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地方財政ダッシュボード

北海道えりも町の財政状況(2015年度)

🏠えりも町

地方公営企業の一覧

簡易水道事業 特定環境保全公共下水道 漁業集落排水


収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2015年度)

財政力指数の分析欄

漁業が基幹産業である当町では、他業種法人による税収の伸びは限定的な状況である。水産業についても、大多数が個人経営体であり、税収は多少の増減はあるもののほぼ同水準で推移していることから財政力指数を押し上げる要因とは成り難い状況である。今後は人口減少による税収総体の減少が懸念されるが、栽培漁業の推進等により資源の確保、各経営体の所得増加につながるよう努める。

経常収支比率の分析欄

平成27年度は、普通交付税の増により前年度から5ポイント改善しているが、類似団体の平均値と比較し高い状況となっている。人件費に対しての経常収支比率が最も高くなっている。事務事業の見直しや職員数の抑制など行財政改革により、引き続き歳出の徹底的な削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費については、町立高等学校を保有していることや保育所を直営で運営していることなどから、類似団体よりも職員数が多い状況である今後においても引き続き事務事業の見直しを進め経費削減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度と比較し、0.7ポイント上昇しているが、これは職員構成の変動によるものである。今後においても給与及び職員数の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

類似団体の平均値を上回っているのは、町立高等学校の教職員と直営保育所の保育士によって職員数が多いためである。今後においても組織・機構の見直しを実施し、効率的な財政運営に努める。

実質公債費比率の分析欄

地方債発行限度額の設定によりその発行を抑制してきた。借入残高の減少に伴い、元利償還額も減少していくことから、実質公債費比率も同じく減少していくものと見込んでいる。

将来負担比率の分析欄

地方債現在高の減少と標準財政規模の増大により、将来負担比率は大きく減となっているが、地方債発行限度額の設定や退職による新採用職員の抑制の実施により、引き続き将来負担比率の低下につながるよう努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2015年度)

人件費の分析欄

類似団体の平均値より高い水準にあるが、これは町立高等学校の教職員と直営保育所の保育士によって職員数が多くなっていることがその要因である。

物件費の分析欄

燃料価格や物価に左右されやすく、施設の運営管理費も増加傾向にあることから、継続的な経費削減への取り組みが必要である。事務事業の見直しを引き続き行い、一層の経費節減に努める。

扶助費の分析欄

乳幼児や心身障害者等の急増がないことから、類似団体の平均値を下回り、かつ、安定的に推移している。

その他の分析欄

類似団体の平均値と同水準ではあるものの、国民健康保険特別会計や診療所特別会計への繰出しが多額であることから、より一層の経費節減に努める。

補助費等の分析欄

類似団体の平均値を下回ってはいるものの、引き続き各種団体への補助金の見直しを進め、その適正な執行を図る。

公債費の分析欄

類似団体の平均値よりやや高い水準にあるものの、地方債発行限度額を設定し、その抑制を図ってきたことから元利償還額は減少しており、今後も減少していく見込みである。

公債費以外の分析欄

人件費が比較的高い水準にあるため、類似団体の平均より上回っている。町税等の徴収率向上対策により安定した歳入の確保に努め、また、引き続き事務事業の見直しを進め効率的な行財政運営に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

地方債の発行限度額の設定による発行額の抑制と、事務事業の見直しにより経費の節減に努めており、ほとんどが類似団体内平均値を下回っている。教育費は、町立の高等学校を運営していることから、平均値を上回っているものと分析する。引き続き地方債発行額の制限による公債費の抑制や、事務事業の見直しによる経費節減を進める。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2015年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

人件費を除き、類似団体内平均値と同水準か低い状況となっている。人件費は町立の高等学校を1校と直営の保育所を3か所運営していることから、その教職員と保育士がコストを押し上げる要因となっている。その他の費用については、事務事業の見直し等を継続的に行い経費の削減に努めているところであるが、特に普通建設事業は、地方債発行限度額を設定し、事業を厳選し実施していることから類似団体内平均値を大きく下回っている。事務事業の見直しを引き続き行い経費削減を図るとともに、必要な事業については十分に精査を行ったうえで実施する。

実質収支比率等に係る経年分析(2015年度)

分析欄

行財政改革により効率的な財政運営に努め、基金の積み増しを行うことができた。今後も事務事業の見直しを進め、財政調整基金に頼らない収支均衡を図った財政運営に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2015年度)

分析欄

全会計において黒字決算であることから、連結赤字決算比率には該当しない。今後とも黒字決算を目指し、安定した歳入の確保と経費の節減に取り組むことが重要である。

実質公債費比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

公債費負担の軽減のため、地方債の発行限度額を独自に設定し、また、公営企業債においても事業を厳選するなど、地方債の発行を抑制してきた。以上の取り組みにより、平成21年度がピークであった元利償還金は年々減少しており、実質公債費比率も減少していく見通しである。

将来負担比率(分子)の構造(2015年度)

分析欄

平成25年度に債務負担行為に基づく支出予定額は皆減し、地方債現在高及び公営企業債等繰入見込額においても減少していることから、将来負担比率は今後も減少していく見通しである。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

債務償還可能年数の分析欄

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率と実質公債費比率がともに減少傾向にあるが、地方債の発行額を抑制したことによる、地方債残高の減少が要因である。

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,