宿毛市：公共下水道【地方財政ダッシュボード】

経営の健全性・効率性について

公共下水道事業の経営状況については、単年度収支はやや改善しつつも、依然として赤字決算が続いており、抜本的な対策が急務となっております。当事業においても他２事業と同様に、経費回収率や汚水処理原価において、僅かな改善が見受けられるも、施設利用率の低さは他市の類似施設と比較しても際立って低い率に留まっている状況です。

老朽化の状況について

供用開始から13年を経過するも、比較的新しい施設であるため、現時点での顕著な老朽化は確認されておりませんが、流入する汚水量は年々増加傾向にあります。原因として考えられるのは、埋設管のズレやひび割れ等からの侵入水が懸念され、今後は管渠内調査も必要と考えております。

全体総括

このような状況下、近年、下水道加入者増をめざし、様々な加入促進キャンペーンを独自に行っておりますが、利用者増には至ってないのが現状です。健全性・効率性の観点から、汚水処理場の備える処理能力を生かすための取り組みとして、平成28年度から公共下水道事業計画の効率化を目的とした計画策定を行います。具体的には、二ノ宮処理場施設との統合を検討し、現状に即した既存施設の最適化を図るものとなります。

宿毛市：公共下水道

地方公共団体

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経営比較分析表（2014年度）

経営の健全性・効率性について

老朽化の状況について

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