平均値と比較すると高めの水準になっている。
住民一人当たりの負債額は130.1万円で、類似団体平均値の163.8万円より低めの水準となっている。
受益者負担割合は7.4%で、経常費用を経常収益で賄っている割合は平均値より高い水準になっていて、経常費用を経常収益で賄えている割合は平均より高くなっている。
福島県葛尾村の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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