西原村:工業用水道事業

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は100%以上となっているので、健全経営が出来ています。当事業体は予算総額約2千万円の小規模経営体です。供給企業の少しの生産調整による売上変動でも、比率が大きく振れる特徴があります。②累積欠損金比率は0%ですので、健全経営が出来ています。③流動比率(%)は100%を下回ってはいないので、健全経営が出来ています。小規模経営体であるために、平成30年度は一時的に、未払金が約5,000千円発生した為に、流動性比率下がりましたが、令和元年度以降は未払金があまり発生していないために、通常通りにもどりました。④企業債残高対給水収益比率(%)企業債残高は0円なので、健全経営が出来ています。⑤料金回収率は、100%を上回っているので、健全経営が出来ています。⑥給水原価(円)は全国平均よりも低く、28年度からは熊本地震被災による復旧費等の増大により大幅に増加していましたが、現状は経費が削減されおり、大幅に減少しています。⑦施設利用率は、全国平均を上回っているので、健全経営が出来ていると判断しています。⑧契約率(%)は約68.00%となっています。企業の生産量に連動するため、景気に左右される要素を持っています。契約水量が増加し、契約率が増加しています。

老朽化の状況について

ほとんどの施設が昭和61年(1986年)に建設を行っています。現在のところ、老朽化による事業への影響はありません。しかし、配水池などの施設や水道管ともに年々老朽化が進んでいるため、計画的・効率的な更新を実施していく必要がある。また老朽管については管路更新整備計画を策定し、効率的な布設替えを行い安定的な給水確保を図る必要があります。

全体総括

経営の健全性及び効率性に係る指標を分析すると、おおむね健全な状態ではありますが、配水管などの構築物の耐用年数を考えながら、計画的に施設更新の計画を立てる必要があると、考えております。

類似団体【極小規模】

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