経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%以上となっているので、健全経営が出来ています。当事業体は予算総額約2千万円の小規模経営体です。供給企業の少しの生産調整による売上変動でも、比率が大きく振れる特徴があります。②累積欠損金比率は0%ですので、健全経営が出来ています。③流動比率(%)は100%を下回ってはいないので、健全経営が出来ています。小規模経営体であるために、平成30年度はは一時的に、未払金が約5,000千円発生した為に、流動性比率下がりましたが、本年度は未払金があまり発生していないために、通常通りにもどりました。④企業債残高対給水収益比率(%)企業債残高は0円なので、健全経営が出来ています。⑤料金回収率は、100%を上回っているので、健全経営が出来ています。⑥給水原価(円)は全国平均よりも高くなっていますが、小規模経営の為に、売上に大きく左右されます。経常収支では黒字を保っています。健全経営が出来ていると判断しています。⑦施設利用率は、全国平均を上回っているので、健全経営が出来ていると判断しています。⑧契約率(%)は約50.50%となっています。企業の生産量に連動するため、景気に左右される要素を持っています。契約水量が減少したため、契約率が減少しています。
老朽化の状況について
ほとんどの施設が昭和61年(1986年)に建設を行っています。現在のところ、老朽化による事業への影響はありません。しかし一部施設やポンプ設備、電気設備については、適切な時期に適切な更新が必要と考えております。
全体総括
おおむね健全経営を行っていると思っていますが、配水管などの構築物の耐用年数を考えながら、計画的に施設更新の計画を立てる必要があると、考えております。