梼原町:国保梼原病院

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

地域において担っている役割

近隣町唯一の急性期病床を有する病院として、地域住民の健康維持、地域医療に取り組み、小児から高齢者まで、すべての科の初期医療救急疾患に24時間365日対応できる医療体制を維持し、町内はもとより隣町、県外の救急患者を受け入れる救急告示病院としての役割も担っている。

経営の健全性・効率性について

病床利用率が70%以上へ回復し、この5ヵ年で最も高い利用率となった。その一方、職員の増員等による人件費の増加により、職員給与費対医業収益比率もこの5ヵ年で最高となった。経常収支比率が改善されず、3年連続100%を下回り、開院以来初めて累積欠損金が発生した。

老朽化の状況について

開院から20年を過ぎ、有形固定資産・機器備品ともに、減価償却率が年々上昇し5ヵ年で最高となっている。当初から整備している機器等の老朽化に伴う買い替えや、施設整備の修繕等を継続的に行っている状態である。

全体総括

経常収支比率の悪化、及び累積欠損金の発生の要因の1つは、新規採用による職員の増員や定期昇給による人件費の増である。職員の定年退職に備え、継続的に職員を採用していき、職員数が増加するため、今後も人件費は継続して増加していく可能性がある。また、老朽化に伴う医療機器等の更新による減価償却費の増も医業費用の増加に影響している。医療圏域の人口減に伴う患者数の減少は予測できるため、医業収益の増加は望みにくいが、近隣地域唯一の救急告示病院として担っている医療の提供を維持していくためには、必要な人材・人員・設備・機器等を確保・維持していかなくてはならず、収支比率を改善し累積損益を解消することは極めて難しい課題である。

類似団体【7】

稚内こまどり病院 国保病院 国保月形町立病院 上富良野町立病院 町立病院 国保町立和寒病院 下川病院 遠別町立国保病院 国保病院 国保病院 国保病院 豊富町国民健康保険病院 国保病院 むかわ町鵡川厚生病院 門別国保病院 国保病院 新ひだか町立三石国民健康保険病院 広尾町国民健康保険病院 標津町国民健康保険標津病院 利尻島国保中央病院 外ケ浜中央病院 国保大間病院 大東病院 奥州市国民健康保険まごころ病院 国保沢内病院 国保種市病院 石巻市立牡鹿病院 気仙沼市立本吉病院 登米市立米谷病院 大崎市民病院岩出山分院 蔵王町国民健康保険蔵王病院 八幡病院 町立病院 宮下病院 笠間市立病院 市民医療センタ- 君津中央病院大佐和分院 奥多摩病院 ゆきぐに大和病院 牧丘病院 松本市国民健康保険会田病院 上田市立産婦人科病院 国保東栄病院 信楽中央病院 国保京丹波町病院 京都市立京北病院 災害医療センター 浜坂病院 アイセンター病院 公立村岡病院 五條病院 飯南町立飯南病院 隠岐島前病院 国立病院機構岡山市立金川病院 公立下蒲刈病院 北広島町豊平病院 周防大島町立橘病院 那賀町立上那賀病院 海南病院 国保梼原病院 国保大月病院 みどりの杜病院 宇城市民病院 国民健康保険 天草市立 新和病院 宮崎市立田野病院 日向市立東郷病院 椎葉村国民健康保険病院 西郷病院 市立坊津病院 町立病院 久米島病院