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人口の減少や村内に中心となる産業が少ないこと等により、財政基盤が弱く類似団体の中でも低い指数(0.07)となっている。職員数の削減(平成17年度より平成27年4月1日現在で10人削減(消防含む)、公共事業の計画的執行をはじめ、集中改革プランに沿った施策の推進を図り、活力有る村づくりを展開しつつ財政の健全化を図る。
平成17年度の105.9%をピークに、平成21年度決算以降90%前後の比率となっているが、平成26年度決算では前年度比1.3%悪化して91.8%となった。人件費が下げ止まり、公債費は若干づつ改善しているが依然として高い比率で推移している。また近年は物件費も上昇傾向にある。今後も公債費の削減を中心に改善を図る。
人件費については平成17年度より職員数を10人削減しているが、今後計画的な採用により上昇を抑え、物件費については各種委託料の見直しや旅費・需用費の抑制及び予算編成時のシーリングの実施などにより削減を図る。しかし人口の減少が止まっていない状況のため人口1人当たりの決算額は悪化する傾向にあると思われる。
人口千人当たりの職員数は類似団体平均値を上回っている。平成17年度と比較して10人削減しているが、今後も行政サービスを維持しつつ計画的な職員採用を実施し削減を図る。
実質公債費比率は類似団体平均値を上回っている。公債費は、平成14年度から平成16年度がピークで現在減少している。新規発行地方債の抑制や繰上償還を実施し、地方債残高の減少に努めているが、今後も引き続き地方債残高の減少を図り、公債費の抑制に努める。
近年の新規発行地方債の抑制や繰上償還による地方債残高の減少及び基金の増加により将来負担比率は無しとなっている。今後も地方債残高を抑え、将来負担比率無しの状態を維持するよう努める。
平成24年度までは類似団体平均値を下回っていたが、平成25年度・平成26年度と上回っている。電算関係経費の増などにより、今後も悪化が懸念されるが、各種委託料の見直しや、旅費・需用費の抑制及び予算編成時のシーリングの実施などにより抑制を図る。
類似団体平均値を下回っているが、繰出金については公営企業の継続事業による公債費の増や医療費が高い水準で移行していること等により、今後悪化が懸念される。保険税や公営企業の使用料徴収体制の強化を図り、操出基準を超える操出金の抑制に努める。
公債費は類似団体平均値を上回っている。主な要因として港湾・漁港の整備や学校教育施設の整備、道路改良事業等であるが、近年新規発行地方債の抑制や繰上償還の実施により地方債残高の減少に努めている。今後も地方債残高の減少を図り、公債費の減少に努める。
類似団体平均値を下回っているが、人件費が下げ止まり物件費が上昇傾向にあることにより今後悪化が懸念される。予算編成時のシーリングの実施などにより抑制に努める。
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