経営の健全性・効率性について
本町は、島根半島の沖合約60km2に浮かぶ離島であり、人口密度も高くないことから装置産業である下水道事業を経営するには、厳しい環境にあります。[①収益的収支比率]は、過去5年間で40%台でほぼ横ばいであり、引き続き一般会計からの繰入金の補填が必要な状態にあります。。。。。。。。。。。。。。。。[経費回収率]・[施設利用率]・[水洗化率]は類似団体の平均値を上回っていますが、更なる改善に向けて努力を続けて参ります。。。。また、平成38年度までの経営見通しや投資計画に基づく「経営戦略」を策定し、健全な経営に取り組んでいきます。
老朽化の状況について
管渠については、完成から10年程度とまだ更新までは期間があるため、予定はしておりません。その他機械・設備については、長寿命化支援事業を計画的に実施していくことにより、設備の適切な管理に努めて参ります。
全体総括
下水道事業は、家庭や事業所などから排出される汚水を処理して、公衆衛生の向上・公共用水域の水質保全に貢献するとともに雨水を速やかに排除して浸水被害を防ぐ重要な役割を担っています。。そのために「経営戦略」を着実に実行し、適切なローリングを実施することで、経費の削減及び適正な収入の確保、また施設の適正化を進めるなど、引き続き経営努力を行っていきます。